温泉巡り旅の醍醐味

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熊本北部の湯巡り一人旅 ⑤ 平山温泉「旅館かどや」さん

 
前回の続きです。
宝田温泉を出発して県道199号線に入り、しばらく走行すると信号機の無いT字路に当たるので、右折して
国道3号線に入って、次なる目的地に向けて北上するころには辺りが暗くなっていましたが・・・
めげずにしばらく走行すると、賑やかで明るい山鹿市街になります。
そこをスルーして国道443号線~県道195号線に入ると、街灯がほとんど無い真っ暗な寂しい緩い上り坂に
なります。
そして、ひたすら道なりに走行して途中で左折すると、この旅程1泊目・この日お世話になった温泉旅館・
旅館かどやさんに到着です。

熊本県北部に位置する山鹿市の奥座敷・平山温泉は、長閑な里山風景が魅力的な、まだ観光地化されていない
閑静な温泉地です。
しかしその歴史は古く、肥後国熊本藩の初代藩主であった加藤清正公が汗疹を治したと言われている、
とっても良質の温泉として名高いとのことです。

このお宿は、平山温泉が今ほど知られていなかった40年以上も前から、知る人ぞ知る名湯として地元の
方々に、こよなく愛され続けてきた、平山温泉を代表する最も歴史ある老舗温泉旅館のひとつで、古くからの
常連客やコアなファンが多いそうです。
トロッとしたヌメリのある湯質が人気の平山温泉の中でも、このお宿の良質の湯質は随一で、際立っていると
評判でしたので、他にもお洒落で近代的な温泉宿が多い中、1人泊も出来ることもあり、真っ先にこのお宿に
決めました!!

当初は、旅館かどやさんの斜め向かいに当たる場所に位置する旧施設「平山温泉センター」という日帰り温泉
施設(←現在の「平山温泉 元湯」)の湯治客のための民宿として創業されたとのことで、後に温泉を掘削
して温泉旅館の営業を開始したそうです。
全13室の、こじんまりとした純和風温泉旅館で、最近になってリニューアルした真新しい館内は、木の温もり
感じられる温かみのある内装となっています。
 
 

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外観(翌朝撮影)
 
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門をくぐってフロントに向かいます・・・
 
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中庭を囲うように「コの字型」に建物が建っています
 
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中庭には大きな池があり季節柄(9月下旬)朝顔の花が綺麗に咲いていました
 
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フロント前の玄関
 
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フロント奥の休憩スペース
 
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2階の一番奥の角部屋「椿・205号室」に案内していただきました^^
 
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お部屋からの眺め✧ 岩村川の清流が見えてお部屋まで瀬音が聴こえてきて癒されます^^
 
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清潔な洗面台には泡ハンドソープもあって嬉しい限り♬
鏡に写っているのはトイレのドアです^^
 
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到着すると既に布団が敷いてあり、とっても優しくって感じの良い仲居さんが
直ぐに夕食をお部屋まで運んで来てくださいました(*^^*)♬
 
 
 
ちょうど夕食時間ギリギリの18時少し前に到着したにもかかわらず・・・
夕食前のお風呂を勧めてくださいましたが、この日は14時から湯巡りを始めてから・・・既に4湯も入湯して
いたうえ(←フロントの優しい年配女性にビックリされました^^;;;)飛行機の中で12時頃に小さなランチ
弁当をいただいただけで超絶腹ペコだったので、チェックインすると即、夕食にしていただきました!!
宿泊料金の割にはボリュームがあると評判の夕食なので、大食いの自分はと~っても楽しみにして
おりました♬^^
予想通り、品数の多い素朴な感じの家庭料理のような和会席料理で、お味も量も大満足で・・・
余裕で完食いたしました!!!✧

 

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お部屋まで↑↑のお料理をド~ン!と運んで来てくださいます(*≧▽≦*)!!!✧
ただ・・・ひと皿ごとのお料理は、さほど多く盛り付けられていなかったので・・・
大食いの自分だから若干、物足りなかったと思うのでしょうか!?
 

