前回の続きです。
今回は、大仙家さんのお風呂・お食事編と、この旅行の最大のメイン・修禅寺へ初詣に行って来た時の
記録です。
200年以上にわたり湯治場として親しまれ、多くの文人・文化人に愛されてきた「ぬる湯」の名湯・
畑毛温泉は、静岡県唯一の環境省の指定国民保養温泉に指定されている温泉です。
また「入ってよし、飲んでよし」と言われる畑毛温泉の源泉は、良質の薬用温泉です。
その効果は、源頼朝が軍馬の疲れを癒したという言い伝えや、寛延年間の湯敷小屋で怪我人湯療の記録にも
見られ、歌人・若山牧水は「長湯して 飽かぬこの湯の ぬるき湯に ひたりて安き 心なりけり」と詠んで
います。
大浴場では、2種類の源泉を堪能でき、そのうちのひとつである少量のラドンを含有するアルカリ性単純
温泉は、神経痛・リウマチなどに効果があり、昔から人々に親しまれてきたそうです。
韮山いちご狩りセンターさんで「いちご狩り」を思いっきり満喫して、お宿の送迎車に乗せていただいて戻り
お抹茶&お菓子をいただいたあとは・・・↑↑の次に楽しみな(←今回に限り、温泉は二の次となってしまい
ました・・・^^;;;)良質な名湯に逢いに行きます☆
大浴場(1階)へのアプローチ^^
生け花↑↑が素敵です☆ 暖簾をくぐって行きます~~
趣きある大浴場入口(男女入替ナシ)
広々として清潔感漂う脱衣室&パウダーコーナー☆
天井が高いです!!!
内湯大浴槽 女湯は円形です○(湯温は40℃)
約30℃・35℃・40℃の源泉が掛け流されています(加温あり)♨✧
右側の一番湯量が多い槽は「円形内湯」に注がれています^^ その左側の槽は「大仙湯」で
↓↓写真に注ぎ、上側の槽は「韮山湯」(3つ↓↓写真)に注いでいます^^
「大仙湯」 湯気で曇ってしまいます・・・(汗)
「大仙湯」浴槽は35℃ほどの「ぬる湯」♨
「韮山湯」浴槽は30℃の「超ぬる湯」が掛け流されています♨✧
脱衣室に「お風呂の中でも読める書籍」があるので↑浴槽で読んでいる方もいらっしゃいました!!
野趣溢れる大好きな岩露天風呂☆
広~~い岩露天風呂に湛えられた温泉はおそらく湯量の多い「韮山湯」を
加温したもので、浴槽の中で最も高温です!!♨
「あつ湯」が大好きな自分は長い間ロックオンでしたが・・・この日ご一緒した皆さんは
少し入っただけでスグに出て行かれたので、ほとんど貸切状態でラッキーでした~~(*≧▽≦*)
岩露天風呂の隣には珍しい屋外サウナがあります!!
