温泉巡り旅の醍醐味

ヤフーブログ移行時、崩れてしまった書式は修復終了しました!1人旅の最新記事は別ブログ「温泉巡り一人旅の楽しみは・・・」に更新中です♨

石川県の温泉巡り一人旅 ⑩ はくさん比咩の湯温泉「比咩の湯」

 
前回の続きです。
石川県でも福井県寄りの白峰温泉を出発して県道33号線に戻り、国道157号線に入って元来た金沢方向へ
戻って行き、先程通過した道の駅 瀬女(せな)の横手を通る迂回路(近道?)へ走って行きました。
そして・・・本来の予定だと、国道157号線沿いの某温泉(このあと向かいます^^;;;) に行く計画でしたが・・・
全くもってノーチェックだった、この日5湯目・はくさん比咩(ひめ)の湯温泉 比咩の湯さんの、非常~~に
慎ましい(←めっちゃ分かりにくい)案内板を先程、白山一里野温泉に向かって走っていた際、目ざとく発見
してしまい(←自分はほとんど病的に「温泉」「湯」「♨」という文字・記号に過剰反応してしまう習性が
あるので・・・ ▽|||||)・・・時間が余ったら是非!! 立ち寄ってみようと思って・・・そのまま国道360号線を
突っ切って左折した次第でした♨✧
※ かなり慎ましくて目立ちにくい小さな看板の理由は・・・良質温泉を地元の方々にも楽しんでいただこうと
     いう意図でられた温泉施設で、営利目的ではないため・・・とのことです。

この施設は、道の駅 瀬女(せな) 向かい側の金沢工業大学・国際高等専門学校 白山麓キャンパスの広大な
敷地内に、2018(平成30)年4月20日にオープンした、真新しい日帰り温泉施設なので、木の香り漂う美しい
館内は清潔感に溢れています。
元々は養蚕業をされていたという、築150年ほどの古民家を移築して造られた、とっても趣き深い日帰り温泉
施設となっています。


 
イメージ 3
シックな色合いの、モダンでお洒落な金沢工業大学・国際高等専門学校 白山麓
キャンパスの建物は・・・以前は公共の宿だったものを改装したそうです
 
イメージ 2
敷地内の駐車場に相方・ノートe-POWERクンを待たせておきます・・・
 
イメージ 1
以前は養蚕業をされていたという、築150年ほどの古民家を移築した母屋✧
めっちゃ風情ある建物です(*^^*)

イメージ 4
母屋の向かって右側には、蔵を移築して造られた「家族湯」2棟があります♨
白山地域では「家族湯」(貸切風呂) のある日帰り温泉施設は珍しいとのこと!!
 
 
 
思わぬ形で発見出来た温泉だったので、めーっちゃワクワクしながら玄関を入って行き・・・受付にいらした、
自分と同世代とおぼしき感じ良い男性スタッフさん(←あとからお伺いしたところ営業部のN氏でした^^)
「もし誰も居なかったら写真撮影しても大丈夫ですか?」と尋ねると・・・
「申し訳ございませんが脱衣室からは撮影禁止です・・・」とのことでしたので、HPのお写真をお借りしても
良い旨をご了承くださいました✧^^
そして、とっても懇切丁寧に・・・2ヶ所ある「貸切風呂」のうち、ちょうど「木立の蔵」の方が空いて清掃中で
そろそろ終わるので、こちらなら撮影してもイイですよ^^・・・ってご案内くださったり・・・
元々は、大学の学生寮のお風呂だけの温泉だったところ・・・あまりにも良質な温泉で是非!!
地域の方々にも堪能していただきたいとのことで開放しようと、この立派な日帰り温泉施設を、工業系の学生
さんならではのプロデュースで造られたとのことや、ごく最近出来たので・・・カーナビでは辿り着けな方々が多いそうで・・・大抵、このあと宿泊する温泉宿(←姉妹館とのことで・・・)の方へ間違って案内されてしまう旨などをお話ししてくださいました。



