温泉巡り旅の醍醐味

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串本温泉「串本ロイヤルホテル」さんに日帰り入浴~紀伊勝浦温泉「ホテル浦島」さんへ ⑤

 
         4泊目;串本温泉~紀伊勝浦温泉へ再び・・・
 
 
本州最南端の駅・JR串本駅に到着すると、大阪方面からの団体ツアー客の方々が大勢いらしたので、
徒歩で日帰り入浴のできる、串本ロイヤルホテルさんに向かおうとしたが・・・
ちょうど団体さん用に送迎バスが2台も来ていたので、運転手さんに了解を得てから、ちゃっかり乗せて
いただいた(*^ω^;;)
 
 
 
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送迎バスは、かなり急な長~い坂をグイグイ登って走る走る・・・・・・!!!
スゴい暑い日だったし、つくづく歩かないで乗せていただいて良かった~~~!!!✧
・・・と、心の底から思った(^^;;;
約5分ほどで到着した、立派なこのホテルは串本町でも高台に位置する、全252室の大型リゾートホテル。
吉野熊野国立公園の中の風光明媚な場所に、堂々と建っている。
 
南紀勝浦温泉に向かう次の電車までは約1時間くらいなので、急いで1階フロントで受付を済ませてから同じ
フロアにある大浴場・串本温泉「黒潮の湯」へ!!♨
 
広々とした大浴場とサウナがあり、洗い場もすごく広い!! アメニティーも充実している♬^^
内湯は無色透明・・・!?と思い、見ると沸かし湯だ・・・。
そして、すぐに出入りできる広~~い岩露天風呂には、微茶褐色の魅力的な温泉がなみなみと湛えられて
いた(*^-^*)♨✧
 
                                            ❖ ↓↓の素敵なお写真はHPよりお借りいたしました(_ _*)
 
 

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平成4年に湧出した串本温泉「サンゴの湯」の源泉から引湯している。
この良質な温泉を、太平洋の大パノラマや名勝・橋杭岩、本州最南端の潮岬がある島などを眺めながら、
と~っても爽快な湯浴みを思い切り堪能できた♨✧
自分たちが入った時は、あまり混雑してはいなかったが、先程一緒に到着した団体さんたちが続々と入って
来た・・・それに、チェックしていた送迎バス(無料・定時運行)の時間も迫っていたので、早々に退散。
 
泉質; ナトリウム・カルシウム塩化物泉   pH; 7.4 
微茶褐色・微塩味・無臭
 
効能; 神経痛・筋肉痛・関節痛・慢性消化器病・五十肩・打ち身・くじき・運動麻痺・疲労回復などの
一般適応症のほか
慢性皮膚病・慢性婦人病・切り傷・やけどなど
 
日帰り入浴;大人・1,000円 小人(4歳以上)・500円  14:00~21:00
フェイスタオルレンタルあり^^ 
バスタオルは有料(200円)
 
 
 
送迎バスに乗せていただき、もと来た坂道をすごい勢いで下って行った・・・これも徒歩では相当キツイ!!
JR串本駅には結構ギリギリの時間に到着し、急いで特急オーシャンアロー号に乗り込んだ・・・
という強行軍だったので・・・本州最南端・潮岬などにも行きたかったけど、時間切れ(><;;;)
 
しばらくすると、先程の爽快な岩露天風呂から豆粒のよう見えた名勝・橋杭岩が、車窓から一瞬だったが
間近に見えた!!
 
 
 
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大自然が創り出した驚異に感動しつつ・・・このあとは、終点・紀伊勝浦駅まで熟睡していたので・・・
記憶にない(>_<)
 
 
JR紀伊勝浦駅に到着すると、一昨日と同じルート(ホテル中の島さんの時と同じ)で徒歩約7分ほどで、
今回お世話になる、ホテル浦島さんに行く船「浦島丸」が発着する桟橋に到着。
しかし、この温泉ホテルは前者とは違い、離島に立地している訳ではない。
紺碧に輝く海に囲まれた、緑豊かな狼煙(のろし)半島をほぼ占有しているが、半島の急峻な地形上、
陸地からのアクセスが困難なために、海路からの方が楽に行き来できるし、また旅情にも溢れている!!✧
 
 
娘が楽しみにしていた、亀さんの顔付きの可愛い船ではなかったので残念だったが・・
約5分ほどで、無事に本館の桟橋に到着~!!
桟橋付近には、いかにも竜宮城らしい稲荷神社の朱色の鳥居がお出迎え!!!✧
ますます旅情が盛り上がる(*^_^*)♬
まだ外は明るかったが・・・しかしこの時すでに17時を回っていた・・・
 
