温泉巡り旅の醍醐味

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鹿児島北部・熊本南部の温泉一人旅 ⑨「華まき温泉」

 
前回の続きです。
熊本県南部・山江村の観光・交流・物産の重要な拠点となっている山江温泉を出発して、県道17号線を
南下する形で再び人吉市内戻り、銘酒「白岳」の記念館の案内板が右側に見えたら右折して、今回は
時間切れなので記念館前をスルーします・・・(いつか・・・再訪時には是非!!! 立ち寄りたいと思います・・・汗)
さらに、正面の小さな橋は渡らず左折して、しばらく川沿いの小道を走って行くと、二車線の走りやすい
農道?に出るので、そこで橋を渡って西方向に行くと、この日3湯目の日帰り温泉施設・華まき温泉さんの
小さな案内板があるので右折して、北西方向へ走って行きます。
それから先は・・・よ~く気をつけないと見逃してしまうほど小さ~~な案内板が一応出ているので、それに
従って狭い小道を数回曲がって行くと到着です♬✧


 
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人吉市街から北西方向へ約6kmほど離れた長閑な田園地帯の「馬氷川」沿いに、ひっそりと佇む
華まき温泉さんは、平成3年に開業された、まさに「知る人ぞ知る」隠れた名湯です♨✧
温泉の名前の由来は、オーナーさんがこの広大な土地を購入された際、彼岸花が一面にたくさん咲いていた
ことから「華」、温泉を掘り当てる以前は牛の飼育をする畜産業をされていたので「まき」(牧) と名付けた
とのことです。

この温泉の存在を不覚にも知らなかった自分は、昨年「長湯温泉・万象の湯」さんの、お茶目な温泉通の
支配人さんに「七里田温泉 下湯の強い炭酸泉の大ファンですよ~」・・・って話したところ、熊本県にも
素晴らしい炭酸泉があるよ~・・・ってお聞きして以来、ず~~っと・・・熊本南部の温泉巡業の際は、絶対に
入湯必須!!✧ 
・・・って心に強く決めて・・・今回、やっと入湯できて実に感無量でした(✧▽✧)!!!
 
超絶判別しづらい小さな案内板しか出していない理由は・・・ちょうど受付にいらした60代位のオーナーさんと
お話し出来たのですが・・・(めっちゃ納得したことですが・・・^^)よくある観光地化した温泉地にしたく
ない、最近の「温泉ブーム」とかで、さほど温泉が好きでもない人にはファッション感覚・遊び半分などでは
来て欲しくない、この温泉の良さを分かってくださる「真の温泉好き」の方々にだけお越しいただきたく・・・
知る人ぞ知る存在の温泉でありたい・・・という、と~~っても素晴らしい信念から、あえて大々的な案内板は
出さないとのことで、一般受けする洗練された施設にはしたくないからトイレも水洗にしない・・・
しかし、県の保健所から再三、水洗に改善するよう(衛生面においての)通告が来るから困っとるけん・・・
って、笑って仰っていました(笑)
自分的には・・・稀に見る、悪臭漂う暗~い穴の底に吸い込まれてしまいそうなボッ○ン○所は、物心ついた
時から全く縁が無かったこともあり超絶怖く・・・(特に必要ありませんでしたが)入れませんでした(- -;;;)
 


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受付横の休憩処


平屋建ての日帰り温泉施設で、男女別の浴室(←内湯のみ・1.8×3mほどの石造りの浴槽が各1つずつ)と
軽食処、家族湯を併設しています。
今回は「女湯」には先客さんがいらしたことと、大好物の炭酸泉を独り占めして思う存分堪能したかったので
「家族湯」(「岳の湯」)を1部屋お借りいたしました♨✧^^
 
 
 
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男女別浴室入口♨
薬師如来さまの元に湧く源泉に、より近い「女湯」の方が泡付きが多いとのこと♬
※ もっと源泉に近い「家族風呂」の方がより泡付きも良いとのことです✧
 
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家族風呂「岳の湯」前から男女別浴室のある棟を☆
 
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薬師如来さまが鎮座されている下には炭酸泉(源泉)が贅沢に湧き出ています♨✧
 
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男女別浴室前に掲示されている「温泉の利用状況」「温泉分析表」
 
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今回入湯した「家族風呂・岳の湯」は源泉のすぐ隣(✧▽✧)!!!
そのためか・・・かなり加温されていたにもかかわらず、泡付き感がスゴかった♡✧^^
 
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家族風呂には畳の小部屋があって寛げます♬^^
 
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「家族風呂・岳の湯」から見える美しい庭園✧^^ 
 
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洗い場はシャワー&カラン1基のみ、ボディソープなどは何も備わってなく・・・
自分はいつも携帯しているので全然問題ありませんでしたが・・・要持参です!!
 
