温泉編別所温泉駅から徒歩で約5分の、旅館花屋さんは、国指定登録有形文化財の建物を持つ、由緒ある
純和風の温泉旅館。
まだ、別所温泉がひなびた温泉地だったころ、大正２～４年に、地元の有志が共同出資して建築されたのが
このお宿のはじまりとのこと。
名刹の多いこの地には、修理・維持に欠かせない宮大工が常駐しており、この数寄屋造りのお宿の建築にも、
ところどころに宮大工さんの腕前・遊び心などが光る。
6500坪もの土地に点在する、当時のままの離れの建物約1500坪分の間には、栂（つが）の木材で造られた
渡り廊下が縦横無尽に走っていて、趣のある館内を散策するのが楽しい。
全43室の各部屋には、当時のままの小箪笥や黒電話など、大正ロマン漂う調度品があって、まるでタイム
スリップしたかのよう。
宿泊して感じたことは、新館などの便利な設備などは見当たらないが、その分、すごくお手入れが行き届いて
いて、回廊などはピカピカに磨かれていて、国指定登録有形文化財特有の、イヤな古めかしさや独特のカビ
臭さや、不便さといった、デメリットな部分は全然感じなかった。
と～っても快適に過ごせた！！！✧
お部屋で、お茶と「みすゞ飴」（←銘菓・これが絶品！！）をいただき、大正時代を満喫したあとは、
楽しみな温泉へ(*^-^*)♨✧
この時間は、大浴場は女性はレトロな展望風呂。
pH; ８.８ 単純硫黄泉のかけ流し（加水あり）の良質な温泉✧
無色透明・無味・うっすらと硫黄の匂いがして、いかにも温泉！という感じ♨✧
広々としていたので混雑は気にならなかったが、途中からすいてきて自分たちだけの貸切に！！！✧
思う存分、良質の温泉を楽しむことができて幸せ
次は、長い渡り廊下の先にある露天風呂へ。
さらに、その先に手入れの行き届いた美しい庭園内に回廊があり、そのまた先に露天風呂が現れた。
あまり大きいものではなかったし、先客がいて混んでいたのであまりゆっくりできなかった･･･
結構、高低差があるので、右足の悪い自分は１回しか行けず、少し残念(*_*)
この露天風呂には洗い場がないので、事前に大浴場に寄ることをおすすめしたい。
夜と翌朝は男女入替制のため、もう一か所の大浴場の大理石風呂に行けた。
ステンドグラスの瀟洒な大理石張りのお風呂は、レトロで広々としていて、しかも両方の時間帯とも、
自分たちだけの貸切状態で、ツヤピカな美しい大理石の浴槽を占領できて、ホントに嬉し～い
温泉もとても良質で、実にゆ～っくりと堪能できた（*≧▽≦*）♨♬
このお宿はまた、お料理もとても美味しい！！！✧
夕食は、山菜など地元の食材をたくさん取り入れた、上品な味付けの会席料理。
出汁にこだわった、有名料亭出身の料理長さんの手作りだ。
明るく感じよい若い仲居さんが、次々といいタイミングで一品ずつお部屋まで運んでくださった＾＾
どれも奥深い味わいで、とっても美味しくて、完食（*^u^*）
夕食の写真は･･･地元の美味しい銘酒を楽しんでいたため、撮るのを忘れてしまった･･･（；ω；）
翌朝の食事もお部屋でゆっくりと味わえた。
品数の多さ・味わい深い美味しさに、感激～～（＾-＾*）ｖ
帰り際に、昨日お茶受けにいただいた、「みすゞ飴」を売店で購入！！✧
とっても感じの良い、イケメンの男性スタッフさんに駅まで送っていただいた(*^-^*)
機会があったら、是非ぜひ･･･また訪れたいお宿が、またひとつ増えた。
最後に･･･お部屋でゴロンとお昼寝していた時に見た風景（＾ω＾）♬
次回は、伊勢志摩・５泊６日の旅に続きます。
