温泉巡り旅の醍醐味

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東京都国分寺市 名勝・東京都立「殿ヶ谷戸庭園」の紅葉

 
 
先週の火曜日、仕事の合間に約3時間ほど時間が出来たので・・・
近くに住む学生時代の親友から、ちょうど当時「紅葉が綺麗だよ~☆」って写メが届いて
「そういえば・・・今年は真っ赤な紅葉真っ盛りの場所に出かけるヒマがなかったな・・・
今年度になって急激に仕事ばかりが忙し過ぎて、もう今年もあとわずかかぁ・・・(汗)」って思うと・・・
何だか虚しくなったので、思い切って行って来ました!!!✧
そして一旦会社へ戻った後、ウチに帰って記事の構想を練ろうとPCを開けようとしたら・・・・・・
ルーターの故障のため昨日まで不通になってしまい焦りました(;ω;)

JR中央線・国分寺駅の南口から、わずか徒歩2分ほどで広大な国指定名勝・殿ヶ谷戸(とのがやと)庭園
(随宜園・ずいぎえん)に到着します。
この庭園は武蔵野台地と、多摩川流域の沖積平野の境目にある「国分寺崖線(がいせん)」という段丘の崖に
できた谷と、その下端部の礫層から湧出する清冽な湧水を巧みに利用して造られた、武蔵野の雑木林の面影が
色濃く残る風流な「回遊式林泉庭園」です
 
庭園内を回遊していると、至る所に絶好の美しいスポットがあるので・・・ついつい写真を撮り過ぎて
しまい、かなり長くなってしまいましたが・・・・・・今年最後の「記事らしい記事」となりますので・・・
お時間ありましたら、お付き合いいただけると嬉しい限りです。
 
 
 
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玄関口

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        正門
 
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左の受付で入園料をお支払いしてから入ります~~

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入口付近のサザンカ 左側の葉っぱは虫に食われたかな・・・??

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モッコクの生垣越しに見た、黄色く色付いたイチョウの木がまるで富士山のよう・・・!?
 
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庭園内から見た、本来のこのコのお姿です!!(*≧▽≦*)
 
 
 
この庭園は、大正2~4(1913~15)年にかけて、南満州鉄道会社副総裁・貴族院議員を歴任した、
江口定條(さだえ)氏の別邸として設けられ、赤坂の庭師「仙石」さんの手によって、武蔵野の地形を巧みに
生かして造られたものです。
昭和4(1929)年に、三菱財閥の岩崎彦彌太氏が江口家から別荘を買い取り「国分寺の家」として、津田鑿
(さく)氏の設計により「本館」「茶室(紅葉亭)」などが建てられ、和洋折衷の「廻遊式林泉庭園」として
整備されました。
庭園の段丘上には芝生地が広がる「洋風庭園」があり、崖線の傾斜面はアカマツ・モミジ・竹林・クマザサで
覆われ、崖線下には湧水の「次郎弁天池」を中心とした「和風庭園」が広がっています。
昭和40年代の周辺の開発計画に対し、庭園を守る住民運動は発端となり、昭和49(1974)年に東京都が買収して
整備後、昭和54(1979)年に有料庭園として開園し、平成23(2011)年9月21日に文化財庭園として国の名勝に
指定されました。
           ※以上、いただいたリーフレットより
 
 
 
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洋風庭園内に入っていきます^^ 左の建物は「本館」(←昭和9年築の洋館で
内部は日本間と洋間が融和した和洋折衷の形式となっていたそうです)
 
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庭園内に一歩足を踏み入れると・・・もはや別天地でした!!!
 
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もう綺麗過ぎて・・・しばらく写真を撮りまくります(^^;;;
 
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順路に沿って歩いて行き・・・「本館」の方を振り返ってみました☆
 
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分岐点です・・・今回はあまりにも綺麗過ぎる紅葉だったので
2周しちゃいました が・・・1周目は左に行ってみます^^
 
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順路の左側にも低木の紅葉が^^

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分岐点の先にある紅葉が一番自分好みの色で真っ赤を通り越して紅色でした!!
 
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紅葉の向こう側にはなんと・・・風情ある竹林も楽しめます(*≧▽≦*)!!!