吉野熊野国立公園に位置する南紀勝浦温泉を代表する、おそらくその規模・部屋数(全805室!!)は
日本一であろう一大温泉リゾートホテル。
・・・といっても、かなり和のテイストの方が濃い。
創業当時からの本館(1956年築;1999年改装)・ 山頂に位置する山上館(1967年築;1986年改装)・
本館お隣のなぎさ館(1993年築)・  山の向こうに位置・熊野灘に面する日昇館(1993年築)の4つの棟から
成っている。
海抜約80mの山頂に位置する山上館に、今回自分たちが宿泊した本館から移動するには、高速エレベーターが
最速だが、有名な全長154mのエスカレーター「スペースウォーカー」が楽しい♬^^
約5分もかかるが・・・一回はぜひ体験したいと思い、チェックインすると休む間もなく、まずは山上館の
大浴場「天海の湯」に行く時に、早速利用した(*≧▽≦*)♬
 
 
 
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横長の本館と、山頂に建つ山上館
 
                             
       
山上館のこのお風呂からは、熊野の山々・太平洋の大海原が見渡せてとっても爽快!!✧
硫黄の香り漂う灰濁色のお湯は塩味がして、今までに入ったことのない不思議な温泉(*^-^*)♨
 
その付近には、自分たちが訪れた時には唯一存在しなかった展望大浴場「逢峰の湯」もあるとのこと。
確かに・・・「天海の湯」は、全体的に狭くて湯船も小さかったので、この新しい大浴場は広々としていて
便利そう・・・。
 
南紀勝浦温泉には、200本以上の源泉があり、その湧出量は毎分約22,000リットルにも及ぶ!!♨✧
この大型温泉ホテルには、敷地内に9本の源泉があり、硫黄分を含む極めて濃度の高い、2種類の泉質の
温泉が50℃で湧出しており、各大浴場に直接温泉を引いているので、天候・気温・湿度などの影響により、
色が変わって色々な湯の花が舞っている、と~~っても魅力溢れる温泉なのである♨
 
そのあと、このお宿の名物で有名な「忘帰洞」へ!!✧
このお宿が建っている狼煙半島は、海底が隆起して出来たもので、この洞窟は隆起の際に生じた於泥岩層の
破砕帯が、熊野灘の荒い波風に侵食されて出来た、間口25m・奥行き50m・高さ15mにも及ぶ、極めて大きな
もの!!!
そこに自然に温泉が湧出して熱い湯溜まりとなり、古くから利用されていたとのこと。
大正時代初期、元紀州藩の徳川頼倫公が来遊された時に「湯に浸かれば帰るのを忘れてしまうほどの名湯だ」
と賞賛したことから、「忘帰洞」と名付けられた。
確かに、大小約10ヶ所もの浴槽になみなみと湛えられている、硫黄の香り漂う灰濁色のお湯に黒い湯の花が
チラチラと舞っているお湯も最高だが、洞窟の中に広い洗い場も多数あるほどの、圧倒されるほど大きな洞窟から見る太平洋はスゴ~い迫力!!✧
海沿いの大きな浴槽の真下には、ザブーン!!と荒い波が押し寄せてきて怖いくらいだ・・・!!!
この大浴場のみ男女入替制で、また違った風情を堪能できるのでうれしい\(^o^)/
 
                                      
 

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     ホテル浦島さんを代表する、全国的にも非常に珍しい圧巻の大洞窟温泉「忘帰洞」♨✧
          ❖ ↑↑の素敵なお写真はHPよりお借りいたしました(_ _*)
 
 
 
このあとは、もうひとつの洞窟温泉「玄武洞」に行ったが・・・ここは以上の3ヶ所の温泉とは泉質が微妙に
異なるので・・・先に、そのあとに巡った本館にある「ハマユウの湯」へ。
ここははっきり言って、普通の内湯だけの大浴場のうえ一番混み合っていたので・・・
硫黄の香り漂う灰濁色の温泉をそこそこ楽しんだあと、早々に引き揚げた・・・。
 
そして次は、なぎさ館にある「なぎさ元湯」へ♨✧
こちらは、檜の浴槽の露天風呂が大小3つほどあった。
勝浦湾に面しているので、海を見ながら爽快な入浴を満喫できた✧^^
夕食の時間帯のためか・・・ここだけは、自分たちの他に2~3人しか入っていなかったので・・・
一番ゆ~~っくりと、静かに硫黄の香り漂う灰濁色の温泉を心ゆくまで満喫できた\(^o^)/
 
以上、「天海の湯」・「逢峰の湯」・「忘帰洞」・「ハマユウの湯(女性用)」・「滝の湯(男性用)」
・「なぎさ元湯」の泉質・・・
含硫黄-ナトリウム・カルシウム塩化物温泉    pH; 7.3  100%源泉かけ流し!!
濃い灰濁色・濃い塩味・硫黄臭・浴槽によっては黒い湯の花あり✧^^
 
