温泉巡り旅の醍醐味

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熊本・大分の湯巡り一人旅 ⑭ 浜の湯温泉「通潤山荘」さんに日帰り入浴

 
前回の続きです。
熊本県西岸・不知火(しらぬい)海沿いの不知火温泉を出発して、国道266号線に戻ってから県道181~
国道218号線に入って、ひたすら東方向の内陸部へ走って行きます。
約40分走り、熊本県中部・下益城郡美里町に入ると・・・この日3湯目の目的地・通潤山荘さんより、かなり
手前の左側に、何やら気になる名所のようなものを発見!!✧
少々立ち寄ってみることにしました。

それは霊台橋という、熊本県美里町を流れる「緑川」に、江戸時代に架けられた立派な石橋で
単一アーチ式石橋としては日本で3位の径間(←アーチの大きさ)を誇り、明治以前に完成した石橋の中では
なんと!!  日本一とのことです!!!
昭和42(1967)年6月には、国の重要文化財に指定されたとのこと!!!
この橋は、実はハッキリ言ってノーチェックでだったので・・・
偶然にも見つけることが出来て、ホントに超ラッキーでした(*≧▽≦*)

架橋時に培われた技術は、7年後に完成する通潤橋(←国指定重要文化財で、こちらは予めチェックしておき
付近に建つ通潤山荘さんに立ち寄り入浴にお伺いする前に、少しだけでも見て行こうと計画してました✧)を
建設する際に応用されたとのことです!!

 

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霊台橋  全長 89.86m・幅員 5.45m・高さ 16.32m・径間 28.4m 
 
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霊台橋より上側の道路は、右方向から走ってきた国道218号線で、↑↑を撮っている
地点も新しい橋の上(R218)から☆ ・・・皆さんかなり飛ばしてくるので
 (かくいう自分もですが^^;;;)怖くて急いで撮ったため、かなり曲がってしまいました・・・(- θ -|||
 
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 江戸時代から残存する素晴らしい立派な石橋✧ 物凄く頑強に造られているので
現在に至っても人間が向こう岸まで渡れるんです・・・スゴイ!!!✧

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橋の上を歩いて向こう岸まで渡って行けるようです!!!
でも・・・欄干が低過ぎるので高所恐怖症だし時間も無いしで・・・結局渡らず(- -;;;;;


 
再び国道218号線に戻り、今度は北東方向へ約10分ほど走って行くと三叉路があるので・・・
右側の町道(農道?)に入ると近道です。
自分は・・・カーナビというものは当てにならない場合が多くて信用出来ないことと、なんで機械の言いなりに
ならなければならないのか!?・・・という、クッソ偏屈な理由から殆ど使用しないで、予め地図で確認後、
道路の号数と形状などを頭の中に叩き込んで行くだけなので・・・
これより先の行き方は上手く説明出来ませんが、取りあえず道の駅 通潤橋の案内板表示に従って、約5分
ほど走って行きます。

阿蘇外輪山の南側・五老ヶ滝川(緑川水系)に架かる通潤橋は、先に立ち寄った霊台橋(↑↑写真)を応用して
「肥後の石工」さんたちが持つ技術を駆使して7年後に建設された、日本最大級の石造りアーチ水路橋で、
昭和35(1960)年には国の重要文化財に指定されています。
対岸に渡る目的で建設された霊台橋とは違い、水源に乏しく水利に恵まれず悩んでいた対岸の白糸台地の
住民のために、江戸時代・1854(嘉永7)年に架けられた通水橋とのことです。
橋の上部にサイフォンの原理を応用した3本の石の通水管が敷設されていて、名物の放水は通水管に詰まった
堆積物を取り除くために行われているそうです。

放水は通常、土・日曜・祝日の正午から行われているとのことですが・・・
現在は、昨年4月の熊本地震の影響により破損部分が多いため、休止されています。
また、橋周辺への立入りも一部禁止されているとのことで・・・
時間も無かったので、通常通り営業中の道の駅 通潤橋の、二段になっている駐車場の上段の方から
取りあえず、遠目に写真を撮るだけにしました。
橋周辺への立入りは一部禁止されていますが、橋へ向かう遊歩道を歩いている方々も見られました。
いつかまた機会を作って・・・復旧後の「放水」を見に訪れたいと心に決めました!!!
 