 
美味しいお料理と共に地酒(冷酒)を1本いただいたので、少しお部屋で休んだ後は、当然!!!
大いに楽しみにしていた超良質の平山温泉に逢いに大浴場まで行きました(*^^*)♨
 
 
 
 
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大浴場入口も風情があります♨^^
 
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清潔な脱衣室は、洗面台やベンチまで木の温もりが感じられるウッディな内装です✧
 
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逆サイドを☆ お湯は良質だし清潔なので地元の方々に大人気のようで・・・
地元の日帰り入浴とおぼしき方々が多かった感じです!!!    
 
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内湯♨ 奥は内湯から続く露天風呂です♨ 平山温泉特有の、硫黄の香りが芳しい
トロッとした上質な「美肌の湯」を思いっきり堪能できます(*≧▽≦*)♬
 
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シャワー&カランは5基あり、お湯は温泉かと思われます♨^^
 

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内湯浴槽は3分割されていて入口側に湧出口があり、窓側の浴槽へと流れています~~♨
↑↑写真右上には小さな穴が2つありますが・・・そこから外の露天風呂へ湯が流れ出て行きます~!!

 
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↑↑写真の浴槽右奥に湧出口があり、そこの浴槽が最も
「あつ湯」(↑↑写真左側)になっています♨
 
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湧出口のある最も奥の小浴槽~真ん中の最も大きな浴槽~手前の小浴槽に
向けて お湯が流れているのが見えます♨^^

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↑↑写真左上部から内湯のお湯が流出していますが、この露天風呂
自体には湧出口が無いので、かなり「ぬる湯」となっています・・・
 
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最初、パッと見た感じは狭いと思った露天風呂ですが・・・

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ってみると意外と広く感じられます!! 自分が訪れた時期(昨年9月の暑い日)
「ぬる湯」は長湯できたので嬉しかった記憶があります(*^^*)
 
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露天風呂の浴槽の一部が溝になっていて(↑↑写真上中央部)お湯が向かって
左側に贅沢に掛け流されています~~~!!!✧
 
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木の壁に囲われているので眺望は望めませんが・・・里山の清々しい
凛とした空気が心地よく感じられる露天風呂です✧
 
 
 
源泉名; 平山温泉
泉質; アルカリ性単純温泉   (低張性アルカリ性高温泉) pH; 9.8
微弱黄澄色・微甘味&微硫黄味・微硫黄臭  100%源泉掛け流し!!
泉温; 45.1℃ 湧出量; 未測定 
ラドン含有量; 4.7×10−10 キュリー / kg   (1.3マッヘ単位 / kg)
メタけい酸含有量などは未測定⇒「とろみ」はこの数値が高いため?と思われます・・・
 ❖ 飲泉も出来ます(効能; ; 胃腸病など)
 
効能; 神経痛・筋肉痛・関節痛・慢性消化器病・打ち身・くじき・運動麻痺・五十肩・疲労回復などの
一般適応症
 
❖ 日帰り入浴もできます❖
営業時間;  10:00~21:00
食事付き入浴(個室利用); 11:00~16:00
休館日; 第2・4水曜日
料金; 大人・350円
         小人・250円
         幼児・100円
食事付き入浴(個室利用); 4,200円~
 


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朝風呂を思いっきり堪能した後は・・・↑↑写真右側の外廊下から朝食会場の大広間に向かいます^^
 
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朝食はシンプルな和定食^^ご飯は勿論お代わり出来ます(*^^*)♬
 
 
熊本県山鹿市平山 282-1
TEL; 0968-43-3203

in; 14:00    out; 10:00
 ※ 現地ではクレジットカード払い不可

交通; JR熊本駅~九州産交バス~山鹿バスセンター乗継~平山温泉前バス停~徒歩1分
   (バス乗車時間・約90分)
     JR新玉名駅~九州産交バス~山鹿バスセンター乗継~平山温泉前バス停~徒歩1分
   (バス乗車時間・約70分)
     JR玉名駅~九州産交バス~山鹿バスセンター乗継~平山温泉前バス停~徒歩1分
   (バス乗車時間・約80分)
 
 
 
 
* 撮影日; 2016年10月25~26日 *
 
 
 
 
次回は、このあと訪れた日帰り温泉に続きます。
 
 
 
 
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