温泉巡り旅の醍醐味

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白子温泉「潮の香の湯宿 浜紫」さん 回想録

 
       千葉県・白子温泉 1泊2日の旅 回想録 (2009/03/08~09)
 
 
JR東京駅の地下5階ホームより出発の特急わかしお号に乗車し、わずか1時間くらいでJR茂原駅に
到着した。
意外と近い・・・!!! 
改札を出ると、予約してあった今回お世話になる、潮の香の湯宿 浜紫さんの送迎車が待っていたので
乗せていただいた。しかしそこからが結構長い・・・約25分ほど、千葉県で最も海岸線の長い九十九里浜の
方角に向かってひたすら走って行き、お宿の前に到着したが・・・
イメージしていたのとは違って、目の前あたりには全く海が見えない・・・(>_<)
 
お宿に到着するとすぐに、とっても明るくて感じ良くて、気さくな女将さんに
「九十九里はお部屋から見えますか??」と尋ねると・・・
上層階からは少しだけ見える程度とのこと・・・自分たちのプランはお得なものだったので、上層階では
なかった~~(;ω;)
当然、白子町の街並みくらいしか見えなかったので、九十九里散策に出ようとしたが、雨がかなり激しく
降り始めてきた・・・・・・徒歩では約10分かかるということもあり、天気が回復したら明日の朝行こうと決めて
ここはひとつ諦めて・・・楽しみな温泉でゆ~っくりとすることにした♨♬^^
 
九十九里浜の、ほぼ中央部に位置する美しい海岸・緑の街白子は、九十九里浜では唯一の温泉地で、古くから
「美肌の湯」と呼ばれている。
しかし、温泉の開湯は1989(平成元)年に、地下2000mほどボーリングして源泉を開発したので、
比較的新しいが、この地は天然ガスの産地であり、温泉にヨード(ヨウ素)を多く含むのが特徴であり、
約40年の歴史がある「砂風呂」によって、その成分の恩恵を受け、古くから親しまれているという。
 
外観が薄いピンク色のこのお洒落なお宿は、女性に人気の高い純和風旅館であり、館内は和の情緒とモダンな
インテリアが見事に融合した、小粋で落ち着いた雰囲気で、さらりとしたおもてなしはゆったり・のんびりと
くつろげる。
本館「花雲館」と新館「瑞雲」があり、お部屋は全部で28室。
自分たちが宿泊したお部屋は、新館の方の中層階だった。
 
 
 
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さらにこのお宿は、テニスコートを7面持っているというだけあって、大浴場に行くと、テニス合宿での
練習が終わり、汗を流して温泉で癒されて出てきた大学生たちに会ったが・・・先程チェックインした時に
女将さんに伺ったが・・・この時期はそれほど多くないとのこと。
しかし、最盛期にはかなり混み合い賑わいをみせるとのこと!!
白子温泉には他にも数十軒の温泉旅館・ホテルがあるが、そのほとんどがテニスコートを所有しているので
テニス合宿などが盛んな、賑やかな温泉地なのである。
それゆえに・・・静寂な環境で温泉を楽しみたい自分たちのような者にとって、この時期は超ラッキーであり、
つくづくこのお宿に来る時は、時期を選ばねば・・・と感じた(~_~;)
 
 
静かになった大浴場には、それでも数人の先客が思い思いに温泉を楽しんでいた。
さすが、大人気のヨードを含む、女性に大人気の「美肌の湯」♨✧
内湯は、オレンジがかった茶濁色の温泉がなみなみと湛えられていたので、まずはこちらでゆっくりと
堪能♨✧
このほかに、沸かし湯のジャグジーもあったのでゆ~っくりと楽しめた(^o^)
そのあと、露天風呂へ・・・岩造りの風情ある広めの湯船には、内湯とは違って、オレンジがかった茶色の
透き通った温泉がなみなみと湛えられており、こちらはず~~っと貸切状態でゆ~~っくりと良質の温泉を
満喫できた\(^o^)/
しかし透明なのは、循環濾過しているからなのだろうか・・・と思いながらも堪能(*^。^*)
とっても居心地が良かったので、実に1時間以上も大浴場に居座っていた・・・・・・
 
