温泉巡り旅の醍醐味

ヤフーブログ移行時、崩れてしまった書式は修復終了しました!1人旅の最新記事は別ブログ「温泉巡り一人旅の楽しみは・・・」に更新中です♨

大沢温泉~三津浜湯の花温泉 ②「安田屋旅館」さん

 
       2日目
 
 
西伊豆・大沢温泉ホテル 依田之庄さんの大浴場は、男女が入れ替わっており、内風呂のみの広い方に
なっていた。
浴槽は2つあって、熱め・ぬるめと分かれていた。
こちらの大浴場にも、ぬるめの大きな浴槽の隣りには(冷水・観賞用の)大きな池がある!!✧
最初は、ぬるめでゆっくりと良質の温泉を堪能したあと、熱めで引き締めて楽しんだ。
そのあとは、再び土蔵の資料館へ・・・くつろぎの空間だ(*^-^*)
 
国指定登録有形文化財の、重厚で素晴らしい造りの魅力あふれる、暖かいおもてなしの素敵な旅館で
あった!!✧
チェックアウト後、女将さんたちと一緒に正面玄関の前で記念撮影☆^^
機会があれば、今度はぜひ土蔵の間にお邪魔したいな~と思った!!!♬
そして、昨日と同じ気のいい運転手さんに、西伊豆海沿いの町・松崎まで送っていただいた。
 
 
 
イメージ 10
 
 
 
長八美術館で降りる宿泊客もいらしたが、自分たちは松崎発10:35の東海バス(路線バス)で、修善寺まで
向かわなければならないので、今回はパス・・・(;ω;)
約2時間ほどの道のりは、結構きつかった・・・(このルートはお初)けど、堂ケ島~宇久須(うぐす)~
土肥(とい)までの車窓からの景色は最高に美しかった(✧▽✧)
 
 
 
イメージ 3
 
 
 
土肥~修善寺間は、山間部を走り抜けるので何の変哲もない山道(といっても国道136号線)が続く。
途中、昨年訪れた船原温泉を通過・・・懐かしい!!✧
 
修善寺駅に到着してから、さらに修善寺温泉行きの路線バスに乗継ぎ、約10分で終点・修善寺温泉へ・・・
今回はこの温泉地には宿泊せず、修禅寺への初詣が目的。
過去に絵馬を下げ祈願したところ、みごとに願いが叶ったので、自分たちの強力な超パワースポット様
 
 
修善寺駅に戻り伊豆箱根鉄道で、伊豆長岡駅へ。
さらに路線バスに乗継ぎ、終点・三津浜(みとはま)シーパラダイスまで乗車。
今回は、シーパラダイスは時間切れで行けなかった・・・
 
バス停から徒歩2~3分ほどで、今回お世話になる、安田屋旅館さんに到着。
この純和風旅館もまた、国指定登録有形文化財の建物を持つ歴史あるお宿。
 
 
 
イメージ 4
 
 
イメージ 11
 
  
 
宿泊日は自分たちの方が先だったが・・・フジTVのドラマ「グッドライフ」で、反町隆史さんと可愛らしい
子役が宿泊した設定のロケ地にもなった!!!(リアルで視聴していた✧)
ドラマの中で、その風格ある客室と、癒しの大浴場・露天風呂(檜風呂の方)が映っていた☆
 
全15室のこぢんまりとした老舗宿の館内は、古き良き日本の静かな佇まいが随所に残っている。
文豪・太宰治先生が愛したお宿でもあり、昭和22年2月上旬~約1ケ月間、今でも客室として使われている
「月見草」の間(旧;松の弐番)で、名作「斜陽」の第1・2章を執筆したとのこと。
なので、このお宿には、太宰治先生をはじめ、伊豆にゆかりのある文学者の書籍を収めた、小さな資料室
「伊豆文庫」があり、自分のような文学好き(・・・といっても理学部に在籍していたド理系ですが^^;;;)に
とっては楽しい場所\(^o^)/
 
1918年築の松棟が最も古く、1931年築の月棟、1951年築の桜棟があり、今回私たちが泊まったのは、月棟・
椿の間(露天風呂付き^^
15畳+次の間7畳+3畳にテラスの付いた、贅沢な数寄屋造りの立派なお部屋(✧∀✧)!!!
頑張って奮発したかいがあった♬✧
 
 
 
イメージ 5
広~い客室✧ (↑↑の食事は朝食^^)
 
イメージ 6
専用の半露天風呂(*^-^*)♨ 嬉しい源泉掛け流し!!!✧
 
 
 
お部屋からは、太宰治先生も愛したであろう、富士山の絶景が一望できた(✧∀✧)!!!
 
