温泉巡り旅の醍醐味

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鹿児島北部・熊本南部の温泉一人旅 ㉔「十三奉行温泉」

 
前回の続きです。
熊本県の天草下田温泉を出発して、県道24号線~国道266号線経由で、約45分で「天草下島」南東端部の
「牛深港」に到着しました。
この日はとうとう最終日で、鹿児島空港16時ちょうど発のJAL便で帰京するので・・・
10:40発「三和フェリー」に車ごと乗船し、鹿児島県の離島「長島」の北西部「蔵之元港」へ戻り(←この
航路は海上の国道389号線!!)陸路の国道389号線を、ひたすら九州本土に向けて激走しました。
そして「黒之瀬戸大橋」を渡って阿久根市に入り、国道3~504号線経由で走って出水市に入ると・・・
この日1湯目・十三奉行(じゅさぶろ)温泉さんの小さな案内板が見えてくるので、鋭角状に右折して
果樹園の中の農道を上って行くと到着です。


 
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趣きのある外観 左側には風情あり過ぎる古井戸もあります!!
 
 
 
めっちゃカッコいい名称に釣られて立ち寄ってみた十三奉行温泉さんは、鹿児島県北部・出水(いずみ)市の
長閑な果樹園の中にひっそりと佇む、2010年10月にオープンした、木造平屋建ての日帰り温泉施設です。
元々、果樹園へ散水するための農業用水確保のため井戸を掘ったところ、良質な温泉が湧出したとの
ことです♨
男女別浴室(内湯のみ・露天風呂なし)が2つという、地元の方々のための共同湯のような、至って
シンプルな造りで、貸切の家族湯や食事処などはありません。

玄関を開けると、めっちゃ感じ良くて明るくって優しい50代位の受付の女性が出迎えてくださり、
帰り際にも此処の温泉のことについてなどなど色々とお話ししました(*^^*)
この時、この温泉は日によって無色透明になったり、白濁色にもなったりと変化すると教えて
くださいました!!✧
❖ 自分が訪れた日は黄濁色の綺麗な色のお湯でした♨
 

 
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浴場へのアプローチ✧  壁も床もピカピカして清潔感満載✧

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横長に広い脱衣室 こちらも最近、改装された感じ?でピカピカ!!✧
 
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浴室の入口を開けると・・・清潔感溢れる立派な内湯の風景が!!!✧
 
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湯船サイドから広々とした洗い場を☆
 
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洗い場には、清潔なシャワー&カランが全部で8基あり、ボディソープなどの
備付はありません(入湯料金300円なので、これが当然なんです!!)
 
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最近建てられた感じの、まだ新しい感じの内湯♨(露天風呂はありません)
 
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かけ湯
 
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こちらは珍しい形(五右衛門風呂のような!?)の「水風呂」なんです!!
 
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お湯の色は綺麗な黄褐色で、少々甘めの酸味&鉄の味・微硫黄&鉄の香りがします♨✧
 
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↑↑写真右下の湧出口からは少量ながらトポトポと熱めの源泉が注がれています♨
 
 
 
源泉名; 十三奉行(じゅさぶろ)温泉
泉質; ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物温泉  (低張性中性高温泉) pH; 6.9 
淡めの黄褐色・甘めの微酸鉄味・微弱硫化水素&鉱物(鉄)臭 
泉温; 47.5℃ 湧出量; 19リットル/分(掘削自噴) 100%源泉掛け流し!!
メタけい酸含有量; 73.3mg/kg ⇒「美肌の湯」✧
メタほう酸含有量; 72.4mg/kg(⇇規定値 5.0mg/kgを大幅に上回る「美肌の湯」✧)
遊離二酸化炭素含有量; 460.7 mg/kg
 
効能; 神経痛・筋肉痛・関節痛・慢性消化器病・打ち身・くじき・運動麻痺・五十肩・疲労回復などの
一般適応症 のほか 
慢性皮膚病・慢性婦人病・切り傷・やけど・虚弱児童など
 
 
鹿児島県出水市野田町下名 4974-4
TEL; 0996-84-2488
 
営業時間; 10:00~21:00
休館日; 第2・4水曜日
料金; 大人・300円
    小人・140円
         幼児(3歳~)50円
         休憩室; 1,000円(部屋代)
交通; 肥薩おれんじ鉄道 野田郷駅~徒歩約17分
 
 
 
 
* 撮影日; 2017年10月17日 *
 
 
 
 
次回は、このあと訪れた2湯目の日帰り温泉に続きます。