前回の続きです。
筋湯温泉を出発して再び県道40号線に戻り、ひたすら湯坪温泉の方向へと曲がって行くと・・・
たしか、右側に大岳温泉「旅館 泉水荘」さんが地図上にあったので立ち寄ろうとしたのですが、非常に
残念なことに・・・廃業(休業?)された様子だったので、1湯増やせるところを断念して・・・
もうひとつ地図上で発見して「何やこれは!?」・・・これはぜひ自分の目で検証しに行こう!!・・・って
思いついた、この日3湯目の次なる目的地・藤屋さんの、野趣溢れる贅沢な貸切岩露天風呂・ふだんぎの湯に
向かいました。
こちらは「普段着で気軽にお越しいただきたい」という思いから、この名が付いたとのことです(^ω^)
とっても長閑な田園風景を流れる「玖珠川」のほとりに、ひっそりと佇む民宿・藤屋さんは、一棟貸切の
素泊まり専門の民宿のようです。
というのも・・・自分が訪れた時は、お宿の方はお留守にしてしまっていて誰も居なく・・・
母屋の隣の玄関が開いていたので、その中で寛いでTVを観ていらした年配の男性に(←最初は、スッカリ
民宿のご主人かと思い込んでしまい、図々しく声を掛けてしまったのですが・・・お話しするうち、おそらく
長期滞在の宿泊客の方かと?)お邪魔して、これから入る貸切露天風呂の入り方などをお尋ねした際に
お聞きした話でした!!
温かみ溢れる九州弁を交えて、とっても親切に教えてくださいました<m(_ _*)m>✧^^
湯坪温泉は、くじゅう連山の「泉水山」と「涌蓋(わいた)山」の谷合いに湧く温泉地で、前記事の筋湯温泉の
ほぼ北部に当たる場所にあります。
昭和50年代に、地元の農家さんが民宿を始めて以来、現在約20軒ほどの旅館・民宿が営業されていて
「湯坪民宿村」と言われているそうです。
良質な源泉掛け流しの温泉と、農家さんならではの自家栽培の美味しいお米や新鮮な野菜・山菜をリーズナブルな料金で満喫できる、落ち着きのある閑静な人気の温泉地です。
筋湯温泉側から自分が来た方向からは逆サイドから撮った入口 ↑↑は母屋のようです
駐車場がハッキリ分からなかったので最も支障のない場所にデミオくんを置きます・・・
↑↑写真シャッターの右側に建物の入口があって親切なおじいちゃんがお寛ぎでした^^
↑↑の建物は農作業用の納屋のような感じ・・・!?
門を入って左側にある↑↑の建物は「一棟貸切の素泊まり専門の民宿」
2間続きの和室・小さなキッチンなどが付いた、長期滞在には快適な仕様になっているとのこと^^
露天風呂はココ1ヶ所だけなので、ちょうど空いていて即入湯できました!!!♨
右側の小さな建物が脱衣室になっています^^(貸切風呂です✧)
脱衣室の一画は板張りになっていて、数段高いベンチのようになってる
板張り所には脱衣カゴとお子様用のマット?があります^^
板張りの脱衣コーナーの直ぐ横は石敷きの洗い場になっています
石敷きの洗い場には温泉が贅沢にオーバーフローしています~~♨
そして・・・お隣の「玖珠川」にドバドバ流れ出ているようです!!!
野趣溢れる岩露天風呂には「招き猫」も居ます(*^ω^*)
壁ひとつ隔てた向こう側には「玖珠川」が流れていて田園風景が広がっています^^
浴槽の真ん中には大きな石が設えられています^^
見づらいですが・・・↑↑の白く光っている小さい点々は「細かい白い湯花」です!!!♨❀
浴槽の壁側から入口方向を☆ シャワー&カランはありませんがボディソープ・シャンプーが
あります✧^^ 藤屋さんの暖簾と・・・2種類の成分分析表が貼ってあるのも見えます✧
絶えず新鮮な源泉が注がれています✧ 温泉管が3本あります♨!!!
成分分析表は、露天風呂の建物の内側に以下の2種類のものが貼り付けられていたので・・・
おそらく両方の源泉を引湯しているものと思われます。
【源泉名; 湯坪温泉】
湧出地; 大分県玖珠郡九重町大字湯坪 415
泉質; 単純温泉 pH; 7.0 (低張性中性高温泉) 無色透明・無味・弱硫化水素臭 白い湯花あり✧
泉温; 91.0℃ 湧出量; 測定せず(掘削100m自噴)
メタけい酸含有量; 73.1mg / kg
ラドン含有量; 2.0×10−10 キュリー / kg (0.55マッヘ単位 / kg)
【源泉名; 湯坪引湯組合】
湧出地; 大分県玖珠郡九重町大字湯坪字横尾 411
泉質; 単純温泉 pH; 6.7 (低張性中性高温泉) 無色透明・無味・無臭
泉質; 単純温泉 pH; 6.7 (低張性中性高温泉) 無色透明・無味・無臭
泉温; 76.8℃ 湧出量; 測定せず
メタけい酸含有量; 66.0mg / kg
ラドン含有量; 分析せず
効能; 神経痛・筋肉痛・関節痛・慢性消化器病・打ち身・くじき・五十肩・運動麻痺・疲労回復などの
一般適応症
大分県玖珠郡九重町大字湯坪 890
TEL; 0973-79-3248
営業時間・定休日; 不明
料金; 大人・400円
小人・200円
交通; JR豊後森駅・JR豊後中村駅より日田バス「筋湯温泉」行き~「河原湯」バス停下車~徒歩約2分
湯坪温泉を出発して筋湯温泉に戻り・・・さらに県道40号線を戻ると・・・
往路にて気になった↑↑の美しい風景を撮りたくて、ちょうどガラガラの大きな
駐車場があり入れたので、しれっと入って撮っちゃいました☆
あとから分かったことですが・・・九重森林公園スキー場の駐車場でした!!
遠目に見たところを・・・☆(^^;;;
柵で囲われて入れなくなっています・・・スキー場は逆サイドです(^ω^)
* 撮影日; 2016年9月26日 *
次回は、この日4湯目の日帰り温泉に続きます。