温泉巡り旅の醍醐味

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新潟県の温泉旅 ② 大沢山温泉「高七城」さん

 
             ※ 2018年現在、このお宿は里山十帖さんに生まれ変わったとのことです!!
                  それに伴い、日帰り入浴は出来なくなったとのことです・・・
 
 
         2日目
 
新潟県津南町・ニュー・グリーンピア津南さんの無料送迎バスに乗せていただき、車窓から日本一規模の
河岸段丘の風景に感動しながら、約50分で上越新幹線・越後湯沢駅に到着。
ここから上越線・長岡行きの普通列車に乗り換えて、約10分くらいで大沢駅に到着。
 
お隣の駅は、昔よく関越道を飛ばして滑りに来た「上越国際スキー場」だ!!
なかなか良いゲレンデ・コースがあるスキー場^^ 施設も充実している。
 
 
 
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到着してビックリ!無人駅だった・・・・・・可愛い郵便受け型の切符入れだけが目立っている。
だが、2台の立派なお宿の送迎バスが、この淋しいけど味のある駅前に停まっていた!!
結構多くの人がこの小さな駅で降りていたが・・・
今回お世話になる、木石(ぼくせき)の宿 高七城(たかなじょう)さんの送迎バスに乗り込んだのは、
自分たちだけであった(^ω^)
 
他の人たちはもう一軒の「大沢館」さんの送迎バスに行ってしまったようだ・・・
こちらのお宿は、よくテレビなどで見かけるサービスや施設のとても充実したお宿なのだが、鄙びたお宿・
秘湯ムード満載なお宿大好きの自分は、あえて高七城さんを選んだ♨^^
 
送迎バスで5分ほど山道を登って行くと、まず「大沢館」さんが姿を現した。
こちらは、さらに何もない山道をどんどん登って行くので少々不安になったが・・・・・・
到着すると、雪国・新潟らしい立派な豪農の館が堂々と姿を現した!! これは期待以上!!!
母屋は、築130年を経た豪農の館を移築したもので、雪国独特の建物の造り・太い梁がとっても趣きがあり
重厚間ハンパなく、ものすごい貫禄だ。
そして、約一億年前の木石(ぼくせき)を敷き詰めた床は、落ち着きがあってホッとするような安らぎを
与えてくれる。
 
 
 
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そして、木材をふんだんに使い、木の香り溢れる新館2階の清潔な角部屋に案内していただいた。
アウトバスだが、洗面・トイレも付いている10畳+テラスのお部屋で、とっても便利♬✧
温泉宿ならば、部屋に浴室などなくても全然構わない・・・どころか自分的には全く必要ない!!
小さな床の間には木石の立派な置物もある、くつろぎの落ち着いた和室で、二面採光のおかげで明るい✧^^
 
 
 
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居心地の良すぎる寛ぎのお部屋だったので、ついついゆっくり休んでしまい、大浴場に行くのが遅くなって
しまった・・・
一番混んでいるであろう時間だったが、部屋数が14室と少ないので、とてもすいていてず~っと貸切状態で
ゆ~~っくりと良質の温泉を心ゆくまで堪能できた♨✧
 
自分たちが入ったのは、新館2階から通じる宿泊者専用の大浴場(広~い岩露天風呂付き^^)だったが、
このお宿には外来入浴専用(宿泊者も利用OK)の土蔵造りの大浴場もある。
しかしこちらには露天風呂が無い・・・・・・けど、とても趣きがある(下写真)。
 
 
 
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泉質;ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉  pH; 8.5  加温・循環あり
加水はされていない良質な温泉♨
無色透明・無味・無臭
 
効能;神経痛・筋肉痛・関節痛・打ち身・くじき・冷え性・慢性消化器病・五十肩・運動麻痺などの
一般適応症のほか
切り傷・火傷・アトピー性皮膚炎・慢性皮膚病・慢性婦人病・虚弱児童に特効あり
 
 
お部屋の窓を全開し、山の清涼な空気でクールダウンしたあとは、楽しみな夕食♬
小広間「牧之」で、新潟の海の幸・山の幸を取り入れた和会席料理をゆっくりといただいた。
山菜やキノコ、岩魚の塩焼きが特に美味しく、辛口の新潟の銘酒「八海山」と共に✧^^
そのうえ、サービスの「魚沼ワイン」の白・ハーフサイズも美味し~くいただいた(*^-^*) 
シメの地元塩沢産の「魚沼コシヒカリ」もデザートのメロンもとっても美味しかった!! 
モチロン!!完食~(^^ゞ
 
酔いも醒めた22時頃、再び新館の大浴場に行った。
最初混んでいて、帰ろうと思ったが・・・自分たちが入る頃には次第にすいてきて、またもや貸切状態で
ゆ~~っくりと心ゆくまで良質の温泉を満喫できて、めっちゃラッキー\(^o^)/
岩露天風呂からは、満天の星空が見えてとっても幻想的!!!✧ 
山の香りの空気も最高に美味しかった~~(^ω^)
 
 
 
           3日目
 
大浴場は、男女の入替もなく前日と同じところで、またまたラッキーな貸切状態で、ゆ~~ったりと温泉を
思いっきり堪能できた♨✧
 
朝食は、趣きのある母屋の大広間で和食膳を美味しくいただいた♬
前日のうちに、感じ良い仲居さんに、「自分は大阪出身ですので・・・」と言って、大の苦手な納豆を抜いて
いただいた・・・もし申し出なければ出ていた~危なかった~~(>_<)
 
そのあと、お隣の昔懐かしい風流なロビーでモーニングコーヒーのサービスがあると聞き、
早速いただいた^^
本格的でとっても美味しいコーヒーだった(*^-^*)
本当は、自分は紅茶党だけど・・・(^^ゞ
 
このお宿は、山間部の秘湯ながら、過去にテレビドラマのロケ地にも使われたとのこと・・・!!!
とても絵になる、趣き深い和風旅館であった・・・つくづく、此処に決めて良かった~~と思った(^ω^)
 
 
無人駅の大沢駅~越後湯沢駅へ戻り、駅構内の広いスペースにお土産屋さんが密集しているところで、
ちょうどいい時期の山菜が売っていたので、山ウド・コシアブラ・コゴミを購入し、幻の銘酒「越の寒梅」の
一升瓶♡^^と、笹団子、栃の実の入った栃餅を購入し、重たいのでまっすぐに帰路についた。
この時期は、美味しい山菜&新潟の最高の銘酒を目当てに山の温泉へ行くに限るなぁ・・・と、つくづく
思ったのであった♬✧
 
 
 
 
次回は、沖縄県・宮古島の回想録に続きます。