温泉巡り旅の醍醐味

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熊本・大分の湯巡り一人旅 ⑬ 不知火温泉「ロマンの湯」

 
前回の続きです。
「天草下島(しもしま)」最大の街・本渡(ほんど)にあるペルラの湯舟さんが休館日だったので・・・
めっちゃヘコみながらレンタカーへ戻ろうとしている時、1台の車が止まって・・・50代位の地元のご夫婦が
降りていらっしゃって「あら~・・・今日はお休みやね~(汗)」って、奥様が自分の方を見ておっしゃって、
明るい笑顔を浮かべて会釈してくださいました✧^^
辛いのは自分だけじゃない!!  3人で一緒に分かち合えた気がして何だか救われました♬^^
そのおかげで・・・次なる目的地・不知火(しらぬい)温泉 ロマンの湯さんまでの、約1時間30分ほどの運転も
何てことない感じで挑むことができました<m(_ _*)m>^^

目が回りそうな2つのループ橋(←国道324~266~324号線)を渡って「天草上島」に戻り・・・
国道324号線を走行中、あまりにもノロい大型車が前方にいてイラッとしたので、気分転換に大好きな
リップルランド の駅 有明に立ち寄ってから「天草五橋」を「前島」~「大池島」~「永浦島」~
「大矢野島」~九州本土・三角(みすみ)方面へ渡って戻ります。
そして・・・往路の、宇土(うと)半島北岸を走る国道57号線(通称・天草街道)に入るではなく・・・
南岸を走る方の、国道266号線に入ってから東へと激走して行きます♬
このルートも往路の国道57号線(←こちらは「有明海」)同様、右手に「八代(やつしろ)海(不知火海)」が
見える、超絶爽快な格好のドライブコースで、めっちゃ快晴になってくれたおかげも大いにあり・・・
超~~爽快なドライブを思いっきり満喫しながら向かいました~~♬✧^^

この日2湯目の、不知火温泉 ロマンの湯さんは、柑橘類の王様・デコポン発祥の地である、宇城(うき)市
不知火町を横断する国道266号線沿いの、道の駅 不知火にある日帰り温泉施設で、広大な敷地内には
「物産館」「お食事処しらぬひ亭」「温泉館」があります。
国道266号線を隔てた南側には雄大な「不知火海」が広がる眺望抜群の、とっても爽快な道の駅です!!✧
車ではラクに来れますが・・・公共交通機関では、路線バスを数本乗り継がなければならないようです・・・。

何といっても驚いたのは、敷地内から湧出する温泉の良質な泉質!!!
今回の湯巡りにおいては意外にもレアで・・・この施設の名前からすると、何やら普通にロマンのある感じの、
ハッキリ言ってどうせ全然珍しくない中性あたりの単純温泉で、弱アルカリ性なら儲けもんやな・・・って、
クソな自分は高をくくっていました(汗)
見た目も普通に無色透明なので、パッと見はサラリとした感触かと思いきや・・・
いかにも濃過ぎる存在感のある(ヌルスベ感とかでは言い表せない・・・)濃厚な感触で、強い塩味の物凄く
成分の濃い(←なんと!!  成分総計・13,942mg/kg!!)「高張性」の数少ない療養泉なので、入湯の価値
大いにアリ!!!・・・思いがけず大感動でした!!!♨✧
いつか機会があれば・・・未湯「天草弓ヶ浜温泉」の赤湯が復活した暁には、天草再訪ついでにフラ~っと
立ち寄って再入湯したい、かなりインパクトの強いお湯です!!! ♨✧



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名前の通りロマンを感じる優美な円形の建物✧^^
 
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背の高~~いヤシの木がトロピカルムードを演出しています✧ 
前を走る国道266号線の向こう側には爽快な「不知火海」が広がっています(✧▽✧)♬
 
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超良質な素晴らしい温泉を堪能できる「温泉館」不知火温泉 ロマンの湯さん♨^^
 
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宇城(うき)市不知火町周辺の観光案内図もあります^^
 
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とっても感じ良い女性スタッフさんがいらっしゃるフロント横には地元産の
新鮮な農産物を販売しています^^  不知火町名物の「デコポン」から
作られたワイン・リキュールなどもあります♬
この時期ならではの、めっちゃ美味しそうな苺1パックを買おうと思いましたが・・・
おそらく夜21時頃まで自分のクソ荒い運転にて連れ回すと間違いなく
悪くなってしまうと思って断念しました(;ω;)
しかし・・・名物の、皮の分厚い「晩白柚(ばんぺいゆ)」は強そうだし格安なので・・・
お土産に購入すれば良かったと猛烈に後悔しております(*_*;;;)
※「晩白柚」は東京でも購入できますが・・・なんと1個980円もします!!(汗)
 
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大浴場へのアプローチ♨ 館内は清潔感に溢れています✧^^
 
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長~い廊下を行きます♬
 
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途中「家族風呂」のドアが開いていたので撮れました☆^^計3室あるようです♨
 
