前回の続きです。
JR法隆寺駅~王寺駅まで大和路快速で行き、普通列車に乗り継いで香芝駅で降車しました。
そして、徒歩数分の近鉄大阪線・近鉄下田駅から長谷寺駅まで乗車して・・・
徒歩約10分位の、大和國 長谷寺(はせでら)の門前町に佇む、この日お世話になる温泉旅館に
立ち寄って、先にチェックイン→大きな荷物だけ預かっていただいてから、参拝に向かいました。
じつは・・・参拝は翌朝の「朝のお勤め」に参加予定の時にしようと計画してましたが・・・
16時過ぎというのに思った以上に西日本の日は長く(この時期、東京は薄暗いですから~)
まだ明るかったので・・・それじゃぁ先に参拝しないと失礼だしな・・・って思いが、我が尊敬する
歴女の相方と合致したからでした。
JR王寺駅にて・・・快速~普通列車を待つ間、反対側のホームを見ると・・・なんと!!
昔の山手線車両が窓枠だけ改装されて?停車中・・・こんな所で遭遇出来るとは(✧▽✧)♬
JR普通列車「奈良行き」車両もどっかで見たような・・・昔の京浜東北線!!??
近鉄大阪線・長谷寺駅に到着です✧
対向車線に列車が入線するトコでした!!
こちらは翌日、長谷寺駅~三重県・伊勢市まで向かう途中「榛原行き」の
超ガラスキの車内!! このあと伊勢神宮参拝しますが・・・
こちらは以前2回ほど記事にしたので、今回はいたしません・・・・・(- -;;)
途中、清流や紅葉がとっても綺麗でした♬✧^^
お宿に送迎を依頼すれば迎えに来てくださるのですが・・・
今回は、門前町をゆっくり散策しながら向かいたかったので
いつもは少しでも歩きたくないけど・・・歩いて吉と出ました(*≧▽≦*)
大和國 長谷寺は、山号を豊山(ぶさん)、院号は神楽院(かぐらいん)とし、
朱鳥元年(686年)、道明上人が天武天皇のために「銅板法華説相図」を初瀬(はせ)山西の岡に
安置したことに始まり、のち神亀4(727)年、徳道上人が聖武天皇の勅願により、
ご本尊「十一面観世音菩薩」さまを東の岡にお祀りになりました。
徳道上人は観音信仰に厚く、西国三十三所観音霊場を開かれた大徳として知られ、大和國 長谷寺は
その根本霊場とも呼ばれる所以であり、長谷詣・長谷信仰は全国に広がりました。
そして、天正16(1588)年に専誉(せんにょ)僧正がご入山されてより、日本全国に関係寺院3000ヶ寺を
有する「真言宗 豊山派の総本山」として、また西国三十三所第八番札所として檀信徒は約200万人、
四季を通じて「花の御寺」として多くの人々の信仰をあつめています。
(以上、いただいたパンフレットより)
以上の、大和國 長谷寺の3000ヶ寺もの関係寺院の中のひとつ・東京都新宿区の瑠璃山 医王寺 薬王院に、
約5年前に参拝に訪れた際、この大和國 長谷寺の末寺であるということで・・・
この寺院の存在を知って、通称・東長谷寺と呼ばれていることが分かり、いつか機会あらば必ず!!
総本山の方に是非!!!
参上させていただこう!! ・・・って心に決めていたので、4年越しの念願がやっと叶ったのでした✧
大和國 長谷寺の正門の「総受付」(秋葉権現)
正門~石畳の参道を行き、改修中の「仁王門」左手前にある
参拝入山受付にて入山料を納めてから「本堂」へ向かいます・・・
入口から少し歩いた所(向かって左側)の「長谷寺御詠歌碑」と紅葉✿
陽が陰って来ているので・・・いまひとつ紅葉が映えません(- -;;;)
普門院不動堂 入口(総受付)と今回は修復中だった「仁王門」の間に位置します
改修中の「仁王門」をくぐってから長~~~い「登廊」を行きます・・・
ハッキリ言って超絶物凄くキツイ・・・動悸息切れめまいが・・・・・・(><;;)
「登廊」の左右には趣きある大小様々な歴史的建造物が存在します^^
↑↑中央は「昭和寮」左側は「歓喜院」
「登廊」途中にある石段↑の先には…今回は時間切れで行けなかった
「奥の院・陀羅尼堂」(長谷寺の塔頭寺院)があります…
右側の土塀の中には・・・紅葉の影に隠れてひっそりと咲く「寒桜」が~✿✧
風情ある石段の先には「月輪院」 春のシーズンには石段両脇に牡丹の花が
咲き誇って圧巻!!! とのこと・・・いつか是非ぜひ!! 再訪しようと思います(*^^*)
「登廊」は途中、右に曲がってさらに続きます・・・(- -;;;)日頃めっちゃ運動不足な
自分たちは死にそうにゼーゼーブチブチ言いながら仕方なく登って行きます・・・(><;;;)
そんな中・・・薄暮の空で全く映えてないけど・・・紅葉だけが励ましてくれます♡^^
右に曲がり切った場所に位置する「手水舎」でクソな根性も清めます(- -;;)✧
そして・・・再び「登廊」を少し上ると今度は左に曲がって行きます~~
やっと・・・もう少しでゴール目前!!!「手水舎」のお陰で心を入替えて登ります✧
やっと!!!!! 国宝「本堂」に到着です!!!
「本堂」前から☆ あと・・・数時間前に来れば↑↑の紅葉がめっちゃ映えていたのに・・・(- -;;)
国宝「本堂」の舞台から「五重塔」を☆
入母屋造りの国宝「本堂」
翌朝「朝のお勤め」参加後に撮ったもの
「朝のお勤め」は物凄く荘厳な空気の中・・・最初は静かにお経から始まり、自分が
祖父のお寺(←浄土真宗)で聞いた感じの粛々とした感じのものでしたが・・・
さすが真言宗!!途中から物凄く迫力のある太鼓の音が響き渡り、お経もド迫力ものでした!!!✧
密教のお勤めは始めて参加したのでカルチャーショックを受けました!!
それと同時に大感動し・・・またいつか近いうちに参加しようと相方と誓ったのでした✧
早朝に雨が降っていたようで・・・とっても幻想的な眺望でした✧^^
国宝「本堂」から「五重塔」と紅葉を☆
もう真っ暗になってしまった18時過ぎ頃の「五重塔」
と~っても楽しみなお宿の夕食時間が迫っているので・・・「茶所」横の石段を
下って「登廊」へ向かう途中の石畳の小道から見えた幻想的なお姿の「本堂」✧
こちらは・・・翌朝「朝のお勤め」終了後に「登廊」を下って行く時・・・
お勤め時にお世話になって少しお話しした素敵なお坊さま(特に左側の長身のお方✧)が
朝食(これから食事で精進料理です・・・と仰ってました^^)に戻られるところ(*^^*)!!
自分たちも、お宿に戻ってとっても楽しみな朝食をいただきました♬✧^^
奈良県桜井市初瀬 731-1
TEL; 0744-47-7001
入山時間; 4~9月 8:30~17:00
10~11月・3月 9:00~17:00
12~2月 9:00~16:30
※ 牡丹祭り期間など時間延長あり
入山料; 大人・500円
小人・250円
障がい者(手帳掲示の場合)250円
※ 団体割引あり
* 撮影日; 2016年11月18日 *
次回は、この日宿泊した温泉旅館に続きます。