温泉巡り旅の醍醐味

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おんせん県おおいた♨鉄旅 ⑥ 天ヶ瀬駅~七里田温泉「下湯」(再々訪)✧

 
前回の続きです。
天ヶ瀬温泉・ホテル水光園さんを出発して、僅か徒歩2分でJR久大本線「天ヶ瀬駅」に到着しました。
そして・・・乗継極悪だった往路とは打って変わって!! 復路は「JR大分駅」まで【直通✧】の、10:53発
「特急ゆふ3号」に晴れて乗車して、再び「玖珠(くす)盆地」をぐるっと取り囲んでいる、国内ではおそらく
此処だけの珍しい「メサ地形」の風景を余裕~で楽しみながら、楽々~~向かいました✧^^



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「JR天ヶ瀬駅」駅舎
 
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国道210号線の高架が駅舎とホームの上を走っています!!
 
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時間通り!!「特急ゆふ3号」が入線して来ました~✧ ・・・しかし・・・
よく見ると・・・・・・何だか冴えない(色合い)感じ・・・(- -;;;)
 
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 しかし!!! 赤黒く残念な外観のわりには・・・車内はかなり綺麗でオシャレ✧^^
 
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そして・・・隣駅「日田」始発のためガラガラで、しばらくの間は自分だけの貸切状態
でした!!!✧^^しかし「由布院駅」を過ぎると「窓側」は全て埋まってきました~~
それにしても自分は根暗なので・・・終着駅まで隣に誰も来なくて超ラッキー(✧▽✧)♬
 
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「玖珠(くす)盆地」の周囲は、南側を「万年山(はねやま)」「伐株(きりかぶ)山」、そして
「青野山」「大岩扇山(おおがんせんざん)」「小岩扇山」「鏡山」といった「メサ」が
ぐるっと取り囲んでいる、国内でも非常に珍しい地形の景観を見られる盆地です!!✧
なかでも「万年山」↑は、上下二段階の「二重メサ」という非常に珍しい地形です!!!
 
 
 
「メサ」とは・・・長い年月をかけて侵食によって形成されたテーブル状の台地のことで「卓状台地」とも
呼ばれ、さらに浸食が進み孤立丘となったものは「ビュート」と呼ばれています。
「伐株山」(↓↓写真左側)をはじめ、「川上岳」「角埋山(つのむれやま)」と、日本国内で「ビュート」が
これだけ集中して見られるのは非常に珍しいとのこと!!!!!
 
 
 
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やがて・・・非常に珍しい「ビュート」地形の「伐株山(きりかぶやま)」が見えてきます✧
 
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この角度から見ると・・・殆ど左右シンメトリーの美しい「ビュート・伐株山」✧
 
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窓からも「豊後森駅」付近からは摩訶不思議な風景を楽しめます!!✧
 
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やがて・・・列車は「玖珠盆地」を通り抜け、由布院方面へ向かって行きます~~
「伐株(きりかぶ)山」も、この角度からは・・・いまひとつ歪な形に見えました・・・(^^;;;
 
 
 
そして・・・「玖珠盆地」を抜けた、約1時間半強の乗車時間の半分は熟睡して過ごし・・・
ふと起きると、そろそろ「JR大分駅」に到着するところでした・・・(- -;;;)
 
 
 
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ちょうど熟睡から覚めたところ・・・「JR大分駅」の少し手前あたりの風景✧
 
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JR大分駅1階の、カフェテラスのようなオシャレな休憩スペース✧
   豊肥本線に乗車する間・約35分の待ち時間を↑↑で過ごしました^^   
 
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改札口付近の壁には可愛いキャラクター「くろちゃん」が描かれています(*≧▽≦*)


 
さらに次は、豊肥本線(別名・九州横断鉄道)の中間点あたりに位置する「豊後竹田駅」まで乗車しますが、
この路線には楽々行ける良い特急が無く・・・
13:05発の普通列車に延々と揺られて、約70分後の14:15に到着しました・・・。
しかし、ここは自分「乗り鉄」ゆえ・・・何の苦も感じることなく、楽しみながら乗車しましたが、こちらも
目的地が終着だったので安心してしまい・・・半分以上は、不覚にも爆睡してしまった感じでした(><;;)
なので・・・車窓からの写真は全くありません(;ω;)
 
 
 
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「JR大分駅」ホームのベンチから☆
↑↑写真を撮っていた時・・・右側にイケメン男子高校生クンの軍団が居ましたが・・・
自分がカメラを構えていたら・・・気を利かせて?少しよけて(逃げて?)くれました✧
 
