温泉巡り旅の醍醐味

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岩手県の温泉旅 ① 松川温泉「峡雲荘」さん

 
        岩手県の温泉旅 2泊3日の旅  (2012/07/14~16)
 
 
当初の予定では、東京駅を10:56発の東北新幹線「はやて号」に乗車→盛岡駅に13:22着、そこから路線バス
(岩手県北バス・13:40発)に乗り継いで、順調に15:41には松川温泉に到着するはずだったのですが・・・
JR中央線の最寄り駅に到着すると・・・なんと、事故で電車がストップしている!!!
しばらく様子を見ていたが、全然動かない・・・・・・((=_=))(;ω;)
しばらくすると、お隣ホームから出発する、総武線経由の各駅停車の方が動き出したので、仕方なく乗車
したけど、これで東京駅まで行くと、山手線への乗り継ぎ時間も合わせて約1時間もかかる(中央線の
休日運転では約半分の30分で到着・乗り継ぎ無し!)ので・・・
当然、予約してあった新幹線には間に合わなかった(>_<)
今まで何回も旅行した中で、こんな不運なことは今回が初めてだった・・・(>_<)(>_<)
 
結局、約30分後の11:28発の「はやて号」に接続している、秋田新幹線「こまち号」に無料で乗車変更して
いただき、盛岡駅に到着したのは14時頃・・・
そして、乗車予定だった13:40発の路線バスも乗り損ねてしまったが、なんとなんと・・・
そのバスが最終バス!!!
乗車時間は約2時間という山奥の僻地まで行くので、とてもじゃないけどタクシーは無理(*_*)
レンタカーも、免許証をウチに置いて来てしまって無理・・・どうしよう・・・・・・と思って周りを見渡すと、
この旅行を予約したJR「びゅう」さんの盛岡支社があった!!
お店に飛び込むなり、親切な東北なまりが味のある可愛らしい老店員さん(男性)に、事の次第を告げて
まず、本日お世話になる、峡雲荘さんに連絡していただいたところ・・・
まず15:30発の路線バス「八幡平ロイヤルホテル行き」に乗車して終点まで行き、そこからタクシーで
行けるとのこと!!
しかしよ~く聞くと、タクシー代が結構かかるという・・・いつも大金は持ち合わせていないので困っていると
とってもダンディーな貫禄のある支店長さんが出て来られて、お宿の方に送迎していただけるように、
きちんと話を着けて下さった<m(_ _)m>!!
通常は送迎を行っていないお宿だったけど、今回はJRの事故のせいで、こんな大変な目に遭ってしまっ
ので、特別に取り計らってくださったのでした!!!
 
 
 
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東北新幹線「はやて号」(車体「はやぶさ号✧」)と秋田新幹線「こまち号」の切り離しを見物^^
 
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    お世話になったJRびゅう・盛岡支社さんの前から・・・「でんでんむしバス」^^
 
 
 
こんなことがあったので、約2時間の乗車時間はと~~ってもしんどくって、到着した頃にはヘロヘロで
顔が死にまくっていたようで・・・お迎えに来てくださった、お宿の方じゃなくて「八幡平ツアー」の
現地ガイドさんは、すご~~く優しくて、約20分間の道中ず~っと私たちを労いながら、この辺の案内を
してくださり、本当に救われ癒されました<m(_ _*)m>!!!^^
まぁ・・・こんなことでも無かったら、救ってくださった親切で味のある方々にお会いできなかったので、
とってもいい経験にはなりましたが・・・(~_~;)
 
峡雲荘さんに到着すると、これまたと~っても癒し系の、笑顔のステキな優しい女将さんが出迎えてくださり
自分たちをすごく心配してくださっていて、思いやり溢れるお言葉に癒されて、情けないけど涙が出そうになりました(;▽;)
しかし今回ほど、山奥の秘湯の大変さ・不便さを痛感したことはありませんでした・・・・・・
 
 
 
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フロントからお部屋に案内してくださった仲居さんも、とっても明るくて親切な方で、
「お風呂にでもゆ~~っくりと入られたらきっと、疲れも吹っ飛びますよ~^^」と、愛嬌たっぷりの
笑顔で言ってくださいました✧^^めっちゃステキ♬✧
夕食は一番遅い、19:30開始にしてくださったので・・・まずは民芸調のインテリアが素敵なお部屋でゆっくり
休んでから、楽しみな温泉へ♨!!
 
