温泉巡り旅の醍醐味

ヤフーブログ移行時、崩れてしまった書式は修復終了しました!1人旅の最新記事は別ブログ「温泉巡り一人旅の楽しみは・・・」に更新中です♨

おんせん県おおいた 湯三昧旅✧ ② 明礬温泉「明礬地獄」~「岡本屋旅館」さん(館内編)

 
前回の続きです。
「別府八湯」のひとつ・柴石温泉を出発して、狭い急坂を下って県道218号線に戻り、先程の往路で
真正面に見えたトンネルを抜けて南下する形で「鉄輪温泉」方面へ向かいました。
途中、以前行った懐かしい「海地獄」と「鬼石坊主地獄」の前をスルーして、国道500号線へ入って
少し走ると、今度は右側に「坊主地獄」がある交差点を右折して、さらに国道500号線を1kmほど走って
行きます。
そして、しばらく行くと上方に、大分自動車道の勇壮な「別府明礬橋」が見えてくるので、その下をくぐって
約200mほど走り、右折して狭い路地に入り、100mほど行くと到着です。

「別府八湯」のひとつ「明礬(みょうばん)温泉」は、先程入湯した「柴石(しばせき)温泉」と途中スルーした
「鉄輪(かんなわ)温泉」とともに、国民保養温泉地・国民保健温泉地に指定されています。
そして「別府八湯」の中では、最も酸性度が高いので薬効も高く、そのうえ珍しい、綺麗な青磁色(ミルキー
ブルー)の神秘的な酸性泉とのことで・・・
かねてから憧れの岡本屋旅館さんに是非!!  泊まってみたいと切望していたので、1人泊OKということを
知るやいなや・・・かなり予算オーバーだけど前後の見境なく、迷わず予約いたしました!!!✧
 
♨  別府八湯・・・別府温泉・浜脇温泉・観海寺温泉堀田温泉明礬温泉・鉄輪(かんなわ)温泉
      柴石温泉・亀川温泉 ※太字は入湯済✧
 
 
岡本屋旅館さんは明治8年創業の老舗和風旅館で、某旅行予約センター勤務時代からズ~ッと
訪れたかった
素晴らしい温泉旅館です✧
四季折々の風情を楽しめる約1,000坪もの庭園のある広大な敷地内には、明治・大正・昭和の建物が点在して
います。
 
尚、小学生未満のお子様の利用はできませんので、閑静で落ち着いたな大人の時間・空間を堪能できます。
最近では「おんせん県おおいた♨」の、PRのCM「シンフロ」(←露天風呂で行うシンクロナイズドスイミング)ロケ地のひとつとなりました♨✧



イメージ 1
岡本屋旅館さんの広々とした正面玄関ロビーは意外と西洋風な雰囲気✧^^
 
 
 
駐車場にレンタカーを入れようとしたところ・・・さすが格式ある旅館らしく、専属の年配男性スタッフさんが
駐車場にいらして、狭くて傾斜のある斜め方向バック駐車をしておいてくださるとのことで・・・
喜んで荷物だけ出して、立派な建物の入口へと向かいました♬^^
その時、出迎えてくださった30代位の男性スタッフさんが超親切で男らしくて素敵でして・・・チェックイン~
お部屋案内までの間・・・岡本屋旅館さんから約100mほど離れた、国道500号線沿いには岡本屋売店さんがあり
道路を隔てた山側には明礬地獄があります。
いずれも岡本屋さんが経営されているので、宿泊者は明礬地獄の入場料が無料・岡本屋売店さんでは
「温泉玉子」1個サービス✧^^”
・・・という内容の、と~っても嬉しい特典があることを、事細かに色々と説明してくださって・・・
その時、自分は温泉ソムリエで拙い温泉記事を細々と綴っている旨お伝えすると・・・
この旅館一番のメイン「庭園露天風呂」(男湯)翌朝の清掃前の写真撮影を、お勧めしてくださったので、
お言葉に甘えてお願いすると・・・懇切丁寧に許可&ご案内までしてくださいました(✧▽✧)!!!♬