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「豊後竹田駅」に到着して皆さんが降車したあとに↑↑を☆
 
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「豊後竹田駅」からさらに熊本県に向かう普通列車「阿蘇行き」
※ 本来「阿蘇駅」~西へ行きますが・・・熊本地震の影響でまだ不通となっていました・・・

       早期の復旧を心からお祈りいたします。

 

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「JR豊後竹田駅」の駅舎は、まるでお城のような外観!!
背後の岩山には「落門の滝(下木の滝)」があります!!!✧(←写真右上部)
 
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「豊後竹田駅」前には「大野川」の支流「稲葉川」が流れています~~✧
この左岸には、以前入湯した竹田温泉 花水月(はなみずき)さんが佇んでいます♨
 
 
 
「豊後竹田駅」からは、さらにバスに約30分ほど乗車して・・・この旅程で一番の目的地である七里田温泉・
下湯(したんゆ・別名; ラムネの湯)に向かいます♨✧
駅前から14:35発の「大野竹田バス」に約30分間乗車して、15時過ぎに「都野」バス停に到着しました。
そこからは「大船山」方面に向けて・・・約25分のウォーキングが待っていました(><;;;)
歩くのは大嫌いな自分ですが・・・大大大好きな「下湯」に再び逢えるかと思うと、足取りも軽く~~♬^^
素晴らしい景色を楽しみながら何とか歩いて行きました♬✧^^
 
 
 
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「都野バス停」より数mほど歩いて左折し、小道を上って行くと「くじゅう連山」の
ひとつ「大船山」などが見えてきて爽快(✧▽✧) 心から癒される風景です♡^^
 
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途中、立派な山門・鐘楼を持つ専精寺さんが左側に鎮座されています(_ _*)
 
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ゆる~い坂道を登って行くと右側に↑↑の癒しの田園風景が広がって来ました~(*≧▽≦*)

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やがて・・・紛らわしいY字路がありますが↑↑は左側へ進みます~~(- -;;
 
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そして・・・もう一回紛らわしいY字路がありますが↑↑は右側へ行きます~~
 
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少し歩いて行くと左側に「大船山」が綺麗に見えてきます✧^^
 
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あ~~!! やっと見覚えのある、懐かし~い七里田温泉館さんの建物が見えて
きました~~(✧▽✧) レンタカー移動と違って新鮮な感動です♬^^
(でも金輪際もう二度と歩きたくない超絶怠慢な自分が居ます^^;;;;;)
 
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 七里田温泉館さんに近づくにつれてドキドキしてきます~~♬^^これも徒歩ならではの感動!!✧
 
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 あ~~っ!!!此処は・・・以前レンタカーから見た駐車場~~!!   しかし・・・今回の収獲は
車では決して気付かなかった「大船山」がこの場所から見えるということ!!!✧^^
 
 
 
くじゅう連山のひとつ「大船山(たいせんざん)」の南東麓に、ひっそりと佇む知る人ぞ知る秘湯・七里田
(しちりだ)温泉は、わずか100m足らずの距離を置いて、色も入浴感も全く異なる2種類の炭酸水素塩温泉思いっきり堪能できる素晴らしい温泉施設です!!
 
そのひとつ・下湯(したんゆ)通称・ラムネの湯の歴史は古く、太古の時代から湧出し、鎌倉時代からは
長い間、地元の方々の共同浴場として親しまれてきたとのことで・・・
七里田温泉館・木乃葉の湯が出来るまでは、七里田温泉のメインの共同浴場で、地元の方々による温泉組合で
管理され、黄色い建物(↓写真の方です)の2階は、集会場として利用されてきたということでしたが、
あまりにも多くの炭酸ガスを含有するゆえ・・・
中毒症状を起こして死亡者も出たほどで・・・一時は閉鎖も考えられたとのことです!!!
その後まだまだ記憶に新しい、2016年4月の熊本~大分県で起こった大地震によって一旦、温泉が枯渇し
(湯脈が断裂?)供給されなくなってしまったようですが・・・
とっても喜ばしいことに・・・再び、復活を果たした!!!・・・とのことです♨✧^^

まずは、フロント前にある券売機で入浴料をお支払いして、下湯鍵を受付の感じ良い60代位の男性に貸して
いただくと同時に、鍵の補償金1,000円をお預けして(←返却時に戻って来ます✧)一旦、建物の外に出て
から約50mほど行くと「ラムネの湯」という可愛い案内板があります♬^^
そして、下り坂の小路をさらに約50mほど行くと到着です(*≧▽≦*)!!!

