前回の続きです。
JR吾妻線・金島駅から川原湯温泉駅方向に戻る形で、約20分間乗車してJR中之条駅で降車しました。
そして、12:42発の数少ない路線バスに乗車して約25分で、次なる目的地・まるほん旅館さんの最寄バス停
「沢渡温泉」で降車しました。
そこから約1~2分ほど歩いて到着です。
JR中之条駅から乗車する路線バス
約8年前くらいに四万温泉に来た時に見た小型のマイクロバス(ジャンボタクシー型)
ではなく乗り心地の良い大型バスになっていてラッキーでした♬
路線バスは本数が極めて少ないので、その分ほとんど満席でした。
途中で降りられた地元在住の方々以外は、ほとんどの方々が旅行用バッグとおぼしき大きな荷物を持って
いらしたので、温泉旅行者かな・・・って思い・・・・・・
もしや・・・この分では、どの温泉施設も混み合っていて写真撮影どころではないのでは・・・
などと、くだらない要らぬ心配しながら終点「沢渡」のひとつ手前?のバス停「沢渡温泉」に到着すると
自分も含めたほぼ全員が降りたでは!!!(滝汗)
しかし、バス停~まるほん旅館さんに向かう温泉街の入口付近に大きな病院があり、皆さん
そこに向かって入って行かれました!!
この病院は、群馬リハビリテーション病院という温泉療養が出来る数少ない貴重な施設で、
さすが沢渡温泉の泉質の素晴らしさはお墨付きで、多くの人々の身体や心などを治癒しているのです。
同乗者の方々の大きな荷物は、旅行カバンなどと悠長なものではなく、おそらく入院されている
ご親族の着替えなどが入ったものだったのでしょう・・・
真っ昼間から呑気に温泉に行くのは、クソな自分だけで情けなくなりました・・・(- -;;;;;)
沢渡温泉は、群馬県北西部・草津温泉と四万温泉の間に位置する峠を隔てた山間に、ひっそりと佇む
風情あるこじんまりとした温泉地です。
その歴史は古く、江戸時代から強酸性の草津温泉で荒れたお肌を癒す「仕上げ湯」として重宝されて
きました。
無色透明で仄かな硫黄の香りの効能豊かな柔らかいお湯は、肌触りのよい「一浴玉の肌」美人の湯と
云われています。
バス停から歩いてきた方向を振り返って温泉街を☆
まるほん旅館さん外観
お隣にある沢渡温泉共同浴場
沢渡温泉共同浴場の前から☆
こじんまりとした、どこか懐かしい感じのロビー^^
1階から大浴場へ向かう途中にある2階の客室
旧館へ続く渡り廊下は傾斜があります・・・
渡り廊下を渡った先の客室(部屋の中は撮れませんでした・・・)
浴室へと続く廊下(新館)にはマッサージ機もあります^^
階段を下りて左側に行くと「婦人風呂」、右側に行くと趣き溢れる檜造りの湯小屋がありますが・・・
混浴なので入浴せずに、ごく一部の写真だけサッと撮って退散しました~(^^;;;
最近になって新築された近代的な感じの「婦人風呂」入口✧
「婦人風呂」入口にある成分表と温泉利用状況表♨
「婦人風呂」入口ドアを開けると・・・えっ!?一旦外通路に出ます!!
向こうに見えるドアを開けると脱衣室です
新築したばかりと思われる「婦人風呂」はデザイナー建築とのことで・・・
さすが!!とってもスタイリッシュでオシャレなインテリアです(*≧▽≦*)
脱衣カゴは6個のみなので・・・自分が入ったときは貸切状態で
何の問題もなかったのですが・・・混雑時は少々息苦しい感じかも!?
源泉湧出地は、このお宿のすぐ裏手にあるので、湧出したばかりの新鮮な温泉がそのまま直接湯船に
注がれています。
自分が最初に入ったときは貸切状態だったので、写真を撮りまくってからゆ~っくりと超良質な
素晴らしい温泉を独り占めできましたが・・・
さぁ、そろそろ昼飯に行くから出ようかな・・・って思ってた時、常連さんの地元の老婦人がお1人で
入って来られました。
今回も、際どく貸切状態を堪能できてラッキーだったなぁ~・・・って思いながら少々お話しして出ようと
した時、その方なんと!!
持参して来たカラのペットボトルに、↓↓写真・檜の浴槽左部分にある湧出口からトポトポと汲んで
いらっしゃいました!!
「いつもココに来るときには、こうして温泉を持って帰って飲用したり、色んなお料理などに使うと
体調が良いんですよ~^^」って教えてくださいました(*≧∀≦*)♨
浸かって良し、飲用して良しのスゴ腕温泉ということです!!!
浴槽と床は檜(2~3人用)・壁は檜×コンクリート打ちっぱなしの、檜の香り漂う
近代的でスタイリッシュな素敵な浴室✧^^
「婦人風呂」ですが・・・男性専用時間もあります(19:30~21:00・6:00~7:00)
壁の上部には素通しの窓もあります✧
写真左部にはシャワー&カランが1ヶ所あり、
向かって右側の反対側にも1ヶ所あります^^
と~~っても天井が高い造りとなってます!!