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とっても可愛い「ピラカンサ」の実(*^^*)

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「国分寺崖線」に下っていく石段の途中で来た道を振り返ってみました・・・

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先程の分岐点からの合流地点から「藤棚」を☆ 今度は5月に来ようかな~~^^
 
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ちなみ・・・先程の分岐点の右側には「萩のトンネル」があります^^
 
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「国分寺崖線」(通称;ハケ)の上にある説明板
 
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緩やかな崖の斜面を下って行きます~~

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崖線に下る途中で竹林が見えてきて真っ赤な紅葉とのコントラストが見事です!!!✧

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竹林の横には「竹の小径」があります^^
 
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都内に現存する「日本庭園」には珍しい孟宗竹の竹林です✧

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崖を下る緩やかな斜面の下から台地の方を見上げてみました^^

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崖の下の小径からも先程見た入口付近にあるイチョウの木が見えます!!!✧

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数分歩くと「次郎弁天池」が見えてきて水鏡になっていました✧^^

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飛び石の上を渡ります(≧∀≦*)!!

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 おっ!!! 石の上を渡ってる途中にあった「湧水源」を発見♬^^
 
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冷たいと思って触ってみたら・・・ぬるかったのにビックリ!!!
どうりで年間を通して15~18℃というわけです^^
この湧水は「次郎弁天池」の水源でもあり「東京の名湧水57選」にも選出されています!!✧
 
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「国分寺崖線」(ハケ)の斜面
 
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武蔵野台地の上「紅葉亭」横にある風流な「鹿おどし」の井戸水が↑↑滝の水源です^^
 
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「次郎弁天池」沿いに設けられた小径から☆   
 
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「次郎弁天池」には小さな島があり、松の木が植えられています!!
 
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「紅葉亭」の側面 数寄屋造り風の茶室で、その名の通り見なイロハモミジの紅葉が
見下ろせます✧ お茶会・句会などに利用できます(予約制・有料)
 
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茶室「紅葉(こうよう)亭」の玄関
 
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玄関脇には自然の?粋な演出が!!✧
 
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その名の通りイロハモミジの真っ赤・オレンジの紅葉が満喫できる「紅葉亭」✧^^
 
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「紅葉亭」の建物内部も右下部のようなベンチになっていて、美しい紅葉に
ウットリと魅入られているお年寄りの団体さんで占拠されていました・・・
 
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それでも・・・めげずに、自分も建物の内部から綺麗過ぎる紅葉を・・・(^^;;; ☆
 
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さすが「紅葉亭」!!!✧ もう超絶綺麗過ぎて皆様の足が
止まってしまう理由がスッゴく解かりました!!!✧
 
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「紅葉亭」から見下ろした「次郎弁天池」を☆
 
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「紅葉亭」の横には趣き深い「鹿(しし)おどし」も(≧▽≦*)
 
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井戸水を利用している「鹿おどし」は風流な音を響かせてました♬✧
本来は、イノシシやシカを追い払うために作られていたとか・・・
 
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「本館」前に戻って来ました・・・
 
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次第に出口に近づいて行きます・・・
 
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紅葉があまりにも綺麗過ぎたのと時間が余ったので・・・もう1周します(^^;;;
先程、この紅葉を見たときにはもっと陽に照らされて赤く輝いてたのに・・・あれれ・・・!? 
何だかマットな感じに(;ω;)・・・なので、12月上旬頃の良いお天気の
11~15時頃までが、一番の見頃かと思いました!!!✧
 
 
 
 東京都国分寺市南町 2-16
TEL; 042-324-7991(殿ヶ谷戸公園サービスセンター)
 
入園料; 大人・150円  
          小学生以下および都内在住・在学中の中学生は無料     
             65歳以上・70円 
※ 無料公開日は「みどりの日」(5/4)「都民の日」(10/1) 開園時間; 9:00~17:00(入園は16:30まで)
休園日; 年末年始(12/29~1/1)
交通; JR中央線・西武国分寺線・西武多摩湖線 国分寺駅南口~徒歩2分
 
 
 
 
* 撮影日; 2015年12月8日 *
 
 
 
 
❖ 昨日、ココを紹介してくれた親友から連絡があって「あまりにも綺麗だったから14日(月)に
    再度行ったけど、まだ真っ赤な紅葉がかなり残ってたよ!!!」とのことでしたが・・・
    現在では、もう散り始めかもしれません・・・。