さずがに・・・いわゆるヨソ者風体ゆえ3回目の再々会となる受付男性と、癒し系笑顔の優しい50代位?の
女性が、完全に自分の顔を覚えていてくださってました(^^;;;;;✧
帰り際には・・・「近いうち必ず!!!  また来ます~(*^^*)ノ」ってご挨拶して立ち去りました^^

❖ 詳細は、初めて入湯を果たした記事↓↓をご参照ください ❖

 
 
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この世の中で最も愛する天然高濃度炭酸泉・下湯「ラムネの湯」の建物に晴れて再会♨♡^^
 
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今回は3回目ですが・・・前回(2回目)同様なんと!!!  始終貸切状態で
約1時間どっぷりゆ~~っくりと浸かれました~~~(✧▽✧)♡♬♫ 
 
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今回は初回同様、湯気で曇ることなく撮れました(✧▽✧)♡
シャワー&カランなどは一切ありませんが、ボディソープはあります✧^^
 
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お湯はほとんど綺麗な無色透明ですが・・・鉄分含有量が多めなので浴槽や床には
素晴らしい析出物が堆積しています(✧▽✧)!!!♫♬   そのわりに足の裏にイヤな
赤茶色の成分は全く付着することなく快適そのもの✧^^お湯の味も甘めでイヤな
鉄味も殆ど感じられず・・・強い炭酸味✧ まさに!! 国内では「ラムネの湯」という名に
最も相応しい温泉と思います!!!   喉が渇くと1時間位で数回飲泉します♨✧^^
 
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あ”~~~~~!!!   この泡つき感が忘れられず・・・またまた逢いに来てしまいました♨♡✧
♠ 愛してやまない温泉のため・・・やむなくお見苦しい腕を掲載し誠に恐縮であります(_ _;;;)
 
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 今回は、以前2回と比べると一層ジュワジュワ~~っとした強烈な炭酸感があって、大きめな赤茶色の
湯の花も舞って✧^^もう大変なことになってました~~(✧▽✧)!!! 
そう!!  この、味も香りも入浴感も何もかも全く嫌味のない強烈な天然炭酸泉だからこそ・・・
超~遠~いけど遥々(特に今回は不便極まりない公共交通機関利用のため、この日唯一の日帰り温泉となって
しまいました・・・)逢いに来たんです!!♨♡^^また近日中に~~!!!♬✧^^
 
 
源泉名; 七里田温泉 下湯
泉質; 含二酸化炭素-カルシウム・ナトリウム・マグネシウム-炭酸水素塩・硫酸塩温泉
泉温; 36.3~37.0℃   pH; 6.3 (低張性中性温泉)
ほぼ無色透明・炭酸味+微甘味+微弱鉄味・微鉄臭
加水・加温・循環・消毒なし 100%源泉掛け流し!!
❤ おそらく・・・日本一の天然高濃度炭酸泉!!!!!! ❤
 
効能; 神経痛・筋肉痛・関節痛・慢性消化器病・五十肩・運動麻痺・病後回復・打ち身・くじきなどの
一般適応症のほか
慢性皮膚病・慢性婦人病・切り傷・やけど・動脈硬化症・高血圧症・糖尿病など
❖ 飲用の適応症; 糖尿病慢性消化器病・高血圧・肝臓病
 
 
大分県竹田市久住町大字有氏 4050-1 (←七里田温泉館さん)
TEL; 0974-77-2686
 
営業時間; 9:00~21:00(最終受付 20:30)
定休日; 毎月第2火曜日
料金; 大人・500円(+木乃葉の湯の料金; 300円=計800円→同時に利用すると700円に!!)
         小人・300円
         幼児・無料
交通; JR豊後竹田駅~大野竹田バス「長湯温泉行き」約30分~「都野」バス停下車~徒歩約25分
  

 
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再び・・・「都野」バス停まで約25分ほど歩いて向かわなくては・・・(><;;;)
しかし途中・・・夕暮れの美しい「くじゅう連山」たちが見送ってくれてた感じでした✧
自分が日本で最も愛する最高の温泉を生み出す、懐深い大好きな癒しの風景(*^ω^*)
 

 
                  
* 撮影日;2017年12月13日 *




次回は、この日宿泊した温泉宿(こちらも再訪)に続きます。