「日下門」から境内に入って行くと・・・向かって左側に立派な「殿鐘楼」があります
そして・・・東福寺さんのシンボル「通天橋」の入場口がありますが今回は時間切れで行けず・・・
大好きな方丈に大回りして向かう途中の境内側から見た立派な山門
受付で拝観料を納めたあと、順路に沿って「東庭」から拝観いたしました
「東庭」は雲文様地割に円柱の石で「北斗七星」を構成し、北斗の庭と呼ばれており・・・北斗七星に見立てた石は、もと東司(重要文化財・旧便所)の柱石の余石を利用したものとのこと!後方には天の川を表した横長の生垣が配され、夜空が足元に広がるかのような小宇宙を造りだしています。
「南庭」は広さ210坪もの枯山水庭園 古来中国大陸の蓬莱神仙思想では、東の大海の彼方に仙人が住む「蓬莱」「方丈」「瀛州(えいしゅう)」「壷梁(こうりょう)」と呼ばれる四仙島があり、島には仙薬財宝があると信じられたとのことで、この四仙島を十八尺の長石を基本に巨石を剛健に配し、渦巻く砂紋によって「八海」を表しています(いただいたパンフレットより)
「南庭・八海」をゆっくりと座り込んで堪能できる広縁から本堂方向を☆
「南庭・八海」の西方には「五山」を模した築山を置き、苔地と砂紋とを区切る斜線の表現も効果的!
縁側伝いに「南庭」から「西庭」に行きます~~
サツキの刈り込みと砂地とを葛石で方形に区切って大きく市松模様に図案化した「西庭」
自分の大好きな「ヤツデ」も植わっており白いお花の蕾がたくさんありました✧
縁側からは「通天橋」の一部を見ることが出来ます!!
「通天橋」を望む展望台があり、そこの殆どの柱は↑↑のような不気味な虫食い?模様!
縁側沿いに行くと「小市松」と言われる「北庭」があります✧
ウマスギゴケの緑との対比が色鮮やかな市松模様の敷石は、もと恩賜門に使われていた石とのこと!
「南庭・八海」の縁側に戻り、大好きな縁側で座り込んで寛いでからJR東福寺駅に向かいました
❖ 拝観時間・境内図・アクセスなどの詳細はHP↓↓をご覧ください ❖
臨済宗の大本山である東福寺さんをあとにして・・・そろそろ東海道新幹線の時間(京都駅14:45発)に間に合わせるため、少々急ぎ足でJR東福寺駅に向かいましたが・・・往路でも気になった 寺院で、東福寺さんの塔頭・一華院(いっかいん)さんの前庭「東庭 青龍」だけが開放されていたので立ち入らせていただき参拝させていただきました。
※ 通常も「東庭 青龍」以外は非公開とのことです。
” 一華院は、臨済宗大本山東福寺さんの塔頭にして、永徳2(1382)年に東福第67世・東漸(とうざん)禅師が創建した寺院で、ご本尊は「白衣観音坐像」で室町時代作、協仏は「達磨坐像」と「阿弥陀如来坐像」、いずれも江戸時代作と伝わる。寺号の「一華院」は、禅の教えで「吾れ本と茲(こ)の土に来たり、法を伝えて迷情を救う。一華五葉を開き結果自然(じねん)に成る」に由来する。これは禅宗の開祖である達磨大師が弟子の慧可(えか)大師に詠んで与えたという伝法偈(でんぽうげ)の中の一句で、一つの華が五枚の花弁を開き、やがて自ら実を結ぶように、自分の心の華をを開くという教えである。”
(御朱印と共にいただいたパンフレットより)
東福寺駅に戻る途中左側にある一華院さん 無人でしたが料金箱に料金を入れて御朱印をいただきました
JR京都駅に戻り、昨年に引き続き・・・駅ビル1階・八条口「ASTY 京都」の「京都 おもてなし小路」に入っている、「黒七味」で有名な、原了郭 京都駅 八条口店さんで遅めのランチ「澄んだ和風だし あっさり中華」を美味しくいただきました✧
店舗は、祇園にある本店と「Ryokaku」がありますが、薬味を活かした料理を味わえるのはこちらの店舗だけとのことで、今回も時間に余裕がない新幹線に乗る前に気軽に立ち寄れる場所にあり、美味しいラーメンを素早く出してくださったので本当に嬉しい限りでした。
昨年に引き続き、あっさり中華そばに「黒七味」を入れて堪能出来ました✧