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大浴場入口  この時点では・・・どうせ珍しくもない泉質だろうと思い込んでいて
とっとと入湯して次の目的地へ急がねば・・・って、軽く見ていました(- -;;;)
 
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コの字型に配置されている綺麗な水色のロッカー✧
 

 
ロッカーの数↑↑が凄く多いので・・・これだけ大人数を受け入れられるスーパー銭湯型の施設だろうと思って・・・
内湯に行くと、案の定!!激混みでした・・・(汗)
広い内湯には、メインの大浴槽があり、その中にはジェットバス・座り湯・最近新設された電気風呂があり、
右側には気泡風呂コーナーがあります。
その他、自分の大好物・打たせ湯もあり、サウナ&水風呂もあります。
そして・・・以上の温泉浴槽には、超濃厚成分の温泉が惜しげもなく注がれているので・・・
「湯当たり」しやすい方・肌の弱い方用に「白湯」(沸かし湯)もありました!!
洗い場にはボディソープ&リンスインシャンプーが備わっていて便利です♫

内湯から続く露天風呂は、美しい和風庭園の中にひっそりと佇んでいます♨^^
とってもラッキーなことに、内湯は激混みにもかかわらず・・・
なぜか、庭園露天風呂だけは始終、貸し切り状態だったので、超濃厚成分の良質な温泉を思う存分に
堪能できました!!!✧
ただ、この泉質・・・自分のような、肌質がめっちゃ頑丈で低血圧気味・平熱が元々高めの者にとっては、
一度に20分以上長湯しても全然大丈夫なのですが・・・
真逆な体質の方々には、長湯は「湯当たり」するかもなのでオススメできません。
※「5分入浴→休憩→8分入浴→休憩→3分入浴」の入浴法が良いかと思われます。
 
 
 
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広くて美しい和風庭園の中に佇む長方形型の浴槽♨
 
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近づいて行くと・・・お湯がキラキラ光っています✧^^
 
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超濃厚成分の温泉を独り占め!!!✧^^思いっきり堪能いたします(*≧▽≦*)♨
 
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晴れてますが・・・当時は2月下旬の気温の低い日だったので湯気が出ています♨✧
秋~初春まではまさに至福の「温泉日和」なんですね~~(✧▽✧)♨
一日でも早く・・・温泉向きでない大嫌いな夏が終わってほしいと願うばかり!!!
 
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パッと見は狭い感じの浴槽ですが・・・いざ入湯してみるとかなり広い!!♨
始終貸切状態に恵まれたのと、予想をはるかに上回る超濃厚成分の良質温泉だと
判明して・・・予定以上に思わず長湯を楽しんでしまいました(^ω^;;;)♨✧
 
 
 
泉質; カルシウム・ナトリウム-塩化物温泉(高張性中性低温泉) pH; 7.3
ほぼ無色透明・強い塩味・無臭 
泉温; 33.3℃  湧出量; 不明
内湯; 掛け流し循環併用・加温あり(加水なし)
✦ 溶存物質の総成分量; 13,942mg / kg ⇒ 極めて濃度の高い良質な療養泉 ✦

効能; 神経痛・筋肉痛・関節痛・慢性消化器病・打ち身・くじき・運動麻痺・五十肩・疲労回復などの
一般適応症のほか
慢性皮膚病・慢性婦人病・切り傷・やけど・虚弱児童など
 
 
 
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入湯後は・・・そういえば昼飯がまだだったので駆け込みました(^^;;;
 
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「天ぷら定食」 不知火名物・あさりご飯・貝汁を是非いただきたかったんです♬✧
めっちゃ美味しかった~~(✧∀✧)!!!
 
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店内には1人でも入りやすい寛ぎのカウンター席があって、そこの大窓から見える
トロピカルムード満載の風景を☆ 外を眺めながらじつに落ち着ける席です♡^^
    温泉といい、お食事処しらぬひ亭さんといい・・・何という居心地の良過ぎる道の駅!!✧
    県内に住んでいたら・・・ヒマさえあれば足繁く通いたい「ロマン」満載の場所です✧✧
 
 
熊本県宇城市不知火町永尾 1910-1
TEL; 0964-42-3300
 
営業時間; 温泉館 10:00~21:00 ※ お食事処 しらぬひ亭さんは11:00~19:00
                   物産館は9:00~18:00   
休館日; 毎月第1・3木曜日(祝日の場合は翌日)
料金; 大人・500円(宇城市内の方は400円) 
    小学生以下・200円
         幼児(3歳未満)は無料
家族風呂; 50分 入館料+1,500円(←休憩室あり)
          〃  +1,000円(←休憩室なし)
交通;  JR松橋駅~九州産交バス「砥用中央行き」~「松橋栄町」バス停乗継~「三角産交行き」~
        「不知火温泉センター前」バス停下車すぐ

 

 
* 撮影日; 2017年2月21日 *



 
次回は、この日3湯目の日帰り温泉に続きます。