前回「館内編」の続きです。
1300年以上もの歴史がある、大分県北西部の名湯・天ヶ瀬温泉は、「筑後川」の上流・「玖珠(くす)川」
沿いの両岸に温泉宿が立ち並んでいる、とっても情緒ある温泉地で、別府温泉・由布院温泉とともに
豊後三大名湯のひとつですが･･･
此処だけ未湯で･･･いつかは是非！！！ って心に決めていたので超～楽しみにしておりました♨✧
天ヶ瀬温泉の確かな開湯時期は不明とのことですが･･･奈良時代に書かれた
「豊後国風土記」に登場しており、開湯はおそらくそれ以前といわれています！！
↑↑によると･･･678年・飛鳥、大和時代の大地震がきっかけで温泉が湧出したとのこと♨
そして･･･昭和後期には、歓楽温泉地的な賑わいを見せていたそうですが、現在は･･･平日のためか、
結構ひっそりとしていて落ち着いた雰囲気の中、ゆ～っくりと静かに過ごせました。
しかし、それでは今後が心配･･･と思いきや、フロントのめっちゃ明るくて楽しい女性によると最近では、
個人の常連さんや、日本大好きな外国の方々（特に韓国の方が多いとのこと！！）が多く訪れてくださる
とのことでした！！✧
それでは、ホテル水光園さんのお洒落な建物の最下階にある大浴場です♨
この日は平日で大雪予報が出ている閑散期のためか、自分の他に１組の老夫婦の計２組しか宿泊客がなく、
もうひとりの女性客の方は、全体的に早い時間に入られたと思われ･･･３回（夕・深夜・朝）とも超ラッキーなことに！！ 始終、貸切状態で思う存分、良質な温泉を堪能出来ましたヽ(*≧▽≦*)ノ
「女湯」入口 オシャレなドアはスリガラスなので何となく中が見えます･･･
暖簾も高く、混雑時パウダーコーナーを使用する際には注意が必要です！！
「女湯」を通過した先には↑↑の冷水サービスと休憩コーナーがあります✧＾＾
↑↑の並びには有料のようでノーチェックの貸切風呂もあるようです（当日先着順）
レトロなパウダーコーナー＾＾ドア越しに見えそうなので使用時は要注意！！！
自分は始終、めっちゃラッキーな貸切状態だったので全く気になりませんでしたが･･･
ふと気付いてみると･･･脱衣室は部屋数（全23室）のわりに、こじんまりとした感じです･･･
Ｌ字型の広い洗い場には、いい香りの「POLA」のシャンプー・コンディショナー・
ボディソープが備わっていて便利✧
入口から･･･手前には長方形の石造りの中型浴槽があり、奥にジャグジーがあります♨
白濁色かと思いきや･･･綺麗なミルキーブルーの硫黄の香り漂う超良質な温泉です！！♨✧
中浴槽の向かい側には「シャワータワー」があります＾＾
中型浴槽の縁に造られた溝からは贅沢にオーバーフローしています♨✧
女湯には↑↑ジャグジー（温泉♨✧）があり、サウナはありませんが･･･男湯には
遠赤外線サウナ＆水風呂があるようです･･･自分は↑↑の温泉ジャグジーの方がお気に入り♬✧
シンプルな蛇口からはドバドバと温泉が注がれています！！♨✧
熱い（69.4℃）ので石で囲って触れないようにしている工夫がされています＾＾
よ～く見てみると･･･「かき玉汁」の卵のような白い湯花が舞っています（✧▽✧）♬
大浴場併設の露天風呂は中浴槽とジャグジーの間にあるドアから出ます♬♨
綺麗なミルキーブルー・硫黄の香りが漂う最高に素晴らしい温泉（✧▽✧）♨
ん!!??･･･前夜は湯煙で見えなかったけど･･･良質な温泉は陶器製タヌキ君が
何食わぬ顔で気持ち良さそう～に○○○○してる感じで注がれています～～（笑）
川中混浴露天風呂「かじかの湯」は清流「玖珠川」のせせらぎを聴きながら、100％源泉掛け流しの良質な
温泉を堪能できますが･･･
混浴は大嫌いなので入る気は全くなかったところ、この日の宿泊客は自分ともう１組の老夫婦のみだったので
深夜に入れば被ることなく周囲からも見えない感じだし･･･
バスタオル巻きOK（水着着用もOK！！）とのことで、この上ないチャンスでしたが･･･
外気温が０℃以下だったことと･･･ただでさえ仕事が忙しく、毎日の睡眠時間は４時間あれば良い方という
ハードな生活からの、レンタカー利用→公共交通機関利用に超短時間で急遽、即決変更してグダグダに弱り
果てていて、とにかく早く寝たかったので･･･結局、楽な大浴場だけにしてしまいました♨（；_；）
いつか機会があれば･･･是非！！ 体力＆気力のある時に今度こそは！！！ レンタカーでラクラク再訪して･･･
今回のように恵まれた条件だったら深夜にチャレンジしたいと思います。
