温泉巡り旅の醍醐味

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熱海温泉「新かどや」さん → 起雲閣 回想録

 
         静岡県・熱海温泉 1泊2日 熱海海上花火大会 回想録 
                                                                         (2007/08)
 
 
熱海温泉に1泊2日で行く時は、特急だと費用がかさむので・・・
東京駅から東海道線の普通列車「快速アクティー」に乗車して、約2時間かけて行くことにしている。
 
熱海温泉は、幼少時からの憧れの地・・・関西人の父親の勤務先は大阪市内、母親は東京生まれ・東京育ち
なので、数十回は東海道新幹線に乗せられて、母親の実家に遊びに行っている。
現在は・・・私の実家は大阪ですが、東京都在住なので・・・必然的に東海道新幹線には、おそらく軽く100回
以上は、お世話になっている!!!✧
 
大阪方面から乗車している時のお楽しみは、まずは・・・青く光る汽水湖・浜名湖、次には広大な茶畑が緑色に
輝いており、丸く刈り込まれた可愛らしいお茶の木の姿が印象的で、次に来るのは好天に恵まれると車窓
いっぱいに見える勇壮な富士山!!!✧
そして、函南(かんなみ)の真っ暗なトンネルを抜けると・・・眩しいくらい明るい太陽の下、紺碧の相模湾が
チラリと見えてきて、情緒溢れる温泉街が眼下に広がっている・・・(*^-^*)
現在は、取り壊されてマンションに変貌してしまったが・・・「西熱海ホテル」さんの円形の建物が見えて来る
たびに「あ~~!!熱海まで来たなぁ~^^」と、感動していたので・・・
いつか必ずこの地に降り立とう!!と、秘かに誓っていた・・・。
 
熱海温泉街でも西部の高台に佇む今回お世話になる、熱海の癒(ゆ)新かどやさんは、熱海市街地と紺碧の
相模湾を一望できる、大人がゆっくりと寛げる本格和風温泉旅館で、温泉露天風呂付き客室がメインの、
自家源泉が自慢のお宿。
素翁亭・海悠亭(東館)の2棟の客室には、専用露天風呂がお部屋バルコニー部分に付いており、一方
露天風呂は付いていないが・・・風情ある石造りの内湯(もちろん温泉^^)などが付いた懐心亭(南館)は、
かの有名な鳩山一郎氏ゆかりの別荘を改築した、日本の古き良き面影を漂わせている、昭和レトロ溢れる
趣きのある建物で、個人的にはこの建物2階「麦」の間が大のお気に入り・・・
ここだけで3回訪れている✧✧✧
風情ある庭園も当時のまま残されており、パノラマテラスからは、当時鳩山一郎氏が眺めていた素晴らしい
熱海の風景が楽しめる♬^^
 
 
 
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懐心亭(南館)・「麦」の間♡^^
 
 
 
この部屋のテラス・バルコニーからは、この日の夜開催される「熱海海上花火大会」がよ~く観えるので、
実にうれしい\(^o^)/
熱海海上花火大会は、春・夏・秋・冬と、一年を通して楽しめる。
年に十数回開催しており、季節ごとに風情溢れる美しい花火を楽しむことができる。
基本・20:20~20:45の間に開催されるが・・・
夏期のみ、終了時間が5分遅い20:50迄となっている。
 
 
 
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また、このお宿は湯量豊富な自家源泉「平戸の湯」が自慢だけあって、広々とした石造りの大浴場には、
贅沢に温泉が注がれている^^
広々とした清潔感溢れるパウダールームには、バスタオル・フェイスタオルも備わっており、アメニティーも
豊富なので、気が向いた好きな時にいつでも訪れて、良質な温泉を思う存分満喫できるのが嬉しいが・・・
いつ行っても混み合っていた・・・(>_<)
しかし、そんな時に嬉しいのは・・・部屋の石造りの内湯(窓からは海が眺められてと~っても爽快^^)で、
源泉かけ流しの温泉を思いっきり堪能できる(*^-^*)♨✧
 
大浴場「平戸の湯」(石造り露天風呂付き)・・・女性用
   「天神の湯」(石造り露天風呂付き)・・・男性用  入替ナシ
 
 
泉質; カルシウム・ナトリウム-塩化物温泉
無色透明・微塩味・無臭
 
効能; 神経痛・筋肉痛・関節痛・打ち身・くじき・慢性消化器病・五十肩・運動麻痺・疲労回復などの
一般適応症のほか
慢性皮膚病・慢性婦人病・切り傷・やけど・虚弱児童など
 
 
 
夕食は、相模湾の海の幸・伊豆の山の幸をふんだんに使用した和会席料理を、部屋でゆ~っくりと
いただいた。
このお宿オリジナル日本酒「一客一亭のお宿 新かど」酒は、富士山湧水仕込みのまろやかな純米吟醸酒で、
実に美味しいので・・・いつも四合瓶でいただいている(#^-^#)\(^o^)/
 
 
 
朝食も、部屋でゆっくりと和食膳をいただける。
美しい熱海の景色を眺めながら、ゆ~っくりといただけるお食事は最高!!✧^^
体に優しいお料理の数々は、とってもいただきやすいので、いつも完食している(^^ゞ
 
 
 
チェックアウト後は、散歩がてら(タクシー代をケチるため・・・(^^ゞ)JR熱海駅まで徒歩約30分で
戻るついでに、起雲閣に立ち寄った。
約3千坪にも及ぶ広大な敷地には、市街地とは思えない緑豊かな美しい庭園と、大正・昭和の浪漫を残す
風情ある建物が並び、魅力溢れる観光地となっている。
日本家屋の美しさを留める本館と離れ、日本・中国・欧州などの装飾様式を融合させた、独特の雰囲気を持つ
洋館などがある。
1919(大正8)年に別荘として築かれ、非公開の岩崎別荘・今はなき住友別荘と並び「熱海の三大別荘」
賞賛された名邸が基となっている。
1947(昭和22)年には旅館として生まれ変わり、太宰治・山本有三などの多くの文豪たちに愛されて
きたとのこと。
2000(平成12)年より、熱海市の所有となり・・・熱海市指定有形文化財として、一般公開されている。
 
開館時間・・・9:00~17:00
休館日; 水曜日
入館料・・・大人; 500円  高・中学生; 300円
 
 
 
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館内のローマ風浴室(内湯)
 
 
 
 
 次回は、大阪の実家ついでに訪れた、姫路城~有馬温泉~山口県・秋芳洞の回想録に続きます。