群馬県・薬師温泉 １泊２日 回想録 （2008/05/05～06）
上野駅発・特急「草津号」に乗車し、ＪＲ中之条駅で下車した。
予約しておいた、14:05発（あとは16:40発の１日２本のみ）の送迎バスに乗せていただき、約40分で
今回お世話になる、かやぶきの郷 薬師温泉旅籠さんのメインゲート「薬師温泉長屋門」に到着した。
ここから今回宿泊する宿泊棟「せせらぎ館」までは、かやぶきの家々の合間を縫うように歩いて、
約５分ほどかかった･･･。
浅間隠山の麓に佇む一軒宿のこのお宿は、約7000坪もの敷地内に、全国各地より移築したかやぶき屋根の
古民家が点在する一大テーマパークとなっており、入園料を払えば日帰りでこの風情溢れるテーマパークを
楽しむことができる。
だが･･･江戸時代より、この地に200余年前より自噴する源泉かけ流しの内湯・「薬師の湯」は、
この温泉は、寛政５年に旅の行者・温泉坊宥明が発見したと伝えられている。
※ こちらは宿泊者限定とのこと。
日帰り入浴は、「せせらぎ館」内の露天風呂「滝見乃湯」（11:00～14:00）と、パーク内にある「郷の湯」
（10:00～16:00）のみで、宿泊者は、宿泊当日は荷物を帳場（フロント）に預けて、バスタオルの貸出もして
いただけるとのこと！！✧
かやぶき集落の最も奥に、宿泊棟「やすらぎ館」と「せせらぎ館」が位置する。
今回私たちが宿泊した「せせらぎ館」は、館内の至る所に時代箪笥などの古民具が飾られており、
雰囲気満点！！
「やすらぎ館」は、古民家風に造られた二階建ての棟。
観光経済新聞社主催の「人気温泉旅館ホテル250選」では、５回も入選を果たしている「５つ星の宿」
とのこと☆☆☆☆☆
まずは、かやぶき屋根のフロント棟（帳場）に行き、チェックイン♬＾＾
茅葺屋根に苔が生えている、めっちゃ趣き深い「フロント棟」
紅葉の時期の「せせらぎ館」✧＾＾
「せせらぎ館」は、各階の廊下を「三国街道」・「信州街道」などの「街道」に、客室を「○○宿」などの
「宿場町」の名前を付けたユニークな造りとなっており、温川（ぬくかわ）の渓流沿いに建っているので、
窓からは、温川の爽やかな清流が見えて気持ちがいい（＾ｖ＾）
重厚な木の扉を入ると玄関で、お部屋には囲炉裏があり、テレビ２台・床暖房完備・なんと洗濯機＆乾燥機
まで備わっていた！！
帳場（フロント）に行くと洗剤＆柔軟剤をいただけるとのこと✧･･･湯上がり後に早速いただいて、バスタオル
などをお洗濯してみた（＾＾ゞ
くつろぎのお部屋で少し休んだあとは、楽しみな大浴場へ！！♨
まずは広々とした内湯「薬師の湯」へ･･･パウダールームは整然とされた清潔な空間で、フェイスタオルが
備わっており、アメニティーも充実していた（＾ｖ＾）
内湯のみの大浴場には三つの浴槽があり、「寝湯」・「ゲルマニウム温浴」は湧水を利用した沸かし湯だが･･･
とっても気持ち良かった(*^。^*)♬
そしてメインの「薬師の湯」には、良質な源泉かけ流しの温泉がなみなみと湛えられており、最も快適な
湯浴みをゆっくりと満喫できた～＼(^o^)／
次に、同じ階の別の場所にある「滝見乃湯」へ･･･目の前を流れる温川の人造滝のせせらぎが清々しい、
と～っても爽快な湯浴みを楽しめる露天風呂で、ＧＷに訪れたが部屋数（全26室）のわりにはすいていて
ほとんど貸切状態で思いっきり楽しむことができてラッキー＼(^o^)／♨✧
この露天風呂は、夜はライトアップされて、とっても幻想的なくつろぎのひとときを満喫できる♬
この他に、パーク内に「郷（さと）の湯」があり、宿泊者は無料で楽しめる。
こちらは、天然の薬草パックを浮かべた薬湯を堪能できる!(^^*)!
このお宿には、この他に貸切風呂が３ヶ所ある。
檜風呂・ジャグジー・ゲルマニウム温浴の３種類で、温川の清流を眺めながらの湯浴みを楽しめる。
40分・2,000円、要事前予約。
泉質；ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩温泉 pH; ６.５
微茶濁色・微塩味・無臭
※大浴場「薬師の湯」･･･１００％源泉かけ流し！！
露天風呂「滝見乃湯」･･･加水・かけ流し・循環併用
貸切風呂・ゲルマニウム温浴・寝湯・「郷の湯」は自然湧水の沸かし湯
効能；神経痛・筋肉痛・関節痛・慢性消化器病・運動麻痺・打ち身・くじき・五十肩・疲労回復などの
一般適応症のほか
慢性皮膚病・慢性婦人病・切り傷・やけど・虚弱児童・動脈硬化症など
夕食は、かやぶき民家「小林家」で、囲炉裏会席料理を味わった♬＾＾
鮎や地鶏・上州牛・地野菜の炭火焼など、旬の素材を取り入れた本格的な囲炉裏料理で、と～っても感じ良い
若い女性スタッフさんが始終笑顔で、お肉や野菜などを焼いてくださった･･･楽に、美味し～く
いただけた（*^-^*）
自分たちで焼くよりも数段美味しかった！！
翌朝、朝食前に大浴場を訪れたが、前日と同じ場所で、男女の入替は行われていない。
すごくすいていたので貸切状態でゆ～っくりと、源泉かけ流し「薬師の湯」の浴槽だけに入り、
良質の温泉を思う存分に満喫した(*^。^*)♨♬
朝食は、かやぶき民家「濱田邸」でいただいた。
早い時間でも無理なくいただける、優しく温かい健康的なお料理･･･自家牧場の生みたて卵や、
地元農家さんの朝摘み野菜、上州地鶏などを、ゆ～っくりといただいた（*＾u＾*）♬✧
チェックアウト後も、帳場のあるフロント棟からメインゲートまで、約５分くらいかけて歩いて行った。
その間、急ぎ足で「紺野家」や「木村家」などを見物しながら向かった。
メインゲートの長屋門前では、地元の方々が収穫した新鮮な地野菜や、この時期ならではの
滋味溢れる山菜も数種類売っていたので、山ウドとワラビを購入（＾ω＾）♬
この時期は、大大大好きな山菜の美味しい季節♡＾＾
再度訪れるとしたら･･･またこの時期に来たいな～と、つくづく思うのであった！！
次回は、山口県・下関つくの温泉～萩温泉～（途中大阪の実家泊→カウントせず）～熱海温泉に２泊し、
さらに箱根堂ヶ島温泉 ５泊６日の回想録に続きます･･･