 
 
イメージ 7
 
 
 
 しかし・・・美しい富士山の前方に、鉄筋のマンションらしき建物が見えるが・・・
かなり邪魔だな~・・・と思った(><;;)
まぁ、あの建物から見える景色こそ、此処よりも障害物が無さそうなので・・・このうえなく絶景かな~(- -;;)
 
 
お部屋でゆっくりしたあとは、楽しみな大浴場へ!!♨
檜風呂「桜桃の湯」は、ホームページに載っていた写真よりも実際に入ってみると広々としているが、
露天風呂「思い出」は、2人くらいしか入れない檜の浴槽だ。
ラッキーにも、貸切状態でゆっくりゆっくり楽しめた♬✧
 
泉質は、pH値;9.2のアルカリ性単純温泉で、加温・循環濾過あり
少々塩素臭さが気になったが・・・
 
しかし、お部屋の専用露天風呂はうれしいかけ流し(加温) で、塩素臭さは全く感じられず・・・
良質の温泉を、心置きなく思う存分、ゆ~~っくりと楽しめた!!
木製の重い蓋の開け閉めが面倒ではあったが・・・(~▽~;)
 
 
 
思い切り温まったあとは、とても楽しみな夕食。
波の静かな内浦漁港に水揚げされた、新鮮な海の幸が魅力のお宿だから・・・
案の定、カニ寿司・数の子・イクラ、お造りはサザエ・カンパチ・イサキ・鯛・白エビ・アジと、どれも
すごく美味しい!!!✧
伊勢海老の鬼殻焼きに、金目鯛の煮つけが1人につき1尾!!!✧(たいていのお宿は普通2人で一尾のみ)
しかも結構大きい♬^^
これだけでも豪華なのに、さらに鮑の踊り焼き、山盛りウニの酢の物まで(✧∀✧)♬
味付けも、出汁にこだわった奥深いもの。
こんなに大好物ばっかり、いただいてもいいのかな~?  
美味し~い地酒と共に、お部屋でゆ~っくりと思いっ切り堪能した✧^^
デザートの手作り杏仁豆腐も、甘さスッキリでコクもあり、なかなかのものだった!!!✧
当然、全て美味し~く完食(^^;;;;;
気品のある優しい仲居さんが、上品に丁寧にもてなしてくださった。
 
 
 
イメージ 9
 
 
 
夕食後は、部屋の専用半露天風呂で、ゆ~っくりと良質のかけ流し温泉を思いっきり堪能した(*^_^*)v
バスローブも備わっていて、湯ざめもせずとっても便利だった。
 
 
 
            3日目
 
 
既に、大浴場は男女が入れ替わっており、2階「富嶽の湯」からは、お部屋から見えた富士山が見える
では・・・(✧∀✧)!!!
石造りの内湯もまた、HPで見たよりも広々としていた。
露天風呂「満願」は岩風呂で、お地蔵様がいらしたので、さっそく祈願・・・・・・!!
こちらは、3~4人くらいは何とか入れそうだが、やはり2人くらいで余裕で入りたい。
やはり、部屋数が少ないのか、昨日に引き続きラッキーにも貸切状態で、ゆ~~っくりと高アルカリの
温泉を、思う存分に堪能できた(*≧▽≦*)♨
 
 
 
イメージ 8
早朝の富士山  2階大浴場からも楽しめます(✧∀✧)!!!
 
 
 
朝食も、お部屋でゆっくりと味わった(*^^*)v
ちょうど1月7日だったので(忘れていた・・・)お出汁のきいた奥深い味わいの、七草がゆが出てきた!!✧
と~っても美味しかった\(^o^)/ 
これぞ日本のお宿!!! その他のお料理も美味しくて完食♬✧
 
 
 
伊豆長岡駅まで送迎はないので、再び路線バスで・・・その分、1人/25,000円くらいだったのに、あれだけ
広~いお部屋・専用露天風呂・豪華なお料理の数々だったのか~、と実感した。
眺めの素晴らしい、国指定登録有形文化財の趣き深い温泉旅館であった。
 
 
この日は、急ぎの用事があったので、踊り子号ではなく、三島駅まで伊豆箱根鉄道で20分ほど→三島駅から
東海道新幹線こだま号で東京駅へと帰った。
 
 
 
 
 
以上で2011年内のレビューは終了です。
次回は、最近8月28日~3泊4日で旅した、西津軽~南津軽(青森県)へ続きます・・・
映画「わさお」の主人公犬「わさおクン」・飼い主の菊谷節子様にお逢いしました