温泉巡り旅の醍醐味

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世田谷区「蘆花恒春園」~「THE SPA 成城」さん

 
 
今週の火曜日は、東京都西部某所に日帰り出張でしたが・・・
思いがけず14時半頃には終了したので、これはまたと無い絶好のチャンス!!!!!
ちょうど・・・リクルートの「ポンパレ」で見つけた日帰り温泉施設・THE SPA 成城さんの
お得なチケットの有効期限が4月末だったので直行しました!!!
お得なチケットとは・・・入館料(5時間・タオルセット付)+別途料金216円の館内着+ソフトドリンク
1杯(300円)計1,806円相当(←平日の場合・土日祝日は計2,226円!!)のものがなんと!!!
900円という内容だったので、GWに行ければいいなぁと思って買っておいたチケット(←スマホ
提示のもの)でした。
 
その前に・・・かねてからズ~~ッと気になってた、京王線・八幡山駅からも芦花公園駅からも、
ちょうど徒歩約15分の場所にある蘆花恒春園に立ち寄ってから行きましたが・・・
自分は、少しでも早く到着できる快速停車駅・八幡山駅から向かうことにしました。
八幡山駅からの方が早いうえ「環状八号線」(東京都道311号線)沿いに歩けば必ず到着できるので、
方向音痴の自分でも絶対に道に迷わず、時間を無駄にしないで到着できると考えたからでした。

 

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八幡山駅・南口を出て西方向に少し歩くと環状八号線「環八通り」に出ます~~

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スゴく空気の悪い「環八」沿いなのに綺麗なツツジが健気に咲き誇ってました
 
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杉並区から世田谷区に入ります^^ ↑↑に偶然写りこんだ大型トラックは
群馬から遥々と走行して来たのかな・・・!?
 
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まるでお城のようなマンションの横あたりを右折します(↑↑は右折し切った場所から☆)
 
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少し行くと八幡神社さまが見えます・・・まずは参拝してから向かいます
 
 
 
蘆花恒春園は、明治から大正にかけて「不如帰(ほととぎす)」「みみずのたはごと」など
多くの名作を著し、名声を博した徳富蘆花(健次郎氏)が生活した旧宅のある「恒春園区域」と
その周辺の「開放公園区域」(児童公園・花の丘区域など)から成る東京都立公園です。
 
徳富蘆花は明治40年2月27日、当時の東京市青山から東京府北多摩郡千歳村粕谷に移り住み、
ここを「恒春園」と名付け、自ら「美的百姓」と称して「晴耕雨読」の生活を送りましたが
昭和2年9月18日に療養先の群馬県・伊香保で亡くなりました。
そのご遺骸は「恒春園」に帰り、村人総出でクヌギ林の一角に手厚く埋葬されています。
蘆花没後10周年に際し、蘆花夫人・愛子さんは東京市に、園内の土地・建物・蘆花の遺品一切を
蘆花を偲ぶ公園として公開してほしいと寄付されました。
その後、市は直ちに整備のうえ昭和13年2月27日に、東京市蘆花恒春園として開園しました。
その最大の功労者である愛子夫人は、昭和22年2月20日に熱海でお亡くなりになり、蘆花と一緒に
恒春園に埋葬されています。
昭和61年3月10日には「恒春園区域」(夫妻の墓地を含む)約1.38ヘクタールが「東京都指定史跡・
徳富蘆花旧宅」として指定されました。
武蔵野の面影を色濃く残す、素晴らしい「恒春園区域」は蘆花が暮らした当時の生活を偲ぶ
貴重な文化遺産です。
※以上、いただいたパンフレットより一部抜粋※
 
 
自分は理系なので、ほとんど文学には精通しておりませんが・・・
最も大の苦手だった国語も、一応マルチに出来なければ(母校である)志望校には受かれないという
脅迫観念から、ひと通り徳富蘆花先生の「不如帰」も読破しましたが、ヒロイン浪子さんの
ああつらい! つらい! もう女なんぞに生まれはしませんよ」という、日本近代文学を代表する
名台詞に妙な共感を持ちました(^^;;;
(現在も引き続き・・・女子力ゼロむしろマイナスな自分は大いに共感しております!!)

