温泉巡り旅の醍醐味

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熊本~大分県へ!温泉巡り一人旅 ⑬ 七里田温泉「下湯(したんゆ)」(通称; ラムネの湯)

 
今回は、新年一番にめっちゃ相応しい素晴らし過ぎる魅力的な温泉です♨✧
それでは、前回の続きです。
大分県竹田市の三船温泉を出発して県道30号線に戻り、長湯温泉方向にほんの数メートルほど行くと
七里田温泉館さんの看板がありますが、その少し手前の左側に大きなビニールハウスが数棟見えるので、
その手前の広い道路を左折して道なりに走っていくと、やがて右側に案内板が見えてきます。
そして右折すると、狭い道幅の農道になりますが…めげずに上って行くと、この日8湯目の下湯(したんゆ)
通称・ラムネの湯に到着です♬✧^^

七里田温泉館さんの建物の中には木乃葉の湯という日帰り温泉施設がありますが・・・
自分を含め、主に県外から此処を訪れる方々の大方は、別棟の共同浴場に湧き出る下湯(したんゆ)通称・
ラムネの湯お目当てのようです!!!
実際、自分が訪れた時に券売機の最後列に並んで観察しておりましたが・・・
自分以外の、男性ばかり約5名ほどの方々は皆さん木乃葉の湯には行かれず、知る人ぞ知る大人気の下湯
鍵を受付で引き換えてから即、建物の外に出て行かれました!!
❖ 自分は、お初の訪問だし折角、違う泉質の温泉を一挙に堪能できるので当然!!   両方とも入湯いた
     ました♨^^
     木乃葉の湯の記事は次回です ❖
 
 
 
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日帰り温泉施設 七里田温泉館さん✧
 
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日帰り温泉施設・木乃葉の湯がある七里田温泉館さんの建物
 
 
 
くじゅう連山のひとつ「大船山(たいせんざん)」の南東麓に、ひっそりと佇む知る人ぞ知る秘湯・七里田
(しちりだ)温泉は、わずか100m足らずの距離を置いて、色も入浴感も全く異なる2種類の炭酸水素塩温泉
思いっきり堪能できる素晴らしい温泉施設です!!♨✧
 
そのひとつである下湯(したんゆ)通称・ラムネの湯の歴史は古く、太古の時代から湧出し、鎌倉時代からは
長い間、地元の方々の共同浴場として親しまれてきたとのことで・・・
木乃葉の湯が出来るまでは七里田温泉のメインの共同浴場で、地元の方々による温泉組合で管理され、黄色い
建物(↓↓写真の方です)の2階は、集会場として利用されてきたということでしたが、あまりにも多くの
炭酸ガスを含有するゆえ・・・中毒症状を起こして死亡者も出たほどで・・・
一時は閉鎖も考えられたとのことです!!!
その後・・・まだまだ記憶に新しい、2016年4月の熊本~大分県で起こった大地震によって一旦、湯脈から
温泉が供給されなくなってしまったようですが・・・
とっても喜ばしく超絶ラッキーなことに・・・つい最近、復活を果たした!!・・・とのことです(*≧▽≦*)♨✧

まずは、フロント前にある券売機で入浴料をお支払いして、下湯鍵を受付の感じ良い男性に渡される
同時に、鍵の補償金1,000円をお預けして(←返却時に戻って来ます✧)一旦建物の外に出て、約50mほど
歩いて行くと・・・
「ラムネの湯」という可愛い案内板があります♬^^
そして、下り坂の小路をさらに約50mほど行き、左に曲がると到着です(*≧▽≦*)!!!


 
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七里田温泉館さんの敷地を一旦出て道路を渡ると・・・↑↑の可愛い案内板があります(^ω^)
 
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少し行くと↑↑の案内板があります♬✧   民宿みやまさんの案内板もあります^^
 
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50mほど行った所に↑↑の案内板があります^^
 
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さらに約50mほど下って行った所に黄色い建物があります♫
 
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「日本無類の炭酸泉 ラムネの湯」とありますが・・・
まさにその通りなんです✧♬^^ 決して過言ではございません!!!
 
