前回の、熊本県・白川温泉の記事に引き続き・・・今回は、その後に訪れた日帰り温泉に・・・
ってことでしたが・・・
今回は、先月29日に午後からお休みをいただいて行って来た、六本木・国立新美術館で開催されている、
稀代の天才芸術家・草間彌生さんの、とっても素晴らしい展覧会です!!
こちらは、来月5月22日まで開催されていますので「熊本北部の温泉巡り一人旅」の途中ですが・・・
実に圧巻なので、先に記載したいと思います。
この国立新美術館には、昨年秋に「二科展」開催時、自分の大親友が入賞して展示されている作品があった
ので、一緒に観に来て以来でした♬^^
(※大親友の作品は優秀賞ということで↑↑以来、未だに日本各地での展覧会のために全国を旅して周っていて
まだ今でも手元に戻っていないとのこと・・・スゴイ!!!)
で・・・↑↑の大親友に誘われ、自分も元々大ファンなので意気投合して「プレゼント付き前売り券」を事前に
購入しておきました✧^^
草間彌生《南瓜》キーリングセット券で購入
(観覧券1枚と草間彌生《南瓜》キーリング(本展限定カラー)とのセット)
販売期間 ~2017年2月21日(火)のため販売終了
販売期間 ~2017年2月21日(火)のため販売終了
15時過ぎに東京メトロ千代田線・乃木坂駅に到着して、まずは野外展示されている巨大な水玉柄(←草間
芸術のシンボル✧)「南瓜」のオブジェを見てから・・・
お互い、今の時間まで多忙で昼飯がまだということで・・・先に、地下にあるカフェテリアで 軽くいただいて
から観ようね~^^って言ってた矢先・・・なんと!!!
この時間でも、まだ展覧会場へ入場するまで約40分待ち・・・とのことで長蛇の列が出来ていました!!!
(オリジナルグッズ物販の方も、おびただしい長蛇の列が出来ていました!!!)
そして、約1時間後に行ってみると・・・先程の、鬼のような物凄い混雑が全然ウソのようにスルスル~ッっと
入場できました!!!
そして、会場内もさほど混み合ってなかったし、閉館時間18時まで約2時間もバッチリ観る ことが出来た
ので、遅い時間から来たことが吉と出ました(*≧▽≦*)
屋外展示場には、高さ4.5m、幅5mの巨大な水玉柄「南瓜」が出現しています!!
豚肉のクリームソースペンネ♬
草間彌生先生は、世界を舞台に活躍する前衛芸術家で小説家でもある、稀代のマルチな天才的才能の
持ち主です。
1950年後半にニューヨークに渡って以降、絵画・彫刻・インスタレーション・映像・さらには小説や詩に
至るまで広範囲に活動を展開されてきました!!!
デビュー以来、一貫して時代の最先端を走り続け、御歳88歳になられた今もなお創作意欲は留まるどころか、
さらに加速されているとのことです!!!!!
近年では欧米・中南米・アジア・そして日本など、世界各地で大規模な個展を次々と成功されているので、
今や「日本が生み出した最も傑出したアーティスト」であると言えます。
今回の展覧会では、2009年から精力的に取り組まれている大型の絵画シリーズである 「わが永遠の魂」
300点以上もある数多くの作品の中から、厳選された約130点が一挙に日本初公開されています!!
「わが永遠の魂」は2009年に着手され、現在も描き続けられている大作絵画の連作です。
初期にはF100号(162.0×130.3cm)やS100号(162.0×162.0cm)も見られましたが、現在ではS120号
(194.0×194.0cm)にほぼ統一された正方形のカンヴァスに、アクリリック(アクリル絵具)を用いて、
色彩豊かな画面が驚異的なハイペースで次々と生み出され、500点に及ぶ最大のシリーズとなっています。
この連作の特徴は驚くべき多様性で、具象的なモチーフと抽象的なパターンを自在に往還しながら
更新され続ける作品群は、まさに天才的な創造性のある草間芸術の集大成です!!
さらに、そこから先の撮影禁止コーナーには、初期から現在に至る創作活動の全貌が総合的に展示されて
います。
草間芸術の魅力を余すところなく伝える集大成となる展覧会となっていて、まさにその規模と作品の素晴らしさは圧巻です!!!
2016年には『タイム』誌「世界で最も影響力のある100人」に選出され、名誉ある文化勲章を受章されて
います。
※以上HPより※
入場してすぐの会場には、最新の絵画シリース「わが永遠の魂」がド~ンと展示されていて
なんと!!! と~~~っても嬉しいことに、この展示コーナはー「携帯電話(主にスマホ)での撮影だけは
OK✧」とのことで当然!! 撮りまくってまいりました(*^^*)v
そして、この日だけは自分の分身のようなコンデジが役立たずに終わってしまいました・・・(^^;;;
以上、日本初公開の大型連作「わが永遠の魂」の一部です。
代表的な水玉(ドット)を中心に、不気味で摩訶不思議な感じの細胞・虫・網目などのような、幾何学的で
緻密で繊細なタッチの筆使いのもの、またあるものはアフリカやオーストラリアの先住民・アボリジニの
民族絵画のような、非常に独特で自由なタッチの筆使いで、いずれも目の覚めるようなヴィヴィッドな
色彩使いが特徴の、他に類を見たことのない独特で素晴らし過ぎる草間芸術の、ストイックで底知れぬ
物凄いパワーが感じられる作品の数々に、もう圧倒されっ放しでした!!!✧
さらに凄いことに、作品にはひとつずつタイトルがついていて、しばしば「自殺」「死」といった言葉が
見られます。
パワーがみなぎる作品とのギャップ・・・まさにそれが、草間彌生というアーティストの核心とのこと・・・
子どもの頃から不遇な家庭環境に悩み、強迫神経症を発症して視界が水玉で覆われる幻覚や、
子どもの頃から不遇な家庭環境に悩み、強迫神経症を発症して視界が水玉で覆われる幻覚や、
花が話しかけてくるなどの幻聴に悩んで、自殺願望までに追いつめられたことから逃れるために、
絵を描いたり、作品を創造するようになったとのことです。
それによって、人生の素晴らしさ、芸術への愛を見出して今日に至っているとのこと!!
「毎日、多くの人たちが作品を待っていてくれるから、これからもずっと描き続ける!!」
という、御歳88歳(←外見もメンタルも全然見えない!!)とは到底思えない、描き出したら朝から夜まで
食事時間のことも忘れてしまうほど・・・という、素晴らしい姿勢・物凄いパワーは、人生の大先輩としても
大いに尊敬しておりますので、拙い自分も是非、今後ともお手本にさせていただきたく思います。
非常に素晴らしい作品「わが永遠の魂」は現在なんと!! 300点以上あるということですが・・・
お身体にお気をつけつつ、今後もず~っと我々ファンのために愛に満ち溢れた素晴らしい作品の数々を
生み出されて、素晴らしい草間ワールドへご招待していただきたく・・・
とっても楽しみにお待ちしております(*^^*)♬✧
国立新美術館開館10周年 草間彌生「わが永遠の魂」展
会期; 2017年2月22日~5月22日
会場; 国立新美術館 企画展示室1E
会期; 2017年2月22日~5月22日
会場; 国立新美術館 企画展示室1E
一般 1,600(1,400)円、大学生 1,200(1,000)円、高校生 800(600円)
※ ()内は前売り、または20名以上の団体料金。
※ 中学生以下無料。
※ 障がい者手帳を持参者と付添者1名は無料
* 撮影日; 2017年3月29日 *
次回は、再び「熊本北部の温泉巡り一人旅」に戻ります。