めっちゃ天井が高くて上部には素通しの窓もあります☆
↑写真・左部分の曲線的な低めの天井は・・・・・・
↓写真の休憩処が真上にある設計となっていて画期的な造りです!!
とってもスタイリッシュな休憩処は「婦人風呂」の真上に当たります^^
オシャレで近代的な休憩処の横から新しい階段を下って右に行くと、今までの世界とは対極的な、
↓↓写真の古い木造りの階段があり、その先にはこのお宿自慢の郷愁感漂う昭和レトロ感満載の
「檜の湯小屋」があります。
ただ・・・この風情溢れる「檜の湯小屋」は混浴なので・・・・・・
↓写真の階段を下りた廊下を真っ直ぐ行くと、さらに浴場に降りる階段に下りる前の踊り場から、
下にあるヶ所の浴槽を見下ろすことが出来たので・・・誰も居ないかどうか、向かって左側を
おそるおそる見下ろしてみると・・・・・・
大きなL字型の浴槽には、男性の方がお1人で入って寛いでいらっしゃいました!!!
なので、逆サイドの向かって右側を見てみると誰も居なかったのでサッと写真を撮らせていただきました☆
それでも、両方の湯船は入るとお互いが丸見えなので・・・入浴はせずに、彼の死角にソ~ッと入って・・・
写真撮影&手湯だけしてから早々に退散いたしました(^^;;;;;
先程までのデザイナー建築の最新式風呂とは対極的な、レトロな世界が広がってきます!!
浴場に降りる階段に下りる前の、平坦な廊下から向かって右側下にある浴槽を
見下ろすことが出来ました☆ 実に風情ある昭和レトロ感漂う浴槽です^^
床・壁・天井すべて檜造りの湯小屋^^浴槽の床はブルーのモザイクタイルです✧
檜の湯小屋は混浴なのに男女の脱衣室が↑↑だけで同じです(><;;;)
これじゃ今は絶対に無理!!!って諦めて・・・手湯だけして帰りました(;ω;)
上から見下ろすよりもっと風情があります♬ 湧出口には飲泉用のカップがあります♨
シャワー&カラン(右上)があるのにはビックリ!!!
宿泊時には女性専用時間もあるので、ゆ~っくりと湯浴みを堪能できそうです・・・
(19:30~21:00・6:00~7:00)
料理もとっても美味しそうだし、以上↑↑の、2ヶ所の大浴場の他に宿泊者専用の
青森ヒバの浴槽の「貸切露天風呂」(15:00~22:00・無料/1回40分・先着順)も
あり、さらにお隣の沢渡温泉共同浴場も宿泊すると無料で、そのうえ1人泊も
OKなので・・・機会があったら、是非いつか宿泊で再訪しようと思いました!!
源泉名; 沢渡温泉 県有泉
泉質; カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物温泉 (低張性アルカリ性高温泉) pH; 8.5
泉温; 56.0℃ 湧出量; 140リットル / 分(自然湧出・分湯のためポンプ利用)
無色透明・鉄味&無味・微硫化水素臭 100%源泉掛け流し!!
メタけい酸含有量; 63.4mg / kg ⇘
メタほう酸含有量; 10.6mg / kg ⇒ 「美肌の湯」✧
効能; 神経痛・筋肉痛・関節痛・慢性消化器病・冷え性・五十肩・打ち身・くじき・疲労回復などの
一般適応症のほか
慢性皮膚病・慢性婦人病・切り傷・やけど・虚弱児童など
群馬県吾妻郡中之条町大字上沢渡甲 2301
TEL; 0279-66-2011
日帰り入浴営業時間; 11:00~17:00
料金; 大人・700円
定休日; 不定休
交通; JR中之条駅~路線バス約25分「沢渡温泉」バス停下車~徒歩約2分
このあと、沢渡温泉バス停近くのお食事処・よしのやさんで手打ち蕎麦を美味しくいただきました♬
湯巡りに夢中になってると、つい時間を忘れてしまうのが悪いクセでして・・・
時すでに14時半を回っていたので、もう何処も昼飯は無理かな・・・って半ば諦めかけて暖簾をくぐり
「まだお蕎麦はいただけますか??」って恐る恐る尋ねると・・・
とっても感じ良い女将さんが「大丈夫ですよ^^」って快くおもてなしをしてくださいました(*^^*)♬
よしのやさん外観^^
「石臼ひき手打ち蕎麦」と「山菜天ぷら」をいただきました♬✧^^
自分は天ぷらには塩がベストなので、何もリクエストしなくても付けてくださっていて
本当に、め~~っちゃ嬉しかったです(*≧▽≦*)!!
全部とーっても美味しかったので、機会があればまた行きたいです♬
店内には↑のような素心優しい素敵なサービスも♧^^
中には「五つ葉」も!!!!!
はちみつ屋さん林商店さんのお隣には、沢渡温泉でもう一軒のカフェ&お食事処・
はやしさんも営業中で、どっちに入ろうか迷いました・・・(^^;;;
中之条町のマンホールの蓋の図柄はとってもお洒落です✧
* 撮影日; 2016年GW中盤 *
次回は、少しだけ寄り道します。