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共同浴場下湯(したんゆ)  通称ラムネの湯の建物横に鎮座する湯の守り神^^
 
 
 
「日本一の炭酸泉」と名高い、この日の最終目的地「長湯温泉」も、くじゅう連山の火山の恵みに起因する
ようで、おそらくこの界隈は同じ湯脈かと思われますが・・・
日本広しといえども・・・天然温泉の炭酸泉を源泉掛け流しで、しかも入湯に適した温度(若干ヌルめだが、
36~37℃という天然温泉そのもの!!!♨✧)で、湧出したままの状態の加温ナシで堪能出来る温泉は、
自分は今まで入湯したことがありません(✧▽✧)♨
しかも、かなり高濃度炭酸泉のうえ、浴槽の周りに付着しているオレンジ色の鉄系の析出物の見かけよりも、
思った以上に鉄味・鉄臭がほとんど感じられずに、湧出後も茶褐色にならず・・・いつまでも透明度が高くて
綺麗に透き通っていて、まるで強炭酸のラムネやソーダ水の中に入っているような、物凄い体験が出来る
素晴らしい天然の高濃度炭酸温泉は初めてでしたので、かなりのカルチャーショックを受けました・・・!!!!!!✧✧✧
(くじゅう連山の近辺には、此処より炭酸浴感が若干弱いと言われる天然の炭酸泉が約2ヶ所ほどある
ようで・・・うち1ヶ所&また此処には近いうち逢いに行く計画しております♬✧^^)

同じ炭酸泉でも、湯中の炭酸濃度(浴感)が保たれなくなってしまう温度・40℃以上に加温されて黄濁色系に
なった「炭酸水素塩温泉」には何度か入湯したことはありますが・・・(汗)

自分のように、スッカリ下湯の素晴らしさを知ってしまった方々は、そのほとんどが大ファンになってしまい
是非ぜひもう一度(←どころか何回も!!!!!✧)逢いに訪れたくなるようで・・・自分がご一緒させて
いただいた2名の方々も、同じ九州でも大分市内・福岡県内から来られた常連さん方でした!!
(その方たちは、口を揃えて此処の炭酸泉は九州一よ~!!!って仰ってました♬✧✧)
まさに、一度経験するとスッカリ魅了されて「病み付き」になるようです♨✧^^
 ❖ 何を隠そう、自分も既にその一人でして・・・近いうちの再訪を企てております^^;;;;; ❖



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木乃葉の湯がある七里田温泉館さんのフロントで引き換えた
鍵を開けて入ると、綺麗に改装された浴室の入口があります♬✧^^
❖ 決して「貸切風呂」のための鍵ではありません・・・入場制限用です!!
 
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こじんまりとした脱衣室も最近になって改装された感じです✧
 大分市内から遥々いらした常連の先客さんが1名いらっしゃいました^^
その方が仰るには・・・ちょうど5分前くらいまでは、湯船に隙間がないくらいに
ギッシリと8名(←限界人数かと思われます)入湯されていたとのこと!!!!!
「あなた、物凄くイイ時にいらっしゃったわね~~♬^^」と言ってくださって・・・・・・
 
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↑↑写真・右下部に写っている「湯船の栓」をタテ方向に引っ張って抜いてから古いお湯を
半分ほど抜き、再び栓を挿すと・・・・・・シュワシュワと音を立てて湧出口から滔々と出る
新鮮な炭酸泉は湯船一杯になり、再びオーバーフローし始めました~~(*≧▽≦*)♬
❖ 無色透明の綺麗なお湯の表面からプチプチと泡が弾けているのが見えます♬♡^^❖
 さすが!! ツウの常連さんの物凄い裏技に目からウロコです(✧▽✧)!!!
先程、お湯を交換する前の泡付きよりも、数倍もの強炭酸泉を堪能できました!!!!!
そして、もう時間が来たとのことで(←この共同浴場の時間制限は1時間)
ちょうど先客さんが出られた時に、数分ほど貸切状態になったので撮りました☆
もし、自分一人だったら・・・普通に強い炭酸泉に、普通~に感動しただけでした(汗)
この日は本当に、ホントにめっちゃ良い常連さんとご一緒できて、超絶理想的な
貸切状態なんかよりも、ず~っとラッキーでした!!!(*^^*)v 
 
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湧出口からは、かなり強い炭酸泉がシュワシュワ~~っと
絶えることなく湯船に注がれています(✧▽✧)!!!
 