八幡平国立公園の中に位置する、岩手八幡平温泉郷の松川温泉は、温泉郷の中でも一番標高の高い所に
あります。
ブナやナラの原生林に囲まれた、森の中にひっそりと佇むこのお宿は、およそ260年前の寛保年間には、
すでに鄙びた湯小屋があったといわれる、もともと風情溢れる素朴なお宿でしたが・・・本館を温もり溢れる
ウッディなインテリアに改装して、山小屋風のお洒落な佇まいに様変わりしたとのこと。全28室。
 
夏でも涼しいのでエアコン設備が無いほど・・・そして冬は、温泉の地熱で暖房器具を動かしている、
と~~っても地球に優しいエコなお宿です!!
 
まずは混浴露天風呂へ・・・・・・
浴衣を着たままでカメラを持って入ると、両方の隅っこに男性二人の先客が・・・!!
お二人には笑顔でごまかして・・・完全に了解を得てから、パチリ☆
そのあとは、すぐに退散いたしました・・・(^^ゞ
 
 
 
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 混浴露天風呂・・・こんな時こそ、男になりたい!! クソッ・・・   
                       
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     女性用内湯 洗い場にはシャワーが無い!!カランは水道のみ・お湯は温泉の上がり湯で♨
 
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    女性専用露天風呂♨ 混浴露天風呂よりは狭いけど素敵!!!✧
                        
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泉質;単純硫黄泉(硫化水素型) pH; 5.0  100%源泉かけ流し!!
青みがかった乳白色・無味・硫黄臭
 
効能;神経痛・筋肉痛・関節痛・慢性消化器病・五十肩・運動麻痺・打ち身・くじき・疲労回復などの
一般適応症のほか
慢性皮膚病・慢性婦人病・リウマチ・糖尿病・切り傷・やけどなど
 
 
 
大好きな泉質の温泉を、ゆ~~っくりと満喫したあとは、とっても楽しみな夕食^^
先程の仲居さんのお言葉通り、すでにこの時には、さっきまでのものすご~い疲労感はどこかへ消えて
無くなってました(*^。^*)
その彼女が、またまたニコニコ笑顔で部屋まで運んでくださったお食事は、期待通りの郷土色豊かな
美味しい味わいの、とっても魅力的なお料理の数々でした^^
名物・ホロホロ鳥鍋を中心に、幻の魚イトウ・ニジマス・珍しい岩魚のお造りや、ワラビ・ボンナなどの
滋味溢れる山菜、タモギ茸など地産の食材をフルに生かした郷土色溢れるものでした。
地酒「わしの尾」と共に完食♬^^
 
 
 
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デザートのメロン✧
 
  
 
翌朝も大浴場は入替は行われてなく・・・ゆ~っくりと温泉を堪能できました(*^。^*) 
そのあとは、楽しみな朝食でしたが・・・
大広間で、何だか詰め込まれた感で、めっちゃ至近距離のお隣さんと一緒にいただいているような、
何だかとっても居辛かった感じで・・・サッといただいて早々に退散いたしました・・・(;ω;)
 
 
 
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体に優しいお料理^^ 左下は珍しい鮎の開き!!
 
 
 
しかし・・・一品でいいから山菜料理をいただきたかったなぁ・・・・・・(*_*)
対応していた係の方々も忙しかったせいか、あまり感じ良くなかったし(>_<)
それでも、チェックアウト時~お宿の目の前にあるバス停から乗車して、路線バスが見えなくなるまで、
癒し系の優しい女将さんだけは、ず~っと癒しの笑顔で手を振ってお見送りくださっていました<m(_ _*)m>
温厚で魅力的な、この女将さんの存在こそ、この宿の印象が良く感じられた・・・ってつくづく思いました。
 
 
 
 
次回は、志戸平温泉に続きます。