 
 
イメージ 4
「別府八湯」では、最も酸性度が高く薬効も高い、珍しい綺麗な青磁色(ミルキー
ブルー)の神秘的な温泉が魅力的な「明礬温泉」を思う存分堪能できます♨✧^^
❖ ↑↑写真は翌朝の清掃前に前出の親切で素敵な男性スタッフさんが特別に案内して
くださったおかげで「シンフロ」のロケ地となった「男湯大露天風呂」を、晴れて
撮影できたものです✧(もっと詳細は次回の記事「温泉編」へ続きます・・・)
また機会がありましたら、是非お世話になりたいです<m(_ _*)m>✧^^
 

 

そして、少々休んだあと・・・早速!!  本館フロント横にある方の、近道になる「裏玄関」から出て、
まずは・・・ご案内いただいた明礬地獄向かいました♬^^
今回は「大分空港」に到着してから、この素晴らしい温泉旅館に少しでも早く到着して寛ぎたかったので・・・
立ち寄り入浴は先の「柴石温泉」だけにして、早く(といっても自分的に早めの16時過ぎでしたが・・・)
到着できたので、素晴らしい明礬地獄岡本屋売店さんに行けて本当に大正解でした!!!✧
 

 

イメージ 10
左側のフロント↑↑は正面玄関の広いロビーから少々離れた場所にあります^^
このフロントの左側あたりに「裏玄関」があり、最短距離で向かいます~~♬
 
イメージ 2
向かう途中の空き地?には、↑↑のような、いかにも別府らしい湯煙の光景が!!♨

 
 
国道500号線沿いに位置する明礬地獄は、湯の花を採取するための藁葺きの「湯の花小屋」や山腹の至る所
から、白い湯煙がモウモウと立ちのぼる風景が見られ、温泉情緒満載です♨✧
その歴史は古く、江戸時代から続く明礬採取の史跡名所で、国の重要無形民俗文化財に指定されているとの
ことです。

当初は・・・出来るだけ多く歩きたくないし、早く岡本屋売店さんで1個サービスの温泉玉子と、名物「元祖
地獄蒸しプリン」をいただこうと思い・・・申し訳ないけど省略&スルーさせていただこうかと、不届きな
ことを考えておりましたが・・・
折角、入場料無料やし・・・いざ行って素晴らしい噴煙を見てみると、此処を見ないと温泉ヲタ失格!!!
・・・って思いが働いたのか・・・殆ど無意識のうちに・・・
国道500号線を走って渡り、受付のニコニコ感じ良い60代位の女性に、岡本屋旅館さんでいただいた
無料チケットを手渡してしまってました(^^;;;
 

 
イメージ 5
湯の花を採取するための藁葺き「湯の花小屋」(観光用)の中を歩いて行きます♨
 
イメージ 6
藁葺きの小屋の中には説明書き↑↑があります
 
イメージ 7
「湯の花小屋」を抜けると「足湯」があります♨(撮影のみ☆・・;;;)
 
イメージ 3
山頂付近には岡本屋さんが経営されている日帰り温泉施設 明礬 山の湯さんがあります♨
貸切状態の遊歩道を歩いていると・・・地球の底知れぬパワーをリアルに体感できました!!✧
明礬温泉特有の「硫黄の香り」漂うなか至福の散策✧(←硫黄の香り大好きなので^^;;;)
 
イメージ 8
山腹の至る所から白い湯煙がモウモウと立ちのぼっていて温泉情緒満載♨✧
 
イメージ 9
山頂付近の展望所からは勇壮な「東洋一のコンクリートアーチ橋・別府明礬橋」を
一望出来ます✧(「大分自動車道」の橋梁です!!!)そして右側の赤い屋根は・・・
このあと訪れた、超絶美味しい「元祖地獄蒸しプリン」で有名な岡本屋売店さんです♬
「温玉うどん」・カレーなどの軽食もいただけるようです^^
 
