温泉巡り旅の醍醐味

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おんせん県おおいた1人湯旅 ⑪ 明礬温泉 紺屋地獄「別府温泉保養ランド」さんに日帰り入浴

 
前回の続きです。
別府八湯のひとつ・亀川温泉を出発して県道645号線に戻り、意外とショートカットが難しい別府市内の
道路を、手堅く県道642~218号線経由で海地獄の前をスルーして・・・
坊主地獄」が右側に見える交差点を「宇佐」方面へ右折して国道500号線に入り、次なる目的地・T温泉を
目指して左折しました。
ところが、いつものごとく予習リサーチ不足(行き当たりばったりなヤツなので・・・)で道に迷ってしまい・・・
ちょうど小型犬を散歩させていた、地元の20代位の女性に道を尋ねたのですが「全然分からないです・・・
スミマセン」とのことで・・・
他に人通りも無く誰にも尋ねられず、まるで観海寺温泉・いちのいで会館さんへの道を彷彿とさせるような
めっちゃ狭小で急勾配の、迷路のような坂道に迷い込んでしまいました(;ω;)

時間だけが無駄に過ぎていき・・・この日も、湯巡りの予定をギッシリ立てていたし、地元の方でさえ知らない
ような温泉って何?と疑問に思い・・・
これ以上、時間を無駄にしたくないので今回は諦めて、何とか元来た国道500号線に戻って、次なる目的地に
向けて、ひたすら宇佐方面に向けて、ゆる~い坂を上って行こうとすると・・
ちょうど右側に・・・今回はノーマークだったけど、かねてからズ~~~ッと気になっていた、明礬温泉の入口
あたり・明礬大橋をくぐる少し手前に位置する「紺屋地獄」の「紺屋鉱泥」を堪能できる有名な温泉施設で
ある、別府温泉保養ランドさんの案内板が右側に見えたので、これを機に立ち寄ってみました♨✧

♨ 別府八湯・・・別府温泉・浜脇温泉・観海寺温泉堀田温泉明礬温泉・鉄輪(かんなわ)温泉
         柴石(しばせき)温泉亀川温泉 ※太字は入湯済✧
 
 
 
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          レトロな外観
 
 
じつは・・・この有名な温泉施設、ず~ッと「日帰り入浴施設」と思い込んでおりましたが・・・
今回、訪れてみて判明したこと・・・「宿泊施設」も併設(←こちらがメイン?)されていたのです!!!
(全25室・バストイレなし和室)
宿泊者は「コロイド湯」のみ、24時間入浴可能とのことです♨✧

昭和41(1966)年の開業なので、昭和レトロな雰囲気満載の何ともいえない魅力的な施設で、敷地内にある
昔はかなり有名な観光名所であったといわれている「紺屋地獄」は、今ではマイナーですが・・・
昭和30年代位までは「別府地獄めぐり」コースに入っていたそうです。
また、豊後風土記には弘法大師さまも入湯されたと記載されているという、非常に歴史ある温泉とのこと
です。
 
「紺屋地獄」の温泉の特徴は、硫黄水素ガス(硫化水素型)と腐植土に残留する物質「フミン」を含む
「紺屋鉱泥」とが合わさって、世界に類を見ない効果を発揮します!!!
その効能は、医療機関関係者にも認められているとのことです。
最上の泥が必要とする適度な噴気・腐植粘土層・ミネラルを多く含んだ地下水と、三拍子が揃った、非常に
恵まれた条件のもとに産出されており、日本ではわずか数ヶ所にしか見られない、超レアものの温泉との
ことです♨✧
            (HPより一部抜粋・・・詳細はHP↓↓をご参照ください♨)
               http://hoyoland.webcrow.jp/


 
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玄関を入り、靴を靴箱に入れてフロントにいらした30代位?のめっちゃ親切な男性に
入浴料をお支払いして・・・その際、先程撃沈したT温泉のことを尋ねてみたところ・・・
とっても詳しくご説明くださいましたので、そのおかげで今年4月の再訪時に無事!!
探し当てることが出来て、晴れて入湯できました♨✧(←の記事は後日に・・・)
お忙しい中、本当にありがとうございました<m(_ _;;;)m>!!!✧^^
 
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フロントのある宿泊棟を出て・・・「各種浴槽入口←」と書かれた案内板に従って行きます~
 
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屋根付きの長~い渡り廊下を歩いて行きます~~~♬^^
 
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渡り廊下は途中から上り坂になります・・・
 
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進行方向の右側には↑↑のような白い煙がモウモウと立ちのぼっていて、地球の息吹を実感できます♨
 
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渡り廊下をグイグイ上って行きます~~~(><;;;) この外廊下は元々・・・
「地獄めぐり」のひとつであった「紺屋地獄」の見学通路だったそうです!!!
 
