温泉巡り旅の醍醐味

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箱根芦之湯温泉「きのくにや 遊仙観」さんに温泉一人旅 1泊2日 回想録

 
                        箱根芦之湯温泉 1泊2日(2011/02/23~24・回想録)
 
 
新宿から小田急電鉄ロマンスカーで、箱根登山鉄道・箱根湯本駅へ。
久々に降り立った箱根湯本駅は、改装され立体化していてとてもキレイで便利になっていた!!!✧
箱根は大好きで、これで10数回目♬^^
しかし、箱根の「一人温泉旅」は今回がお初!! 
いつも同行してくれる愛娘は、この2日間入試のため学校がお休みなので、ここぞとばかりに仲良し7人組で
親友の家にお泊まり女子会^^
 
箱根湯本駅から箱根登山バスに乗継ぎ、グネグネした山道を約30分、東芦之湯バス停で下車し、徒歩2分で
今回お世話になる、きのくにや 遊仙観さんに到着!! 芦之湯温泉はお初♨✧
この路線バスのルートは、お正月に開催される箱根駅伝のコースだ・・・
 
この純和風旅館は、美肌の湯 きのくにやさんの別館でもあるが、お互い正面玄関は全く逆方向にある。
だが、広い敷地内では長い連絡通路で繋がっているので、両方のお宿のお風呂に自由に行き来できるのが、
とってもうれしい。
賑やかな本館とはまた違って、別館であるこのお宿は、全16室でこぢんまりとしていて、閑静な環境と、
朝夕お部屋食の、とっても落ち着きのあるゆとりの空間。
  
芦之湯温泉は、はるか昔平安時代からの湯治場として、また、箱根17湯中では最も古い歴史ある温泉地として
知られ、江戸時代には多くの文人・歌人などに愛された温泉。
このお宿は、江戸時代中期(1715年)に創業し、大正時代には贅を尽くした別館を持つに至ったが、惜しくも
関東大震災で消失してしまったとのこと・・・
その後、現在の本館・吉昇亭が昭和5年に建設されたあと、昭和48年には、今回宿泊した別館・遊仙観を
新設して、新館・春還楼を加え、古き佳き伝統を守りながら約300年もの歴史を刻んでいる。
 
 
 
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広大な敷地に5本もの自家源泉を持つこのお宿では、その豊富な温泉を大小15の湯船で楽しむことができる✧
・・・といっても、男女が入れ替わらなかったので・・・半分だった・・・が、それでも充分堪能できる!!!✧
本館大浴場「湯香殿」では、自家源泉の名湯・白濁の硫黄泉を楽しめ、別館大浴場「貴賓殿」では
なんと!!
内湯では自家源泉の硫黄泉を楽しめ、さらに露天風呂では1km先の湯ノ花沢から引湯している、湯ノ花
揚温泉を堪能できる!!♨
 
 
芦之湯温泉の泉質;単純硫黄泉(硫化水素型)・・・加温・かけ流し、循環併用 
                           pH; 6.6~7.6 白濁色・無味・硫黄臭
湯ノ花揚温泉の泉質;カルシウム・ナトリウム・マグネシウム硫酸塩・炭酸水素塩泉
                     ・・・加温・かけ流し・循環併用  
                         pH; 8.0   無色透明・無味・無臭 
 
   
両方とも、効能豊かな、とても良質の温泉である。
個性豊かな2種類の温泉を、一気に楽しめたので、すごい得した気分(≧▽≦*)♬✧
 
 
一番人気の貸切風呂「正徳の湯」は、雰囲気もとっても良く、2種類の泉質の名湯を一度にゆっくりと
堪能できる。
ただ、レトロ感満載のため洗い場がないので、まず大浴場に寄ることをお奨めしたい。
滞在中に1回は無料で利用できた(←プランによっては)ので、とってもうれしい!!!✧
 
 
 
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 左側が自家源泉の硫黄泉で、右側が湯の花沢から引湯している湯ノ花揚温泉♨
 
 
 
さすがこのお宿は、「湯使い宣言」・「温泉は鮮度が命」と、究極の湯使いに挑戦しているだけあるって
素晴らしい泉質だ!!!
箱根の温泉で、自家源泉で効能豊かな良質な温泉を保有しているお宿としては、1・2を争うほどだと思う。
しかも、自然湧出の硫黄泉はとっても貴重な存在!!✧
さすが、「その効能は比泉を最す」と、うたわれた温泉だ。
あまりにも良質の温泉なので、滞在中6回も堪能したほど・・・(^^;;
 
 
 
名湯が体中にしみわたったところで、次は楽しみな夕食(*^-^*)
感じ良くて優しい仲居さんが、部屋まで何回かに分けて、美味しい和会席料理を持ってきてくださった。
相模湾の幸を中心とした、出汁にこだわった美味しいお料理を、地酒とともに思いっきり堪能して、
残さず完食~~(^^;)
  
 
 
翌朝も、もちろん良質の温泉を夢の貸切状態で、ゆっくりゆったり堪能できて大満足!!✧
朝食も、部屋でゆっくりと美味しくいただけて、心から思いっきりリラックス・・・(^ω^)
ちょうど良い量だ。
何も言わなくても納豆なんか出て来ないのも、ホンマにうれしかった~(*^ω^*)
 
 
 
チェックアウト時、突然の雨に降られてしまって途方に暮れていたところ、担当の優しい仲居さんが、
東芦之湯バス停まで、お宿の傘を貸してくださった(最初は家までどうぞ・・・と言ってくださったが・・・)ので
ものすごく助かった!!!✧
お礼を記したメモを残してバス停に置いて帰ったが・・・改めて、大感謝デス<m(_ _*)m>
いたれりつくせりの、本当に良いお宿であった。
 
 
 
 
次回は、西伊豆の旅の回想録に続きます。