前回の続きです。
県道27号線沿いの道の駅 大野温泉を出発して、芦北町の西方向・不知火海方面へ走って行きますが･･･
そのまま走って国道3号線に出るルートは遠回りになるので･･･
途中、地図上で見つけた何とも説明し難い狭い裏道経由（←九州新幹線の高架をくぐり抜けたら即！！
左折して･･･）で対角線上を行く形でショートカットしたおかげで約15分で、この日７湯目・湯浦(ゆのうら)
温泉 亀井荘さんに、何とか夕食前に到着出来ました！！
湯浦温泉は、奈良末期の宝亀年間（770年頃）には既に開湯していたといわれる、約1200年もの歴史ある
温泉です。（今回訪問するまで不覚にも知りませんでした･･･＾＾;;;;;）
こじんまりとした閑静な温泉街には、唯一の温泉宿の亀井荘さんと、数件の日帰り温泉施設（町営の芦北町
湯浦温泉センターさんなどの共同湯）があり、落ち着いた雰囲気で温泉を楽しめます。
熊本県南西部を不知火海に注ぐ「湯浦川」の河口付近沿いの閑静な場所に、ひっそりと佇む亀井荘さんは、
全10室のこじんまりとした和風温泉旅館です。
小規模な民宿のような感じの旅館ながら、とっても良質な独自源泉を持ち100％源泉掛け流しで堪能できると
某予約サイトのページを何気に見ていたときに発見して･･･
さらに深く見ていくと･･･なんと！！ 不知火海の新鮮な海の幸を使用した、美味しいと評判の、ボリューム
たっぷりの夕・朝食付きで10,000円以下では！！✧（土曜の１人泊・9,000円位(✧▽✧)！！）
自他共に認める温泉バカ＆大食いゆえ、この旅程２泊目のお宿も即決でした！！！✧
玄関を入るとツヤツヤの廊下がお出迎え✧ ↑↑写真右側には小さなフロントがあります＾＾
フロント向かいにあるこじんまりとしたロビー
ちょうど玄関正面の階段を上って･･･
２階「桧」の間に行きます＾＾
１人泊にはちょうど良い、6畳+広縁 トイレ・洗面台付きの寛ぎの部屋（＾ω＾）
お茶受け菓子は可愛い「くまモン」のクッキー（*^^*）
広縁にはミニテーブルセットがあって嬉しい＾＾
洗面所・トイレに続くドアの前から逆サイドを☆
レトロで小さな洗面台ながら･･･自分の必須アイテム
「液体ハンドソープ」も備え付けられていて嬉しい限り✧＾＾
窓のある明るい綺麗なトイレ✧
部屋の窓からは前日からの雨で濁った「湯浦川」が見えました･･･
水かさが増した激流を･･･一羽の鴨ちゃんが一生懸命泳いでました（*≧▽≦*）
この日はちょうど中日でダラけていたので↑↑のコに励まされた感じでした！！！ ♬＾＾
この日は既に６湯巡って来たので、部屋で少し休んだら夕食にしようかと思ってましたが･･･
夕食後は貸切風呂を無料で借りられる✧･･･とのことで、夕食前にしか堪能出来ない「女湯」に
向かいました。
浴室へのアプローチ
途中、めっちゃレトロな洗面台があります！！
右側のドアは「貸切風呂」♨ 突き当たりには食事処があります＾＾
「女湯」♨
最近改装されたウッディで清潔な脱衣室✧
超絶魅力的な、レトロなライオンさんの湧出口は改装前のまま健在のようです♨
湧出口付近で浸かっていると微細な気泡が纏わりついてきて心地良い、ヌルスベ感のある
ほのかに硫黄の香りがする特徴的な泉質の、ぬるめの温泉は長湯に適していて、
上がる頃には身体の芯までポカポカ温まってきます！！！♨✧
シャワー＆カランは３基あり、ボディソープ・シャンプー・コンディショナーが備わっていて嬉しい✧
↑↑のレトロなライオンさんの湧出口を約20分間ほど堪能いたしました♨＾＾
こちらは全面的に改装された清潔感溢れる「貸切風呂」の脱衣室✧
「貸切風呂」にはシャワー＆カランが２基あり、ボディソープ・
シャンプー・コンディショナーも備わっています！！✧
家族４名ほど入れる大きさの石造りの内湯♨
（そういえば･･･自分の家族は超不仲なので、一度たりとも家族揃って入ったことがなく･･･
「家族風呂」というものの感覚が全く分からず、１人で入ることが快適過ぎてます✧）
100％源泉掛け流しなので浴槽の縁からは贅沢にオーバーフローしてます～～♨✧
翌朝は「女湯」になってたけど始終貸切状態で思う存分堪能できました♨✧＾＾
平成24年に、お風呂を中心に館内をリニューアルしたとのことで、御影石張りの綺麗な浴槽に替えられた
とのこと✧＾＾
翌朝はカラだった大きな浴槽↑↑は、前日「男湯」だった広～～い方の内湯（；ω；）
この日の宿泊者は、自分以外は（朝食時に隣り合わせたご家族の約２名？だけ）女性客が居なかった
ようでした･･････
元々、このお宿の客層は男性が圧倒的に多く、家族連れも次に多いようですが･･･
今回、訪れてみて･･･客観的にも、女性の一人旅にかなり適しているお宿と感じました！！！
泉質; 単純温泉（低張性弱アルカリ性温泉） pH; 8.1
ほぼ無色透明・硫黄味・弱硫黄臭
泉温; 39.7℃ 湧出量; 122リットル / 分