屋外サウナの向かって右横には「水風呂」もあります^^
源泉名; 大仙湯 奈古谷24号(「大仙湯」)
泉質; ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩温泉(低張性アルカリ性低温泉) pH; 8.9
微黄色透明・無味・無臭 (加温・循環掛け流し併用・塩素消毒あり)
泉温; 33.3℃ 湧出量; 11.6リットル / 分(動力揚湯・水中ポンプ)
効能; 神経痛・筋肉痛・関節痛・慢性消化器病・五十肩・打ち身・くじき・運動麻痺・疲労回復などの
一般適応症のほか
慢性皮膚病・慢性婦人病・切り傷・やけど・虚弱児童など
源泉名; 韮山温泉土地 第3号泉 畑毛2号(「韮山湯」)
泉質; アルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性低温泉) pH; 8.7
無色透明・無味・無臭 (加温・循環掛け流し併用・塩素消毒あり)
泉温; 29.2℃ 湧出量; 609リットル / 分(動力揚湯・水中ポンプ)
メタけい酸含有量; 33.6mg / kg →規定値(50.0mg / kg)には達していないが多めで
アルカリ性のため「美肌の湯」✧
効能; 神経痛・筋肉痛・関節痛・慢性消化器病・五十肩・打ち身・くじき・運動麻痺・疲労回復などの
一般適応症
★ 日帰り入浴は不可 ★
次は、温泉の次に楽しみな夕食です。
レストラン「遊山」さんにて、料理長さん自ら厳選された駿河湾・相模湾の海の幸、中伊豆の山の幸を
ふんだんに取り入れた懐石料理をいただきました。
食前酒・先付・前菜・台の物がセットされています^^
食前酒・先付・前菜
さらに、御椀・造りが来ます^^大好物の辛口の冷酒「あらばしり」と共に✧
台の物・牛鍋^^
左から・・・温物・煮物
シメは「ごぼうご飯」「赤出汁」「香の物」です^^
デザートのグレープフルーツゼリー^^ 果実をくり抜いて作った本格派で
甘ったるいものが苦手な自分でも全然OKで美味しかったです(*≧▽≦*)!!!
翌日の朝食も、前日の夜と同じレストラン「遊山」さんでいただきました。
和定食+嬉しいミニバイキングです♬^^
ミニバイキングとはいえ・・・とっても美味しかったので、ついついまた腹12分目までいただいてしまい・・・
這うようにして部屋まで戻りました~~~(^^;;;
そして・・・往路はJR函南駅に迎えに来ていただいたのですが、次なる目的地・修禅寺(←今回の旅行の
メイン!!!)に行くためには、伊豆箱根鉄道 駿豆線・大場駅まで送っていただいた方が数段便利なので、
10時半にロビー集合ということで・・・それまでゆっくり休みました(^ω^)
伊豆・畑毛温泉 大仙家(だいせんや) (HMI ホテルグループ)さん
静岡県伊豆の国市奈古谷 655
TEL; 055-979-7000
客室 48室(和室 13室・洋室 35室 全室内風呂付)
陶芸工房「大仙窯」(離れの施設・陶芸体験アリ・要予約)
in; 14:00 out; 11:00
交通; JR函南駅~車約10分
伊豆箱根鉄道 駿豆線・大場駅~車約10分
(18時頃までどちらの駅からも無料送迎あり^^)
伊豆箱根鉄道 駿豆線・大場駅から終点・修善寺駅まで乗車します^^
修善寺駅から路線バスに約8分乗車してから修禅寺に到着です^^
山門をくぐると向かって左側に立派な鐘楼があります!!
山門をくぐると向かって右側に「手水舎」があります✧
水ではなく「温泉・大師の湯」が贅沢に掛け流されています!!
立派な本堂 真正面から撮ると失礼に当たるので斜め前から^^
蠟梅がイイ香りを漂わせていました(*^ω^*)
今年初の参拝を終えから山門をくぐって石段を下り、左折するとスグの場所にあるゆかわ食堂さんに
行きました。
修善寺温泉街では「蕎麦」が主流で大人気なのですが・・・
自分は毎回、必ずココの黒米チャーハン&支那そば(←大好物デス♡^^)をいただきます。
いつ行っても本当に、と~~っても美味しくて最高です(*^^*)!!!✧
ゆかわ食堂さん外観
この地方特産「黒米」の「黒米炒飯」^^
アメ色のスープが美しい昔ながらの深い味がとっても魅力的な「支那そば」✧
ゆかわ食堂さんを出て、左側へ真っ直ぐ歩くと修善寺温泉バスターミナルがあるので、約8分ほど乗車して
伊豆箱根鉄道・修善寺駅まで戻りました。
ラッキーなことに「切り絵バス」に当たりました(✧▽✧)♬
そして・・・珍しく自分たちだけの貸切状態でした(≧▽≦*)!!!
* 撮影日; 2016年1月11~12日 *
次回は、このあと行った日帰り温泉に続きます。