前記事で紹介いたしました、薬王院(東長谷寺)の東側に隣接する、新宿区立 下落合野鳥の森公園は、
大きな木々に囲まれており、昼間も薄暗くて鬱蒼とした森の雰囲気を味わうことができます。
その広さは約1,500㎡で、池のほとりに植わっているカエデを中心に、ケヤキ・コナラ・ムクノキ・クスノキ
などの、たくさんの落葉樹や、スギなどの針葉樹が植えられており、森の中には、その園の名の通り、
スズメ・キジバト・ウグイス・ツグミ・シジュウカラ・メジロ・ヒヨドリなどの、季節の野鳥の姿を眺める
こともできます。
このあたりの地形は崖線斜面という、地形的にも湧水に恵まれている地域なので、大きな池には、そこより
一段小高くなっている場所から、水量豊かな地下水が湧き出していて、流れ込んでいます。
岩(人工)の間から地下水が湧き出している!パワーを感じます!!
湧水を見られる橋よりさらに上へ・・・
公園の隣の急な坂
急坂から見た公園内
さらに急な坂を登って行くと、崖線上の閑静な住宅街に出ます!!
この坂を登り切ると、落合台地の閑静な住宅街に出ます。
しばらく行くと、東長谷寺の広大な墓地の外塀を発見!!
この外壁沿いを、ぐるっと一周するように歩いて行くと、今度は下り坂になっていました・・・・・・・・・
坂の手前にいた、ウサギ&フクロウさん(*^-^*)
急な下り坂を下り切ったところ・・・何の変哲もないけどお洒落^^
以前この場所で、老人会の方々?が写生会していて・・・こんな感じの素敵な絵でした✧^^
この坂を下りると、すぐに、薬王院(東長谷寺)の参道に戻ってきます。
ここからさらに、新目白通りを一歩入った小路を、東方面に約2分ほど行くと、下落合氷川神社に
到着します。
第5代孝昭天皇の御代の創建と伝えられ、江戸時代には、下落合村の鎮守でした。
薬王院(東長谷寺)(すぐ上の写真)が別当寺であったとのこと。
東側の鳥居下から見た境内
こちらで身を清めてから参拝!!
南側の鳥居下から見た境内
東側の鳥居から出て、新目白通りを一歩入った小路に戻り、西方向にまっすぐ行き、西武新宿線・
下落合駅方向に戻ると、先程の薬王院(東長谷寺)の前に出ます。
そこからさらに小路を進むと、住宅の合間にひっそりと、下落合弁財天があります。
小さな本堂の前は池になっていた・・・落ちないようにして参拝!!
このあたりの裏手一帯には、七世紀後半~八世紀初頭頃のものと推定される、史跡・新宿区登録有形文化財の
下落合横穴墓群があったという・・・!!
新宿区立下落合野鳥の森公園
新宿区下落合 4-8
西武新宿線・下落合駅から徒歩約7分
開園期間:終日
次回は、南伊豆・下田温泉の回想録に続きます。