100％源泉掛け流し！！（加水・加温・循環・消毒ナシ✧）
毎日お湯を完全に抜いて清掃しているとのこと✧
メタけい酸含有量; 47.8 mg/kg (←規定値 50.0mg/kgだが殆ど到達している感じ＾＾;;）
メタほう酸含有量; 5.1 mg/kg ⇒「美肌の湯」✧
効能; 神経痛・筋肉痛・関節痛・慢性消化器病・打ち身・くじき・運動麻痺・五十肩・疲労回復などの
一般適応症
【日帰り入浴もできます♨】
次は夕食です。
営業時間; 15:00～22:00
休館日; 不定休
料金; 大人・300円
小人・150円
次は夕食です。
地元の食材にこだわって一品一品手間ひまかけて作られた、とっても美味しい本格会席料理を
TVのある個室食事処で、ゆ～～っくりと寛ぎながら美味し～くいただきました✧＾＾
日本最南端（熊本県葦北郡津奈木町）の日本酒製造元「亀萬酒造」さんの辛口
「しぼりたて生原酒」とともに新鮮な不知火海の幸を中心としたボリュームのある
美味しい料理をゆ～っくりと堪能できました✧＾＾
上は前菜（茹でただけの落花生はお初！！）左はタコとツルムラサキの酢の物（←絶品✧）
右はエビの塩焼き（殻ごとバリバリ丸ごといただけて美味しい✧＾＾）
シメは白飯・香の物・鯛のあら汁（←めっちゃ美味！！✧）
ボリュームある食事と評判でしたが･･･お恥ずかしながら大食いの自分には足らず･･･
白飯を山盛りでお代わりしてしまいました（＾＾;;;;;
デザートはあっさりと地元産の梨と柿・りんご✧
部屋まで食事を運んで来てくださった20代位の女性は、元ヤンっぽいけどめっちゃ感じ良くて明る過ぎて
話しやすくってノリが良過ぎ～～！！！（笑）
彼女はイケイケな気風の良い見かけによらず（←ｺﾞﾒﾝﾅｻｲ＾＾;;;）めちゃくちゃ寂しがり屋さんとのことで･･･
協調性ゼロな自分は真逆で、１人の方が好き勝手出来るので超絶気楽だし･･･自分が行きたい所に行けて、
やりたいことに思いっきり専念出来るので、ちっとも寂しいと思ったことがありません（＾＾;;;
それどころか極力、複数人では行きたくないんですよ･･･って返すと･･･
自分のような、５日間もズーーーッと１人っきりで旅行することは絶対、絶対にめっちゃ無理～～！！
･･･って笑いながら･･･（笑）
そのうえ･･･何気にいつもの習慣で、大大好物の「辛口」冷酒とともに一人楽しく不知火海の幸を堪能し、
何も残さず（育ちが悪いので刺身のツマなども全部平らげます･･･汗）
完食してしまったことに超絶ビックリして「凄い！！ 男より男ですよ～～！！！（笑）男性でも寂しがって
長～い１人旅に行けない人もいるし、この量を全部キレイに完食した方は、ほとんど見たことありませんよ～～！！！ 超カッコイイっっ！！！」･･････って褒められて?? しまいました～（＾＾;;;;;
そして、ノリで？「今度一緒に旅行したいな～＾＾付いて行ってイイっすか～？（笑）」
って、めっちゃフレンドリーに連絡先教え合いましょ～＾＾とまでなりました（*≧▽≦*）
が･･････ただ最後に･･･コッソリと･･･「実は今日もココが７湯目で～･･･多い時は１日に10ヶ所以上、
少なくて４～５ヶ所は温泉をハシゴするんやで～（笑）」って言うと･･･
彼女「えっ･･･！！！？？？」って絶句･･････
そして･･･とうとう、連絡先を交換出来ずじまいとなってしまい、翌日お会い出来たら･･･って思ったけど、
非番のようで無理でした･･･（- -;;;）
それでも、めーーっちゃ楽しいひと時を過ごさせていただきました♬＾＾
翌朝の朝食は、夕食と同じ個室食事処かと思いきや･･･自分の他にもう一組いらっしゃったので
最初は、かなりムッとしてましたが･･･
なかなか感じ良いご家族だったので、少々世間話などを交わしました＾＾
そして･･･２つのテーブルの間に、お代わり用の白飯がたっぷり入った炊飯器があったので、遠慮なく
何気～～に、いつものごとく（育ちが悪い習慣で）普通に山盛り３杯いただいていたら･･･
皆さん（特にお父さん＆小学校低学年くらいの女の子）唖然として目が点になってしまい…
これまた絶句されてしまいました･･････( ▽||||| ･･･大変恐縮です…（- -;;;;;
朝食は和食膳で白飯はお代わり自由♡ 美味しかったです✧＾＾
熊本県葦北郡芦北町湯浦 66-6
TEL; 0966-86-0063
in; 15:00 out; 10:00
宿泊; １泊２食付 8,000円位～（ビジネスプラン 6,300円位～） １人泊OK!!!✧
宿泊; １泊２食付 8,000円位～（ビジネスプラン 6,300円位～） １人泊OK!!!✧
1泊夕食付 5,600円～
1泊朝食付 5,000円～
素泊まり 4,000円～
交通; 肥薩おれんじ鉄道 湯浦駅～徒歩約10分
（宿泊のみ送迎あり・前日までに要予約）
* 撮影日; 2017年10月14～15日 *
次回は、このあと訪れた１湯目の日帰り温泉に続きます。
