前回の続きです。
玉名温泉を出発して元来た道を少し行き、橋を渡ると県道4号線に出ますが直進して走って行くと、
国道208号線に出るT字路に当たるので「熊本方面」へ向かいます。
そこから少し走ると、菊池川に架かる大きな橋に差しかかり、渡り切ってすぐに「熊本・天水方面」へ
右折して県道1号線に入ります。
その道路は途中、国道501号線となり・・・天水町に入ると左側に、斜面一面”みかん畑”のある小高い山が見え
始めると、やがて「←天水市街」の標識が見えてくるのですが、その標識と交互に「草枕温泉てんすい」と
書かれた、親切な緑色の標識が数ヶ所に掲げられているので、それに従って走って行きます。
そして、斜面一面に”みかん畑”のある小高い山をグネグネ登って行くと、この日3湯目で・・・今回の温泉巡り旅
4泊5日のラストに相応しい、眺望も温泉も素晴らしい(トータル28湯目)・草枕温泉てんすいさんに到着
しました!!!✧
”みかん畑”の合間を縫うように走る道路を上って行きます(*^^*)
正面入口前
と~~っても斬新なデザインの建造物です!!!✧
周囲には”みかん畑”が広がっています
広大な”みかん畑”に囲まれた、高台に建つこの日帰り温泉施設は近代的な建物が特徴で、目の前には雄大な
有明海が広がり、島原半島・雲仙普賢岳まで見渡せる、とっても眺望抜群の、絶好のロケーションに位置して
います。
大人気の宿泊施設・草枕山荘さん(←早めの予約がオススメ)も隣接しています。
天井の高いお洒落な館内では天水町特産・みかんなどが購入できます!!
右側の通路を真っ直ぐ行った先には眺望抜群の「イベントデッキ」があります♬
と~っても爽快な眺望の芝生広場もあります(*^^*)
「イベントデッキ」側から見た建物の一部 ↑↑は「みかん」の切り口のをしています^^
「天水町出身の文化人」紹介コーナー
草枕温泉てんすいさんの山裾に当たる場所に位置する、ひっそりと佇む小天(おあま)温泉に、かの有名な
文豪・夏目漱石さんが熊本へ赴任して滞在していた明治30年の暮れから旅に出かけた時に、起きた出来事を
題材にして著されたのが「草枕」とのことです。
この施設は、小天温泉よりも標高の高い場所にありますが・・・付近には「草枕」ゆかりの名家「前田家」も
あることなどから、この温泉名を付けられたとのことです。
なので、広々とした館内の一角には「展示ホール」(←写真撮り忘れました・・・汗)もあり、
名作「草枕」や、深い関わりを持つ名家「前田家」、天水町が誇る”みかん”等の情報を展示している
とのことです。
その隣には畳敷きの無料休憩所もあり、さらに新鮮な海の幸がいただけるお食事処 観海亭翠徴さんの方には
ソファーの休憩スペースもあります。
❖ 今回は、小天温泉は時間切れで未湯でしたが・・・熊本湯巡り第4弾で入湯を果たしました♨✧
この時の記事は、かなり後になってしまいますが・・・追って更新いたします!!)
展望デッキからは雄大な有明海~島原半島・雲仙普賢岳が見渡せます!!!
みかん畑も見渡せます(*^^*)
とっても長閑で癒される風景(*^ω^*)
とっても優しくて笑顔を見ているだけで癒される、と~っても感じ良い40代位の女性がいらっしゃる
大浴場受付の前の「展望デッキ」入口~グルグルと螺旋(らせん)階段を上って行くと・・・
有明海や島原半島などの素晴らしい眺望が広がるガラス張りのデッキがあります。
今回は、16時頃に出発したので見られませんでしたが・・・晴れた日の夕方には美しい夕陽を見ることが
出来るようです✧
本館~展望デッキへ続く通路は外側から見ると超カッコイイ!!!✧
内側から見ても、めっちゃカッコイイ!!!✧
ただ・・・イイお天気だったので暑かった~~(・ω・;;;)
展望デッキからも、モチロン有明海や島原半島などの絶景が見渡せますが・・・
網目状模様の強化ガラスのため・・・キレイな写真が撮れません(- -;;;)
大浴場前の券売機で料金をお支払いしてから、とっても優しくて明るくて感じ良い40代くらいの女性に
チケットを渡して、少しお話ししてからひとまず入場しました。
大人気施設のうえ、土曜日の14時頃だったこともあり、激混みだったので写真が撮れず・・・諦めて一旦出て、
その受付女性に「絶景露天の写真が撮れず残念です・・・」ってこぼすと・・・
「えっ!?折角、遠路遥々お越しいただいたのだから、もう一度入られて撮ってみては!?