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やっと!!! 温泉施設のある建物の玄関に到着しました~~~♨✧
 
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ちょうど建物の玄関の左側からは「明礬大橋」の勇壮な姿が見えます✧^^
 
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    玄関を開けると広い踏込があり、靴箱に借り物の履物を入れて・・・左側のドアを開くと
優しい60代位の受付女性スタッフさんに「入浴券」をお渡しすると、泥付き防止の
        シャワーキャップをくださいます✧^^
                        そして・・・正面に畳敷きの大広間(休憩処)がありますが、混み合っていて写真撮影は  
         出来ませんでした・・・(;ω;)
                         なので、スルーして↓↓の浴場入口へ入って行きます♨♬^^
 
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左側に「許可無く撮影禁止・・・」とありますが・・・この日は朝から雨のおかげで?
この、超大人気施設において(11時迄は結構混雑していた?)自分は超絶運良く!!!✧
殆ど貸切状態でしたので、誰一人写っていない映像が撮れた旨、前出のと~っても親切な
フロントの男性に拙ブログへの掲載許可を申出たところ、快諾してくださいました<m(_ _*)m>!!✧ 
 
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趣きのある脱衣室✧ この時は11時少し前だったので・・・おそらく
近辺のホテルを10時チェックアウトの観光客が結構(約10名位)いらしたので、
最初の10分間ほどは↑↑の真正面にある「コロイド湯」↓↓に、の~んびり浸かって
いたところ・・・みるみるうちに、ビックリする程!!  誰も居なくなったので・・・
すかさず!!! カメラを取りに行き、勇んで撮影に向かいました(*≧∀≦*)✧
 
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脱衣室と内湯「コロイド湯」の間にはドアなどの仕切りがありません・・・
浴場に入って右側には洗い場がありますが、シャワーはありません
 
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「コロイド湯」♨ ひとつ上写真の洗い場または↑のお湯を洗面器ですくって
きちんと身体を洗って「泥湯」にお出でください・・・という、行って当然の
注意書きがあります(^^)!! ・・・自分もたま~に遭遇しますが・・・脱衣室→身体を全く
洗わないで即!!! 特に内湯にドボンと入湯する不届き者・・・浴槽の湯にバイ菌が発生して
不潔になり迷惑極まりないので(自分さえ良ければいい訳ではありません・・・)本当に
やめてください!!! 特に・・・「消毒ナシ・源泉掛け流し浴槽」では厳禁です!!!!!!!!
 
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若干青みがかった乳白色の「コロイド湯」には・・・10時からの先客さんたちが11時頃に
一斉に引いて行くまで(←別に狙っていたわけじゃないけど・・・^^;;;)今までT温泉
行く道に迷っていた(しかも撃沈><;;;)肉体的&精神的なWの疲れを取るべく・・・
結構、長湯しておりました♨^^ めーーっちゃ癒され、スッカリ全快いたしました!!!✧
 
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なので・・・自分的には「コロイド湯」✧は「泥湯」より大のお気に入りとなって
しまいまして・・・様々な方向から激写いたしました(*≧▽≦*)☆
 
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もちろん!!!「泥湯」に入ったあとも、最後の上がり湯として・・・
名残惜しみながら・・・ゆっくりと入湯いたしました♨✧^^
 ↑↑写真の左側には「泥湯」へ続く通路があるので、足元に気をつけて行きます~♨♬ 
 
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左側には「泥湯」へ続く通路があります~~♨
 
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階段を数段下りて↑↑の細い通路を行きます♬♫^^
自分は一度↑↑を歩いて「泥湯」の露天風呂まで行ったのですが・・・
なんと!!!  さっきまで結構混み合っていたのに誰も居なかったので
滑りやすい足元に充分に気を付けながら、急いで!! カメラを取りに行って
無事、素晴らし~い温泉施設を収められ、掲載出来て嬉し過ぎる限り!!!✧^^
 
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「泥湯」に続く狭い通路(右側)は滑りやすいので要注意です!!!
そして・・・左側には内湯の「泥湯」があります♨✧^^
「紺屋鉱泥」は、普通の温泉より比重が重く浮力が大きいので
湯に浸かると身体が浮遊しているような不思議な感覚を堪能できます♬
効能は・・・血流を促し、特に関節炎・肩こりなどに効果を発揮します!!✧
 
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入湯感は・・・めっちゃクリーミー(*≧∀≦*)✧^^
こちら↑↑の「地下鉱泥湯(内湯)」は、露天風呂よりも
数倍成分が濃厚で浸透が早いので、長湯は厳禁です!!!
湯あたり防止のため、約10~15分位で移動された方が良いです(- -;;;) 
特に年少者・お年寄りには強過ぎるそうで要注意です・・・
㊟「地下鉱泥湯」浴槽底の泥は濃厚過ぎるため刺激が強過ぎる
ので、決して「泥パック」にしないでください!!!
 