それにしても・・・蘆花夫人・愛子さんが当時の東京市に「園内の土地・建物・蘆花の遺品
一切を蘆花を偲ぶ公園として公開してほしい」と寄付されたおかげで、現在でもこのような
素晴らしい、当時のままの姿の歴史的建造物や武蔵野の原生林などを見学できるので、
本当に大感謝です!!!✧
 
 
 
 
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蘆花恒春園に到着です(*≧▽≦*) こちらから「恒春園区域」に入ります^^

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正門から入ると・・・いきなり趣き深い竹林が(≧▽≦*)
 
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 受付に先客がいらしたので待ち時間に☆ 左側は「蘆花記念館」です
入園料などをお支払いしようとしたら、とっても感じ良い女性職員さんが
「全部無料でご覧いただけます^^記念館↑↑も、蘆花旧宅の中にも無料で入れますよ^^
 ただ・・・館内は全て写真撮影はご遠慮いただいております^^」と案内してくださいました(*^^*)
「蘆花記念館」には身辺具・作品・原稿・手紙・農耕具などの遺品を収蔵し、その一部が
      展示されています(必見です!!)  
 
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鉢植えの牡丹が綺麗に咲き誇っていました!! 今年お初です~~(*^^*)

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武蔵野の面影を色濃く残す竹林とクヌギ林の向こうに茅葺屋根の
「秋水書院」が見えてきます(≧▽≦*)!!!
 
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「秋水書院」の横部(この中には洋風の家具が多数展示されていました^^)
左側の出っ張ってる部分は「旧トイレ」(使用不可!)でした!!
 
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とっても趣き深い「秋水書院」前景^^
 
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「秋水書院」前に鎮座されているお地蔵さま
 
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「梅花書屋」の茅葺屋根下(右上部分)から「秋水書院」方向を☆
樹齢を重ねた感じの太い「クロマツ」が2本仲良く残っています^^
 
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 とっても風情溢れる「梅花書屋」を斜め前(南東)方向から☆
 
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新緑の「梅花書屋」正面(東側)から^^
 
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趣き深過ぎる「母屋」も茅葺屋根です(≧▽≦*)!!!
 
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「母屋」入口 こちらから入って館内全体を見学できます(*^^*)
なんと!!こちらも入場料は無料です!!!!!✧
 
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これから先は写真撮影厳禁です!!中には防犯カメラが至る所にあります!!
今まで見学された方々が皆、忠実に守っていただけたおかげさまで
現在、我々が無料で見学することができています!!
 
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「母屋」側の「恒春園区域」東側入口
 
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夫妻の墓所(「恒春園区域」に隣接する外側にありますが、こちらに入ります)
 
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「夫妻の墓所」前あたりから☆ 右側「母屋」の北側には「蘆花恒春園」開園最大の
功労者・愛子夫人居宅がありますが瓦屋根なので撮り忘れてしまいました・・・(;ω;)
 

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「恒春園区域」南側の雑木林から見た、趣き深過ぎる(左から)「秋水書院」
「梅花書屋」「母屋」茅葺屋根の歴史的建造物3棟☆^^

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「恒春園区域」南側は「開放公園区域」です✧
 
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「花の丘公園区域」へ向かう花壇にいた、とっても可憐な「コデマリ」☆
 
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「ツツジ」☆
 
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「花の丘公園」に到着するとまず「ネモフィラ」がお出迎え
 
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「花の丘公園」北側から南側を☆
 
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整然とした綺麗な花壇です(*^^*)
 
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バラエティに富んだデザインです^^
 
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めっちゃ可愛いポピー(*^ω^*)
 
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今年は諦めていた「八重桜」 ギリギリ見れました~~(*≧▽≦*)
 
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蘆花恒春園の最も南側(全部で出入口は10ヶ所あります)出入口から出て、さらに南側方向に
約5分ほど歩くと、この日のもうひとつのメイン・日帰り温泉施設・THE SPA 成城さんに
到着しました。
この施設は、セントラルスポーツ(株)さんが管理・運営されています。
 
 
 
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「環八通り」沿いの歩道を南下します^^ 新緑がとっても綺麗です✧
スグ隣が交通量半端ない騒々しい道路があるとは思えないほど静かです!!!
 
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やっと建物が見えて来ました!! 付近の歩道橋の上から☆
 
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建物の横には温泉タンクと思われるものが多数ありました!!♨
とっても良質な黒湯の温泉(モール泉)を堪能できます(*≧▽≦*)!!!
 