イメージ 11
この地は「江戸時代の明礬製造跡」にもなっているとのこと♨


明礬地獄
交通; JR別府駅(西口)~バス約30分「地蔵湯前」バス停下車~徒歩約1分
   ※ 岡本屋売店さんも同じ
営業時間; 8:30~17:30 (岡本屋売店さんの営業時間; 8:30~18:30)
年中無休
入場料; 200円(宿泊者は無料✧)
 
 
 
イメージ 12
 
 
そして・・・超絶美味しい「元祖地獄蒸しプリン」で有名な岡本屋売店さんに行って、早速!!!
サービスの温泉玉子(←夕食前だったので持ち帰り夜食deビールと♬✧)と・・・
夕食時デザートに出るとのことでしたが、我慢出来ず早々といただきました✧
甘いものは苦手で、普段はスイーツは率先していただかない自分ですが、以前「海地獄」にて子供に
せがまれて嫌々食したところ・・・超絶美味しくて追加注文したことを、ふと思い出したので・・・(^^;;;
甘ったるい物がダメな自分でも、あと10個位は余裕でいただけるほど♬^^
カラメルはほろ苦く、コクがあってクリーミーで、見かけ↑↑はシャンとして立っているので固そうに見える
けど、口の中に入るとトロける食感がクセになる、程好い甘さが魅力的!!✧
自分的には「大山(だいせん)白バラヨーグルト」「ガンジー牧場ヨーグルト」と並んで、この世の中で最も
美味しい3大スイーツ(✧▽✧)
こうして記事にしていても・・・今すぐにでもいただきたい美味し過ぎるプリンです!!!♬✧


超絶美味し過ぎる「地獄蒸しプリン」を堪能したあと、ニコニコ笑顔が爽やかな可愛いくて若い女性スタッフ
さんに包んでいただいた「温泉玉子」入りの袋をぶら下げて・・・岡本屋旅館さんに戻り、館内の写真撮影を
サクッとしたあと・・・
最も楽しみにしていた青磁色(ミルキーブルー)の温泉に、お初に逢いに行きました♨♡^^
 

 
イメージ 13
宿泊した部屋は「竹」(6畳+広縁) 和室のみ・全16室の和風旅館です✧      
 
イメージ 14
1人なので充分な広さ♬^^
TV・金庫・冷蔵庫・お茶セットなど・・・ひと通り揃っています✧

イメージ 15
広縁には快適なロッキングチェアがあります♬ ただ・・・洗面台はめっちゃレトロな
タイル壁&簡素な陶器製で水しか出ないので・・・4月は全然大丈夫でしたが冬場はキツそう・・・
でも、レトロ好きな自分には魅力的な洗面台✧   左側にはミニ冷蔵庫もあって便利^^
 
イメージ 16
勇壮な「東洋一のコンクリートアーチ橋・別府明礬橋」を部屋の窓から一望できます!!!
↑↑写真下の方にチラッと見えるのは・・・なんと「男湯の庭園露天風呂」では・・・!?
此処からだけでなく他の部屋からも見えると思われるので、これは・・・女湯に入れ替える
ことが出来ないと納得いたしました・・・(年に数回、全館女性デーがあるようです♬✧)
 
イメージ 17
敷地内(庭園内)からも白い噴煙がモウモウと立ちこめています♨✧
四季折々の風情を楽しめる美しい庭園はなんと約1,000坪とのこと!!
 
イメージ 18
夕食後ゴロゴロしてる時・・・ふと気付くとエアコンの下部に「温泉対策仕様」と
ありました!!♨ 酸性硫黄泉は金属を錆びさせてしまう作用があるのでさすがです!!
 
イメージ 19
別府市内でも高台に立地しているので部屋の窓からは別府市街地の夜景を楽しめます✧
実物は↑より数倍・・・もっともっと綺麗なのですが・・・
荷物にならないコンデジ使用のため今ひとつ再現出来てません(- -;;;)
 
 
 
 
* 撮影日; 2018年4月16日 *


 
 
次回、「温泉・食事編」に続きます。

 
 
 
    ❖ 岡本屋旅館さんで1人宿泊可能なプランは↓↓から予約できます♬ ❖