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通潤橋 全長 78m・幅員 6.3m・高さ 20.2m 実物を目前に大感動(✧▽✧)!!!
向かって左側は「棚田」になっていて癒されます(*^ω^*)♬
 
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時すでに16時時間が無いので道の駅 通潤橋の上部にある駐車場に入って写真だけ
撮ります・・・右下には牛と何故か「ジバニャン」のオブジェがありました(*^^*)
 
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道の駅 通潤橋の上部駐車場から☆ 
この下には「物産館」「レストラン」がありますが時間切れで行けず・・・       
 
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破損の大きい橋の上部には水色のシートが掛けられています・・・
遠目に見ただけでも、なんて素晴らしい石橋!!!✧^^
原型を留めていてくれただけでも本当に良かった・・・早期の復旧を心よりお祈りいたします・・・

 
 
このあと、車で約1~2分位(徒歩でも約5分)と至近距離に位置する通潤山荘さんに移動しました。
この宿泊施設は公営国民宿舎で、全36室(和室10畳 12室・和室12畳 11室・ツイン 11室・バリアフリー
ルーム 1室・特別室・1室)の、建物全体が醸し出している雰囲気が、いかにもそれらしい、シンプルだけど
広々としていて清潔感溢れる宿泊施設です。
1人泊もOKで温泉もあるし、お料理もとっても美味しそうなので・・・
本当はココに宿泊しようと思ったのですが・・・あと、少なくとも3湯は入湯したかったし、翌日以降のことを
考えると、もう少し大分県境まで近づいておいた方が楽になると思い、泣く泣く断念しました・・・。
いざ行ってみると・・・この施設の温泉露天風呂も、昨年4に発生した熊本地震の影響で改修工事を行っている
最中でした・・・!!!
(尚、今年の4月には修復完了しているとのこと✧  この記事は今年2月の回想録です)



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立派な外観✧
 
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清潔感溢れる広々としたロビー✧
 
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柔道家・山下泰裕氏の特設コーナーもあります^^
 
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大浴場前にある休憩処

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広々とした畳敷きの休憩処もあります^^飲食物の持込は不可です!!
軽食や飲み物は購入できます (営業時間; 11:00~20:30)
 
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大浴場「男湯」入口に掛かっている暖簾には・・・放水されている貴重な通潤橋の絵が描かれています✧^^
 
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広々としていて洗面台も多く、清潔感溢れるパウダールーム✧^^     
 
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ロッカールームも広々としていて清潔感満載✧ ロッカーの他にカゴもあります^^
 
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洗い場はとっても嬉しいパーテーションで仕切られています✧^^
ボディソープ・シャンプー・コンディショナーも備わっていてとっても便利(*^^*)
 
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大浴場内湯♨ 当時(2016年)は、熊本地震で岩露天風呂が破壊されてしまったとのこと!!
この日も16時過ぎまで修復工事が行われていたようです・・・(その間入浴不可でした・・・)
 
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内湯浴槽は2つあります♨ 毎週月曜日に男湯と女湯が入替わるようです・・・
        この他にサウナもあります^^
 
 
 
泉質; アルカリ性単純温泉  (低張性アルカリ性低温泉) pH値; 9.6
無色透明・無味(微甘味)・無臭    掛け流し循環併用 加水・加温・消毒あり
泉温; 33.8℃  湧出量; 記載なし(掘削井 掘削深度 1,200m)
ラドン含有量; 13.1×10−10 キュリー / kg   (3.61マッヘ単位 / kg)
(↑↑通常「ラジウム泉」の規定値は 8.25マッヘ単位 / kg以上 なので・・・
  満たないけど多めに含有されています)
 
効能; 神経痛・筋肉痛・関節痛・慢性消化器病・打ち身・くじき・運動麻痺・五十肩・疲労回復などの
一般適応症

 
熊本県上益城郡山都町長原 192-1
 TEL; 0967-72-1161
 
宿泊; 1泊2食付 12,300円~(1名利用OK✧  ビジネスプラン; 8,148円~)
   ※ 1泊朝食付・素泊まりプランもあります ※
   
レストラン「しゃくなげ」ランチ; 11:30~14:30(Lo.14:00)
                                            夕食; 17:00~21:00(Lo.20:30)
        
浜の湯温泉「温泉館」
営業時間; 10:30~20:30(最終受付)
休館日; 年中無休
料金; 大人・500円
         小学生・250円       
          幼児(3歳未満)は無料 
    ❖ 毎月26日は「いい風呂」感謝デー 入浴料半額!!♨
交通; JR熊本駅~熊本バス「熊本交通センター」~「南14系統・通潤山荘行き」約1時間30分~下車すぐ
 
 
 
        
* 撮影日; 2017年2月21日 *
 
 
 

次回は、このあと行った4湯目の日帰り温泉に続きます。
 
 
 
 
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