全然大丈夫ですよ~(*^^*)v」って促してくださいました♬✧
ただ、相変わらず混雑していたので全景などは無理でしたが・・・そのおかげで、露天風呂の一部だけは何とか
撮ることが出来ました!!!✧
本当に、お逢いできて嬉しかったデス<m(_ _*)m>✧
写真には撮れませんでしたが・・・内湯は、扇形の大浴槽へ源泉が滝のように高い場所から流れ込んでいて、
浴槽の縁からは贅沢にザバザバ溢れ出てオーバーフローしています!!
シーズン中には、天水特産物の”みかん”を浮かべた「みかんの湯」が大好評とのこと!!
機会があれば是非・・・ぜひ入湯してみたいものです(✧▽✧)♨
洗い場のシャワー&カランのお湯も温泉♨!!!
備え付けてある、みかんの香りのリンスインシャンプー・ボディソープが爽やかで気持ち良かったです✧
大浴場入口
露天風呂は野趣溢れる岩造りの大浴槽で、こちらも温泉が贅沢にオーバーフローしています♨!!!
目の前に広がる有明海の絶景を眺めながらの湯浴みは最高に至福の時間です♨✧
湧出口からは源泉が滔々と注がれています♨✧
(これ以上・・・さすがに全景は撮れませんでした・・・;ω;)
源泉名; 草枕温泉 てんすい
泉質; 単純温泉 (低張性弱アルカリ性温泉) pH; 8.0
無色透明・無味・無臭 100%源泉掛け流し!!
泉温; 45.5℃ 湧出量; 370リットル / 分
メタけい酸含有量; 79.4mg / kg ⇒美肌の湯✧
✧浴槽のお湯は毎日入れ替えているのでとっても清潔です✧
効能; 神経痛・筋肉痛・関節痛・慢性消化器病・打ち身・くじき・運動麻痺・五十肩・疲労回復などの
一般適応症
このあと・・・いつものごとく、この日も昼飯のことをスッカリ忘れていたので・・・
館内にある、新鮮な海の幸がいただけるお食事処 観海亭翠徴さんに駆け込みました(^^;;
ただ・・・時間がほとんど無かったので、軽食程度だけで海の幸は時間がかかりそうだったので・・・
いただけなかったことが残念でなりませんでした(;ω;)
営業時間 平日; 11:00~15:30(Lo; 14:30)・16:30~21:00(Lo; 20:00)
土日祝; 11:00~21:00(Lo; 20:00)
それでもめっちゃお出汁のきいたうどんは超美味しかった(*≧▽≦*)!!!
やっぱり足りず・・・おにぎりも注文してしまいました(^^;;;
西日本では味付海苔(有明産✧)が巻いてあります♬✧
熊本県玉名市天水町小天 511-1
TEL; 0968-82-4500
営業時間; 10:00~21:00
定休日; 不定休(要確認: HPに表示あり)
料金; 大人・500円
小人・200円
幼児(3歳以下) 無料
小部屋(8畳・3室); 1時間 1,000円
交通; JR玉名駅~九州産交バス「熊本交通センター行き」約30分
「熊本交通センター」~九州産交バス「玉名駅行き」~約53分
出発して国道501号線に戻る途中の、”みかん畑”の合間を縫うように走る
グネグネ道で絶景を発見したので少々停車しました(*^^*)
夕陽の時間までまだ間がありましたが・・・ちょっとそれっぽい感じの風景✧
逆サイドの”みかん畑”側は・・・まだまだ抜けるような青空です✧
そして、有明海沿いの国道501号線をひたすら「三角(みすみ)方面」へ南下して・・・
県道51号線~国道57号線~県道36号線経由の、高速を使わない下道で約1時間弱ほどで
「阿蘇くまもと空港」へ戻って行きました。
有明海沿いの国道501号線は、爽快なドライブを楽しめます(✧▽✧)♬
この時点では未踏で憧れの地・天草諸島の玄関口「宇土(うと)半島」も見えます✧
夕陽の時間まではまだ間がありましたが・・・ちょっとそれっぽい感じの風景✧^^
このような晴れがましいラストは、今後の熊本の復興に明るい兆しが見えている
ようでした!!!✧ 一日も早い復興を心からお祈り申し上げます・・・(_ _)
道路脇にパーキングスペースがあったので、ササッと停めて海に接近してみました(^m^)
温泉と同じくらい海が大好きなので・・・ずっと眺めていたい素晴らしい風景(✧▽✧)!!!
次回は必ず・・・海側の温泉巡りを是非!! って心に決めて帰京したのでした(;ω;)
* 撮影日; 2016年10月29日 *
「熊本の湯巡り一人旅 」(九州応援 第2弾)はこれで完結いたします。
長い間ご覧いただきまして、本当にありがとうございました。