「玖珠川」の両岸や、橋の上から丸見えになる川中露天風呂「かじかの湯」♨
それでも、バスタオル巻き＆水着着用OK！！ とのことなのでハードルは低そうかも✧
すぐ隣を「玖珠川」の清流が流れている川中露天風呂の浴槽横には･･･
まるでテントのような簡易脱衣小屋がありますが入口から中が丸見え･･･(＞＜;;;)！！！
それにしても･･･温泉情緒満載！！これぞ「THE・天ヶ瀬温泉」！！！♨✧＾＾
しかし･･･バスタオル巻き＆水着ＯＫとはいえ･･･↑↑の簡易脱衣小屋はなんと！！！
男女共用とのこと!!!!! なので女性は･･･宿泊者は部屋で着替えて上から浴衣を羽織って
来れるけど･･･日帰り入浴の場合は？？家や車などで着替えて来ないとキビシいかも（- -;;;）
上から見ていたより至近距離で見ると･･･かなり広々とした岩造りの趣き深い浴槽♨✧
３階の部屋から撮った川中露天風呂♨ かなり小さく見え･･･そして様々な場所から
と～～～っても見通しが良いことが分かります（・_・;;;;）
そして･･･ホテル水光園さんからも、対岸にある小さな岩造りの川中露天風呂が見えます！！！
↑↑は小規模な共同湯だそうです♨（誰も入っていませんでした･･･）
源泉名; 水光園
泉質; 単純硫黄泉（低張性中性高温泉） pH; 7.4
淡青白濁色（日によって無色透明や白濁色だけになることもあるとのこと･･･！！ 白い湯花あり✧）
硫化水素味・硫化水素臭
泉温; 69.4℃ 湧出量; 測定せず（掘削 0.2m 動力） 100％源泉掛け流し！！
メタけい酸含有量; 158.0 mg/kg ｝⇘
メタほう酸含有量; 13.4 mg/kg ｝⇒「美肌の湯」✧＾＾
効能; 神経痛・筋肉痛・関節痛・慢性消化器病・打ち身・くじき・運動麻痺・五十肩・病後回復などの
一般適応症のほか
慢性皮膚病・慢性婦人病・切り傷・やけど・糖尿病など
【日帰り入浴もできます✧】
営業時間; 7:00～21:00
年中無休
料金; 800円（館内の内湯・露天風呂）
500円（川中露天風呂「かじかの湯」）
次はお食事です。
夕食・朝食共に、お洒落なレストラン「Cuisine」で、心置きなく寛いでゆ～ったりといただきました✧＾＾
清流「玖珠川」が見える窓側＆正面は壁側という端っこの、根暗な自分が大～～好きな席で心の底から
落ち着き、心置きなく美味しい創作和会席料理をいただきました✧
日田の新鮮な川の幸・野菜など地元産の四季折々の食材を取り入れた、料理長さん自慢の
美味しい創作和会席料理を辛口の地酒「山水」（冷酒✧）と共にいただきました♫♡＾＾
超絶根暗な自分は奥の席で、しかも壁側に向かって自分だけの世界に浸りながら
いただくのがこの上ない趣味でして･･･もう１組いらしたので、めっちゃ親切なお宿の方に
チェックイン時に予めリクエストしておいて大正解！！！（✧▽✧）♬
誰にも気を使わず心の底から落ち着いてゆ～ったりと美味しくいただきました✧
大好物の「エノハ」塩焼きも大大好物・辛口の地酒「山水」冷酒と共に♡＾＾
そして最後に･･･「シメ」は「お決まりの３点セット」白飯＆香の物＆
「鴨鍋汁」をじ～っくりといただきました✧（*≧▽≦*）
さらに最後の最後に･･･デザート「プチケーキ＆オレンジ」をお茶と一緒に✧♬
朝食も前日と同じ、心から落ち着いていただける奥の席でいただきました✧＾＾
必然的に最後になったので･･･おかげで素敵なレストランの全景をゲット☆
自分の席は右（窓側）の一番奥でした（*≧ω≦*）♬✧
朝から身体に優しく美味しい料理✧ ご飯はお代わり出来ますが･･･傍にお櫃がなく
とっても感じ良くて親切な若い男性スタッフさんに申し出なければならず･･･
自分は大食いゆえ･･･３往復もさせてしまって大変恐縮でした･･････（_ _;;;）
大分県日田市天瀬町桜竹 485-1
TEL; 0973-57-3140
in; 15:00 out; 10:00
宿泊; 1泊2食付（2名1室の場合）大人・10,0000円位～（1名利用OK✧ 13,000円位～）
1泊朝食付（ 〃 ） 7,000円位～
1泊素泊まり（ 〃 ) 5,500円位～
※ いずれも１名利用OK ♫✧
交通; JR天ヶ瀬駅～徒歩約２分
* 撮影日; 2017年12月12～13日 *
次回は、このあと訪れた日帰り温泉（再々訪）などに続きます。
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