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大露天風呂に続く扉側から「地下鉱泥湯(内湯)」を☆
たしかに!!  入湯感は・・・同じ「泥湯」でも、大露天風呂の方が比較的
成分が弱く、湯も比較的サラッとしていて長湯に適していると思われます・・・♨
 
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混浴の大露天風呂に続く通路の途中には↑↑「むし湯」があります♨
 
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「地下鉱泥湯」から続く、混浴の大露天風呂入口♨  このような濃厚な灰濁色なので
首から上だけ出して浴槽内を移動出来て・・・混浴は大嫌いな自分でさえも外に出て
みました(- -;;;)  浴槽内には段差があるので要注意です!!   壁に備わっている
木製の手摺り(掴まり用の棒?)に掴まりながら歩くのが良いかと思われます・・・
 
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この地点から足元にはフワフワな泥が多く堆積していて
何とも言えない踏み心地でした~~(*≧∀≦*)♬
 
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左側にポッカリ開いている入口から混浴の大露天風呂に出て来ました~~♨
ただ、混浴と言えど・・・↑↑は「女湯」サイドなので女性専用になっていて最高✧^^
 
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入口付近から「明礬大橋」が見える方角を☆
橋全体を撮るためには・・・もっと後退して、リアル混浴浴槽に行かなくては無理・・・(><;;)
 
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露天風呂の浴槽の底には、お肌に直接塗りたくって「泥パック」に適している
フワフワ~&トロトロ~な気持ちの良い、灰色・硫黄の香りの「紺屋鉱泥」♨^^
 
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大露天風呂の中には↑↑右側のように「立入禁止区域」があります・・・地獄直結の高温の温泉や
泥が溜まり過ぎていて埋まる?など大変危険なので、絶対に勝手に入り込まないようご注意を!!!
そして、首だけ出して広大な浴槽の真ん中を見に行きましたが・・・女性は誰も居ないのに対し
男性陣は結構な人数だったので・・・すごすごと退散いたしました(;ω;)
それにしても・・・撃沈したT温泉以上に素晴らし過ぎる、さすが別府を代表する超有名温泉でした♨✧
 
 
源泉名; 別府温泉保養ランド
泉質; 単純酸性(硫化水素型)(低張性酸性高温泉) pH; 2.9
泉温; 49.7℃ 湧出量; 測定せず(掘削・自噴)
「コロイド湯」; 青みがかった白濁色・硫黄味&微酸味・硫黄臭
「大露天風呂」;灰濁色・微硫黄味&微酸味&微鉄味・土類臭&硫黄臭&微鉄臭
✧ 湧出時は無色透明→空気に触れると次第に白濁して青みがかった白濁色になり硫黄の香り(硫化水素臭)
 となります♨
メタけい酸含有量; 91.5mg / kg ⇒「美肌の湯」✧
成分総計; 0.426g/kg
 
効能; 神経痛・筋肉痛・関節痛・慢性消化器病・五十肩・運動麻痺・打ち身・くじき・病後回復などの
一般適応症のほか
慢性皮膚病・慢性婦人病・アトピー性皮膚炎・動脈硬化症・高血圧症・糖尿病・水虫・リュウマチ・貧血症・
自律神経失調症・喘息・肺気腫・不妊症など

 
大分県別府市明礬5組-1  
TEL; 0977-66-2221
 
宿泊; 1泊2食付 大人・7,500円(1人泊もOK?要確認)
                            小人・6,500円
                            幼児・1,500円          
        ※ 1泊朝食付・1泊素泊りの設定は無いようです
 
日帰り入浴; 大人・1,100円
       小人・600円
                   5歳以下・350円
営業時間; 9:00~20:00
休館日; 年中無休
交通; JR別府駅西口~「亀の井バス」約25分~「紺屋地獄前バス停」下車すぐ

 
 
 
* 撮影日; 2018年11月28日 *
 
 
 
 
次回は、このあと訪れた某所に続きます。