効能; 神経痛・筋肉痛・関節痛・慢性消化器病・五十肩・打ち身・くじき・運動麻痺・疲労回復などの
一般適応症のほか
慢性皮膚病・慢性婦人病・切り傷・やけど・心臓弁膜症・慢性金属中毒症などに特効♨✧
 
 
「忘帰洞」の次に訪れた、もうひとつの洞窟温泉「玄武洞」は、間口が「忘帰洞」の約半分くらいの、
こちらも大自然が創り出した神秘的な天然の洞窟の中にある大浴場。
洗い場も洞窟の中にしっかりとあり、中くらいの大きさの湯船には、先程の湯船たちとは違った、乳白色の
温泉が噴き出していた!!♨✧
個人的には、このお湯が一番柔らかくてしっくりくるので大好きである(*^。^*)♬♡
                                             
 
 

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      「忘帰洞」と同様、大自然が創り出した神秘的な天然の洞窟大浴場「玄武洞」♨✧
             ❖ ↑↑の素敵なお写真もHPよりお借りいたしました(_ _*)
 
 
 
「玄武洞」でゆ~っくりと良質の温泉を満喫しすぎてしまい、夕食まで時間が無くなってしまったので、
見学のみで唯一入れなかった、日昇館にある内湯のみの大浴場「磯の湯」にも、この乳白色の同じ温泉が
湛えられていた。
 
以上、「玄武洞」・「磯の湯」の泉質・・・
含硫黄-ナトリウム塩化物温泉    pH; 7.3  100%源泉かけ流し!!
乳白色・濃い塩味・硫黄臭
 
効能; 以上の一般適応症のほか、慢性皮膚病・慢性婦人病・切り傷・やけどなど
 
このお宿には、このほかに貸切風呂が3ヶ所ある。
60分・1,000円~3,500円
泉質は、いずれも・・・含硫黄-ナトリウム・カルシウム塩化物温泉(灰濁色の方)
 
 
 
あまりにも短時間で何ヶ所も湯巡りをしたので、疲れが出たせいか・・・夕食会場には20時に飛び込んだが、
ほとんど食欲が無かったので・・・せっかくの和洋中バイキングだったのに、ほとんどいただけなかったのが
今でもスゴく残念に思う・・・・・・(*_*)
勝浦港は、生マグロの水揚げが日本一なので、美味しそうなマグロのお刺身や握り寿司が、たっぷりとあった
のに・・・・・・少~~ししかいただけなかった・・・(><;;;;;)
しかし、この遅い時間帯にもかかわらず・・・まだまだ、たくさんの宿泊者の方々が夕食を楽しんでいたので、
かなり居心地は良かった♬^^
 
夕食後は再び、最もお部屋から近くて、先程は混雑し過ぎてゆっくり出来なかった、内湯のみの普通の
本館大浴場「ハマユウの湯」へ懲りもせず向かった~~♨^^
23時近くだったので・・・さすがにすいていて、ゆ~~っくりと良質の温泉を堪能できた(*^-^*)v♬♨
 
 
 
翌朝、男女が入れ替わった「忘帰洞」へ!!✧ 
同じ洞窟内だが、壁を隔てて右と左では趣きが違った!!!
灰濁色に黒い湯の花が舞い、硫黄泉なのに塩味、そのうえpH値も高いという源泉100%の、温泉としての
魅力を、すべて兼ね備えている最高に良質の温泉を、朝日が輝く美しい熊野灘の絶景と共に思い切り
満喫した~~(*^。^*)✧
 
朝食も前日と同じ会場で、和洋バイキング。
せっかくのバイキングなのに・・・前日に引き続き、普段は超大食いの自分なのに・・・柄にもなく、あまり食欲が
無かったので、普通の量しかいただけなかった・・・・・・(;ω;)
(それでも普通の量だったが^^;;;;;)
 
このホテルには、館内湯巡りのスタンプラリーというものがあり、3ヶ所以上回ると、ちょっぴりプレゼント
いただけるというので、時間が無い中で連れの娘は一生懸命集めて、チェックアウト時にフロントの
感じ良いお姉さんに出すと・・・特製入浴剤を1袋いただいていた♬^^
・・・自分も、やればよかった・・・(;▽;)
 
その他、迷路のような館内には至る所に広~い売店が点在し、見ているだけでも楽しい♬^^
ゲームコーナーや釣りコーナー、夏は屋外プールもオープンするので、館内だけで充分楽しめる大大大満足の
超絶大きな温泉ホテルだ!!!✧
今度訪れることがあれば、もっともっと時間に余裕を持って、じっくりと館内巡り&温泉巡り、そして・・・
バイキング料理を、腹12分目になるまで思い切り楽しみたいと思った・・・。
 
 
 
 
次回は、東京に戻るついでに立ち寄った、静岡県・伊東温泉「伊東遊季亭」さんへ・・・