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長湯温泉・万象の湯さんの支配人さんにこの温泉の存在を教えていただいて以来
ズ~ッと入湯したくて気になっていて・・・やっと!! ・・・やっと逢えました(✧▽✧)!!!
 
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加温されてるとは思えないほど湧出口付近はシュワシュワ泡立っています(✧▽✧)♬
 
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「家族湯」には打たせ湯があるので蛇口をひねると温泉が勢いよく出てきて
一層シュワシュワと泡が立ってきて泡付き感も増してきます(✧▽✧)!!
男女別浴室よりも高価だったけど・・・「家族湯」の方を選んで大大大正解!!!✧
 
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浴槽に「打たせ湯」を注ぎ込むとシュワシュワ感が大変なことになってます~~!!!!!✧
 
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入湯して約2~3分後の泡付き度は微炭酸な感じ(*≧▽≦*)♬✧
 
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しばらくすると腕の裏側はもっと凄いアワアワがビッシリ付いてました(✧▽✧)!!!
遊離二酸化炭素含有は検出されてなく、そのうえ加温されている(通常炭酸泉は加温する
ことによって泡が全く付かなくなるので)にもかかわらず・・・
↑↑のようにかなり泡が付いてきてビックリ!!!!! 
 ♠ この温泉の素晴らしさを是非ぜひ!!!  お伝えしたく・・・やむなく超ゴツくて太い
超絶お見苦しい左腕を掲載せざるを得ず・・・・・・大変恐縮です・・・(_ _;;;;;; ♠
 
 
 
この温泉は、熊本県内では希少な炭酸泉で、炭酸泉の泡付き度はダントツ1位かと思われます!!!✧ 
大分県の「七里田温泉」「山里の湯」「長湯温泉ラムネの湯」の、シュワシュワを通り越して・・・
ジュワジュワ~~って感じの強炭酸泉群と比べると、少々泡付きは弱い感じですが、上記の3湯は
全国トップレベルなのと、遊離二酸化炭素含有量が多いので納得で・・・
此処の温泉は不思議なことに・・・普通に炭酸水素イオン含有量は多い(886.1mg/kg)ものの、
泡付き度を高くする成分・遊離二酸化炭素の含有量は検出されずなのに・・・かなりシュワシュワな泡付きが
あったので、不思議に思うと同時に・・・感動の嵐でした~~~(✧▽✧)♬

源泉温度が低いので、寒い時期は少々加温せざるを得ないとのことですが・・・
普通は、炭酸泉は加温すると全然泡付きが無くなってしまうにもかかわらず・・・不思議なことに、加温されて
いても泡付きが結構ありました!!!(✧▽✧)
もし、源泉温度(34.1℃)そのままなら・・・上記・大分県の強炭酸泉3湯に匹敵するほどになるのでは・・・
って思い、いつか・・・再訪時には、より強い泡付き感が期待できそうな夏期限定の冷泉源泉浴(加温一切
ナシとのこと✧)を堪能してみたいと思いました!!!✧
 
 
源泉名; 華まき温泉
泉質; ナトリウム-炭酸水素塩温泉(低張性弱アルカリ性温泉) pH; 8.36 
無色透明・極微甘鉄味・ほぼ無臭 微炭酸な泡付き感✧^^    
泉温; 34.1℃  湧出量; 記載なし(掘削井 掘さく深度・419m 動力揚湯)
加温あり・掛け流し!!(加水ナシ)
メタほう酸含有量; 17.1mg/kg ⇒美肌の湯✧
(遊離二酸化炭素含有量は表示なし)

効能; 神経痛・筋肉痛・関節痛・慢性消化器病・打ち身・くじき・運動麻痺・五十肩・疲労回復などの
一般適応症のほか
慢性皮膚病・慢性婦人病・切り傷・やけど・虚弱児童など
 
 
熊本県人吉市下原田町字嵯峨里 1518
TEL; 0966-22-6981
 
営業時間; 10:00~22:00
休館日; 年中無休
料金; 大人・400
         小人・200円
         家族湯・1,700円(60分)
交通; JR人吉駅~九州産交バス「尾曲(おまがり)行き」約24分~「華まき温泉入口」バス停下車~
    徒歩約7分  (1日3本のみ)
 

 
 
* 撮影日; 2017年10月14日 *
 
 
 
 
次回は、この日4湯目の日帰り温泉に続きます。