泉質;ナトリウム塩化物強塩泉(含沃素食塩泉) pH; 7.7 
加水(塩分濃度調整のため)あり
加温・循環濾過あり・塩素消毒あり
オレンジがかった茶褐色・強い塩味・無臭
 
効能;神経痛・筋肉痛・関節痛・打ち身・くじき・慢性消化器病・五十肩・運動麻痺・疲労回復などの
一般適応症のほか
慢性皮膚病・慢性婦人病・切り傷・やけど・虚弱児童など
 
 
 
くつろぎのお部屋に戻ってゆ~っくりと休んだあとは、美味しい夕食が待っていた(*^-^*)♡
広々としていて落ち着いた雰囲気のお食事処「浜咲き」は、つい立てによって完全にお隣との間が遮断されて
いるテーブル席なので、とってもリラックスできる(^v^)♬
想像していたよりも、はるかに美味しい上品で奥の深い味わいの海鮮会席料理を、千葉県産の落花生を
たっぷりと使用して作られた、と~っても珍しい落花生焼酎「ぼっち」(もちろんロック!!✧)と共に、
ゆ~っくりと楽しくいただいた(*^u^*) 
笑顔の素敵なとっても感じ良い女性スタッフさんが、一品ずつ美味しいお料理の数々をテーブルまで運んで
来てくださった。
それにしても・・・落花生焼酎は印象深い味わいであった!!!
マカダミア・アーモンド・ヘーゼル・カシューなどのナッツ類大好きな自分は、すごく気に入ったが・・・
苦手な方には結構キツイかも・・・??
 
夕食後、22時頃再び大浴場でオレンジがかった茶色の、海の天然ミネラル・ヨードをたっぷりと含んだ
温泉を思う存分楽しんだのは、言うまでもない・・・(*^。^*)♨♬
 
 
 
翌朝の大浴場も前日と同じ場所で、男女の入替は行われていない。
別に、眺めが良いわけではないのだが・・・趣きのある岩露天風呂は、実に居心地が良い(*^-^*)v
朝の空気が爽快であった✧^^
 
朝食は、前日と同じお食事処「浜咲き」でゆ~~っくりといただいた。
これまた味わい深くどのお料理も美味しい和食膳には・・・本場・茨城県に近いのに(前日の夕食時に申し出
忘れてしまったけど・・・)納豆は出て来なかった~~~\(^o^)/\(^o^)/
 
そのあと、ラッキーにも雨があがったので、チェックアウト時間の10時(送迎バス発車時刻も)まで
九十九里散策に出かけた✧^^
途中、濃いピンクの、よく伊豆で見かける「河津(かわづ)桜」のようなお花が満開だった
 
 
 
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お宿から徒歩で約10分くらいのところに、やっと見えて来た九十九里浜の一部が!!!✧
松林の間にある灰色の砂の小路を抜けると・・・広~~~い砂浜が見えて来た(✧∀✧)♬
あまり天気が良くないから陰気臭く見えるかもしれないが・・・
快晴とかならば、もっともっと爽快であったであろう・・・
 
 
 
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それでも、ものすご~~~く広い、砂浜に車の走ったタイヤの跡まで付いているとにかく広~い広~い、
遠浅の海岸美にしばらくの間、圧倒されまくっていた!!!
この、ものすごい広さがゆえに「九十九里浜」という名前が付けられたのか・・・と、つくづく実感した!!
そして、雨があがらなかったらこの素晴らしい九十九里浜(此処は中里海岸というそうで・・・)を見ることが
できなかったと思うと・・・つくづく此処に来れてラッキーだったと思った(^^*)♬✧
 
 
自分たちは今までに、こんなに広大な海岸を見たことが無かったので、すご~~く感動しながらお宿へ戻り
少しロビーで休んだあと送迎車に乗せていただき、JR茂原駅へと向かった。
東京からこんなに近い場所に、こんなに素晴らしい海岸&温泉があるなんて・・・
ホントに、訪れて良かった~~と思った。
 
 
 
 
次回は、静岡県 南伊豆・観音温泉の回想録に続きます。