中伊豆・修善寺温泉の温泉街の中心にある修禅寺に、先日の13日、初詣に行ってきました。
この日は、とってもお天気が良くて･･･まさか、次の日にあんな大雪（暴風雪）が降るとは･･･
思ってもいませんでした･･････
このお寺は、曹洞宗の寺院で正式名称は「福地山修禅萬安（ばんなん）禅寺」、通称福地山 修禅寺と
呼ばれていて、修善寺という地名の元となった寺院です。
（地名は「修善寺」、寺院は「修禅寺」と区別しているそうです･･･）
その歴史は、807年（大同2年）に空海が創建したと伝えられ、その後の約470年間は、真言宗に属していて、
当時は周辺の地名が「桂谷」だったことから、「桂谷山寺」と呼ばれていたとのこと･･･
その後、鎌倉時代初期に、中国から蘭渓道隆禅師が入山して、臨済宗に改宗し、名称も「修禅寺」となった
とのことです。
この間、源頼朝の弟・源範頼と、その息子で鎌倉幕府2代将軍・源頼家がこのお寺に幽閉され、その後
1204年に北条氏によって暗殺されたという、悲劇の舞台となったお寺としても知られています。
室町時代になると、韮山城主・北条早雲が隆渓繁紹禅師を住職として、遠州の石雲院から招き、曹洞宗に
改宗して現在に至っています。
現在の本堂は、1883（明治16）年に再建されたものです。
立派な山門！！✧
山門から見た本堂
山門をくぐって右側にある「手水舎」･･･水ではなくて温泉♨で清める！！！♨
本堂前から見た境内と鐘撞き堂
本堂脇にいた達磨さん！？の石像
ゆかわ食堂さん前の桂川
このあと、このお寺をあとにして･･･バスターミナル側に2～3軒先の並びに位置する、ゆかわ食堂さんに
行きました。
このお店は、知る人ぞ知る「黒米玄米炒飯」が美味しいお店です！！✧＾＾
修善寺温泉といえば･･･蕎麦や釜飯などの和食が美味しいイメージがありますが･･･
この中華料理店は、アメ色のスープが魅力的な「支那そば」も美味し過ぎるので毎年のように通って
おります(*^-^*)！！♡
珍しい「黒米玄米炒飯」✿
と～～～っても美味しい「支那そば」♡＾＾
修善寺温泉口バスターミナルからは、伊豆箱根鉄道バス（または東海バス）に乗車して、約10分で伊豆箱根
鉄道・駿豆線の修善寺駅に向かいましたが･･･この時、珍しい「切り絵バス」に遭遇！！！
バスの窓全体に、地元の切り絵作家の方が作った、可愛らしい切り絵が貼り付けてあるバスです。
修善寺駅に到着してから、三島広小路駅まで乗車して、徒歩で約15分のところにある、天然温泉極楽湯三島店
（三島温泉）に行きました。
100万ｔ/日以上の、富士山の伏流水が湧出することで知られている日本一の湧水地である、柿田川湧水群から
ほど近い、ショッピングモール「せせらぎパーク三好」内にある日帰り温泉施設です。
源泉は地下1300ｍで、毎分280リットルもの豊富な温泉が湧き出ています。
広いお食事処や、横になって寛げる「うたた寝処」、有料の貸し座敷、整体・足つぼなどが揃っていて、
一日中ゆったりと過ごすことができます。
男女別の大浴場は、各10種類+サウナ（ＴＶ付き）１種類の充実したもので、内湯はタイル張りの中浴槽が
３つ（うち２つはジェットバス）、小さな浴槽の「電気風呂」があります。
露天風呂の方がさらに充実していて、いずれも中くらいの大きさの「檜風呂」・「岩風呂」・一段高い所に
ある岩風呂「富士見の湯」（運が良ければここから富士山が見えるそうですが･･･）、つぼ風呂が３つ、
寝湯（岩盤浴のようになっていて？温泉が流れている！）、水風呂と、サウナがありました。
※ こちらの施設は、浴室内撮影禁止ですので･･･お風呂の写真はありません。
付近には、豊富な湧水を利用したオブジェも･･･✧
左側のロッカーはハンガーもあって余裕でコートが掛けられます♬＾＾
フロントで予め指定されるのではなく、好きなところを選べます(*^-^*)✧
泉質; アルカリ性単純温泉 ｐＨ; 9.7
無色透明・無味・無臭
効能; 神経痛・筋肉痛・関節痛・慢性消化器病・打ち身・くじき・運動麻痺・五十肩・疲労回復などの
一般適応症
高アルカリ性のため、女性には嬉しい美肌効果アリ✧
営業時間 平日；9：00～翌2：00
土日祝日；6：00～翌2：00 （いずれも最終受付は、深夜1：20）
料金 平日・大人；700円 小人；400円
土日祝日・大人；750円 小人；450円
交通 伊豆箱根鉄道駿豆線・三島広小路駅～徒歩約15分