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透明度の高い炭酸泉ですが・・・湯船の周りにはオレンジ色の鉄系の堆積物が!!!
これは湯の中に含まれる鉄分・マグネシウムなどが空気に触れて酸化したものです・・・
それでも、足の裏にくっ付いて取れなくなることは一切無い不思議な魅力の温泉です♨✧
❖ この浴場には、シャワー&カランなどはありません ❖
 
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今までに出逢ったことのない超絶物凄い、素晴らし過ぎる気泡。。。(✧∀✧)♬♡^^
シュワシュワを通り越してジュワジュワの強炭酸泉を体験できたのも・・・
実に先程の常連さんのおかげです!!!!!✧^^
それでも、自分のデカいクソな足では・・・お見苦しいし、今ひとつ臨場感が無いので・・・
何回か撮っては消してを繰り返してめっちゃ苦戦していると・・・・・・同世代の、と~~っても明朗快活で感じ
良くて人懐っこくて可愛らし~い小柄の女性が入って来られました♬^^
福岡県から遥々、ご夫婦で温泉巡りをされているとのことでした♨
最初の10分間くらいは九州各地の温泉談義を交わしてから、自撮りだとイマイチ上手く撮れないんですよ・・・
ってコボすと・・・(顔は絶対に出さない条件で)「じゃ、私のを撮って良いですョ~!!✧^^」って仰って
くださったので・・・じつに有難く、美しい手足を遠慮なく撮らせていただきました(*^^*)!!!✧^^
今まで何某の知り合いだったら、間違いなく親友になったタイプの、とっても魅力的な女性です♬
今となっては・・・連絡先を交換して来なかったことが悔やまれてなりません(;ω;)
 
 
 
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 自分のデカくて太い腕とは雲泥の差の、とっても華奢でスリムな美しい腕✧^^
お湯に浸けたばかりで↑↑のように泡が付いてきます!!!(✧▽✧)
 
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少し浸かっていると・・・シュワシュワを通り越してジュワジュワの泡に包まれます(✧▽✧)!!!
 
 
 
写真にご協力くださった女性は「ココの炭酸泉は、今まで入湯した大分県内の某2ヶ所の似たような炭酸泉
より、ダントツ物凄い泡付きで超素晴らしいですよ~~!!!✧^^」と仰ってました!!!
たしかに・・・浴槽内の溶存炭酸量は日本最高レベルで・・・・・・通常は加温すると炭酸の気泡のシュワシュワ感は
無くなり、色も黄濁色系に変化してしまうのですが・・・此処の温泉は、加温せずとも入湯に適した温度の
源泉を、そのまま贅沢に掛け流し状態にしているため、物凄いおびただしい量の気泡がジュワジュワと纏わり
付いてくる、最高に至福の、日本最高レベルの天然炭酸温泉となっているのです!!!!!!♨✧ 
 
 
源泉名; 七里田温泉 下湯
泉質; 含二酸化炭素-カルシウム・ナトリウム・マグネシウム-炭酸水素塩・硫酸塩温泉
泉温; 36.3~37.0℃   pH; 6.3 (低張性中性温泉)
ほぼ無色透明・炭酸味+微甘味+微弱鉄味・微鉄臭   加水・加温・循環・消毒なし 
100%源泉掛け流し!!
    ❤ おそらく・・・日本一の天然高濃度炭酸泉!!!!!✧ ❤
 
効能; 神経痛・筋肉痛・関節痛・慢性消化器病・五十肩・運動麻痺・打ち身・くじき・病後回復などの
一般適応症のほか
慢性皮膚病・慢性婦人病・切り傷・やけど・動脈硬化症・高血圧症・糖尿病など
 ❖ 飲用の適応症; 糖尿病慢性消化器病・高血圧・肝臓病
 
 
大分県竹田市久住町大字有氏 4050-1 (←木乃葉の湯
TEL; 0974-77-2686
営業時間; 9:00~21:00(最終受付 20:30)
定休日; 毎月第2火曜日
料金; 大人・500円(+木乃葉の湯の料金; 300円=計800円→同時に利用すると700円に!!)
         小人・300円
         幼児・無料
交通; JR豊後竹田駅~大野竹田バス「長湯温泉行き」約40分~「三船」バス停下車~徒歩約30分  
  
  
 
                  
* 撮影日;2016年9月26日 *



 
次回は、この日9湯目の日帰り温泉・木乃葉の湯に続きます。