西伊豆 大沢温泉~三津浜湯の花温泉へ(2011/01/05~07)
1日目
右足の悪い自分は、近場の伊豆でも・・・あくまで公共機関を利用して、エコ旅に挑戦し続けております。
自由に車を乗り回していた頃は確かに便利でしたが・・・通り過ぎてばかりで、道中多くの人々との出会いや、
何気ない素晴らしい景色や、道端の可憐な花などには気づきもしなかったので、何だか損していた感じ・・・・・・
東京駅11:00発のスーパービュー踊り子号で伊豆急下田駅へ。
今回お世話になる、大沢温泉ホテル 依田之庄さんの送迎車に乗せていただき、約35分で到着。
送迎車は貸切で、気のいい運転手さんとず~っと世間話や、これから行くお宿についてなどのお話しが
とっても楽しかったので、あっという間に到着した♬^^
この温泉宿は、天城連山の長九郎岳から流れる那賀川沿いに佇む、なまこ壁が美しい重厚な造りの
純和風旅館。
江戸元禄期築の母屋・土蔵は国指定登録有形文化財の風情あるもので、その他古い順に、山荘・絹屋・
竹取の宿泊棟などがある。
今回は、土蔵の2階を改装した客室に泊まりたかったが・・・1室のみで既に予約済み
でも、山荘の部屋は設備も充実していて中々快適で、朝夕とも部屋食だったので嬉しい限りだった✧^^
「山荘」 「八ッ瀬」の間
なまこ壁の「土蔵」
庄屋屋敷の母屋
母屋の中にあるロビー
さらにすごいのは、3000坪もの庭園。
こんなに広大な土地に、わずか25室のみの、ゆとりの純和風旅館である。
正門に入ると、まず目につくのは大きな水車!!✧
その横の、玄関の趣きのある障子の引き戸をくぐると、昔懐かしい土間や囲炉裏がある母屋に入る。
うれしいのは、夜20時に、ここでお餅つきがあり、宿泊者も体験できる(自分たちも体験!!✧^^
きねが重かったので、すごい形相でついていたらしい・・・)
つきたての柔らかくてコシのある、めっちゃ美味しいお餅は、その場でいただけるので・・・
特に、餡やきなこが美味しくて、たくさんおかわりしてしまった・・・(^^;;;;
館内の至る所に、当時の面影を伝える古い家具・古民具などがあって、とても風流だ。
なかでも、土蔵を改装してできた落ち着きのある重厚な資料館はとてもお気に入り♬^^
向かってその左隣に前出の客室、右隣にバーがある・・・とっても粋だ。
重厚な土蔵の中の資料館✧ 依田氏の歴史についての資料が収められている!!
土蔵の中、右側にはレトロな足踏み式のオルガンも♬✧
オルガン側から入口方向を見た土蔵の中を☆
古いオルガンだけど、まだまだ現役のようで・・・娘が楽しく弾いていた~~♬♫♪
さて、館内の探索を楽しんだあとは、さらに楽しみな温泉へ~~(*^^*)v♨
1階大浴場前の廊下には、天然の湧水が竹筒から途切れることなく流れていて、乾いたのどを潤してくれる。
その水は、小川になって大浴場のパウダールームの中へと流れているでは!!✧
そして、さらに貫流して大浴場の中にある大きな池へと続いている・・・冷たいので決して浴用ではないのが
また贅沢だ・・・すごい!!
過去に日本全国の温泉旅館200軒ほど訪れているが、このような贅沢なしつらえは初めて!!!✧
女性用は、岩露天風呂のある方だった。
最初は混んでいたが、途中から貸切状態で良質な温泉をこころおきなく堪能した(^ω^)♨
泉質; カルシウム硫酸塩泉 pH; 8.3 弱アルカリ性
源泉によっては、単純温泉もある
加水なし、加温ありの、かけ流し
無色透明・無味・無臭
そのあとは、竹取棟の屋上にあるもうひとつの露天風呂へ~~♨♬^^
浴槽はふたつあるが、この日は閑散期だったのかひとつ閉鎖されていて、手前の大きな浴槽のみであったが、
ここでも貸切状態!!!✧
少しぬるかったが、時間を忘れてゆ~~~っくりと楽しめた
さらにさらに、山荘にある無料の貸切風呂にも入り、温泉三昧~~♨♡^^
内湯のみだが、空いていればいつでも利用できてうれしい!!✧
温泉三昧のあとは、楽しみな夕食。
伊豆の海の幸・山の幸を取り入れた郷土懐石はどれも温かみのある味。
杉の小桶に山菜などで彩りを添えた桶寿司は風流で美味しい✧^^
美味しい地酒と共に、どれも美味しくいただき、完食(*^_^*)♬
とても感じ良い温かみあふれた仲居さんが、常に笑顔を絶やさず素敵にもてなしてくださった。
夕食後は、少し休んでから、母屋のロビー前の土間で行われるお餅つき会に参加した。
美味しくて沢山おかわりしすぎて、お腹パンパンになったので・・・お部屋でひと眠り~~zzz
やおら23時頃起きて、再び昼間と同じ大浴場へ・・・♨✧
露天風呂から見る冬の星はとってもキレイだった(≧▽≦*)☆
とってもお洒落な洗面台を☆
最後に、お正月飾りのある、生け花も飾られている粋な床の間・・・・・・(^ω^)
2日目・三津浜湯の花温泉に続きます。