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1階は「ユニクロ」さんです^^
 
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2階がTHE SPA 成城さん・3階はセントラルスポーツクラブさんです^^
 
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 ↑↑の左側に入口があります
 
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2階に到着^^「地下1,200mから湧き出す天然温泉」にもうすぐ逢えます♬✧
 
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大浴場へのアプローチ 16時を過ぎてましたが昼飯がまだだったので・・・・・
まずは↑↑左側のお食事処に入ってからにしました(^ω^)
 
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「石臼挽きざるそば」 国産蕎麦の実を石臼で丁寧に挽いた粉を使用した手打ち蕎麦で
蕎麦の香りが高い高級品!!✧・・・だけあって、と~っても美味しかったです(*^^*)v
 
 
 
お食事処から大浴場へ向かう途中には、雰囲気の異なる3種類のリラクゼーションルームがあります。
❖ 海温の部屋 Kaiun; 中低温のリラクゼーションルームで、有料のホットレッスンなども
     開催しています。冷え性改善などに効果があります。
❖ 地然の部屋 Chinen; 天然岩塩を壁面に使用した中低温のリラクゼーションルームで、疲労  
  回復や美肌効果があります。
❖ 森香の部屋 Shinka; リクライニングチェアと琉球畳を設えたリラクゼーションルーム。
 
ボディケア・フットケア・韓国式アカスリ・タイ健式・ヘッドケア・岩盤浴・エステなどの
リラクゼーションも充実しています。
 
 
 
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女性大浴場入口♨✧
 
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 ここから先は撮影禁止です!!
 
 
 
ロッカー室にいらした、地元の常連さんらしき年配女性2人組の会話が聞こえてきましたが・・・
「今日はとっても空いていて珍しいね~~!!!」とのことでした(*^^*)
それでも先客は10人ほどいらしたのですが、かなりラッキーのようです♬✧^^
 
内湯は、手前から・・・水風呂(向かい側には「スチームミストサウナ」「遠赤外線黄土サウナ」
「塩サウナ」があります)・ジェットバス各種(1人用×5ヶ所)・バイブラバス・大きな
天然温泉・黒湯の浴槽(加温・循環ろ過)があり、向かい側には嬉しいパーテーションで
区切られた洗い場があります。
外には露天風呂があり、大きな長方形の天然温泉・黒湯の浴槽(加温・循環ろ過)があり、
源泉掛け流しの「つぼ湯」(↓写真・HPよりお借りいたしました)があります。
 
この「黒湯」は、おそらく東京湾をグルッと囲むような形で、関東ローム層を帯水層とした
腐植物成分を含む湯脈があると推測されています。
近年では、掘削技術の著しい向上によって「大深度温泉」(←地下1,000m以上の深度から
採取される温泉または冷鉱泉)が至る所で湧出していますが、前出の「黒湯の湯脈」が
あるからこそ
多くの新しい温泉地が出現し、その多くは似通った泉質になっています。
 
 
 
つぼ湯(天然温泉かけ流し)
つぼ湯(天然温泉かけ流し)
露天エリアにあるつぼ湯に入ると、天然温泉・黒湯が贅沢に勢いよく溢れ出します♨✧
(↑↑写真は、HPよりお借りいたしました)
 
★こちらは1ヶ所しかないので、浴槽横の注意書きに「1人でも多くの方に黒湯の良さを 
 ご堪能いただきたいので、お一人様5分間でお願いします」のようなことが書いてあったので
 自分は、そこから見え易い壁に掛けてある、大きな時計で時間を計って入ってましたが・・・
 ちょうど2分経った頃に、近くにある椅子で待ってる人がいたので5分キッカリで出ましたが・・・
 その後、自分と同じ内湯の温泉浴槽に入って外をチラチラと見ている(「つぼ湯」が空くのを
 待ってる感じのような)方々が2名ほどいらしたのに、ヤツは図々しく15分間以上も 
 余裕で入っていて一向に出ようともしないので、超~~ムカッとしました!!!
 皆が貴女のような図々しい待ち方が出来るとは限らないのです。
 謙虚に内湯に入りながら待ってる方もいらっしゃるので、きちんとマナーを遵守・厳守して
 5分間シッカリと計って、時間が来たらとっとと出てください!!!!!
 結局、内湯で待たれていた方々は諦めて他に行かれてしまいました・・・(><)
 ※ このようなマナー違反をしていると、いつか湯あたりなどの天罰が下ると思いますが・・・
   まぁ、かなりの量の源泉がドバドバ掛け流されていたので・・・この湯量ならば、
        あともう1~2ヶ所の浴槽があれば、もっとより多くの皆さんに温泉の良さを
        ご実感いただけて、 お互い気持ち良く入れるのでは・・・とも思われました。
 
 
 
 


 
* 撮影日; 2016年4月26日 *