イメージ 24
玄関~フロントに向かう途中に見られる「休憩処」兼「食事処」の重厚感溢れる木戸✧
 
イメージ 5
まだ新しい建物なので木の香りが溢れている長~い廊下の突き当たり右側に
フロントがあります^^右側手前の障子の中は「休憩処」兼「食事処」です
 
イメージ 6
今回、とっても懇切丁寧にご案内してくださった、フロントの営業部スタッフさん✧^^
写真撮影にも快諾してくださいました<m(_ _*)m>!!
❖ ご本人様には掲載させていただく旨ご了承済です ❖
 
イメージ 16
さすが!! 築150年ほどの養蚕業をされていた古民家だけあって、天井が高い!!
じつに趣き深い風情ある建物です(✧▽✧)♬
 
イメージ 17
物凄く高~い天井は・・・もともとは2階建てで、2階では蚕を飼っていたそうです^^
 
イメージ 8
2ヶ所の「貸切風呂」のひとつ「木立の蔵」がちょうど空いて清掃が終わったばかり
だったので、上記の営業部N氏が写真撮影OKとご案内くださいました<m(_ _*)m>^^
 
イメージ 9
蔵を移築して造った重厚感満載の開き戸です✧
 
イメージ 10
「家族湯」にしてはかなり広い脱衣室^^壁から床まで能登檜造りで圧巻です✧
 
イメージ 25
そしてなんと!!  浴室の中まで壁~床・洗い場までは総檜造りで圧倒されっぱなし!!!✧
 
イメージ 11
そのうえ・・・浴槽までも能登檜造り!!✧(内湯のみ・100%源泉掛け流し♨)
 
イメージ 12
地下1,800mから湧出する湯は黄濁色・微鉄味・微鉄臭の良質な「含鉄泉」とのことです♬
もう1ヶ所の「家族湯」はなんと・・・内湯にサウナ・水風呂付きの豪華な「せせらぎの蔵」♨
 
イメージ 7
玄関からの長~い廊下を左に曲がると大浴場があります♨
「川の湯」; 奇数日・男湯 偶数日・女湯(野趣溢れる岩造りの浴室&浴槽)
「山の湯」; 奇数日・女湯 偶数日・男湯(壁~床~総檜造りの浴室&浴槽)
 
イメージ 14
奇数日だったので女湯は、香り高い総檜造りが超絶圧巻の「山の湯」でラッキー♬✧
 
イメージ 13
檜の開き戸をガラッと開けると・・・↑↑↑ 壁~床~天井まで超絶技巧の総檜造りの圧巻の
脱衣室が(✧∀✧)!!!!! ※ 本来は・・・脱衣室から先は写真撮影禁止ですが・・・この時は誰も
(ちょうど一時的に)居なかったので、撮影後に掲載許可をいただきました<m(_ _;;;)m>
 
イメージ 26
 檜の香り満載で最高に素晴らしい脱衣室・・・圧倒されっぱなしで感動ものでした(✧∀✧)
あまりにも素晴らし過ぎるオール檜造りなので・・・本能的に美しいものは何でも思わず
無意識に撮ってしまう習性があるゆえ・・・カメラに収めてしまいました(^^;;;;;
 
イメージ 15
そのうえ・・・大浴場への出入口の開き戸~浴室まで、すべて総檜造りです!!!!!✧
 
イメージ 27
「比咩(ひめ)の湯」の名称の由来は・・・↑↑の案内通り、白山(はくさん)比咩神社; 通称
”しらやまさん”・”白山本宮”などの比咩神さまから来ているとのこと(_ 人_)!!
 
 
 
大浴場には多くの地元の方々がいらっしゃったので・・・HPより素敵なお写真(以下すべて)を
お借りいたしました。
背後に広がる緑深い山々を借景として、男女別の大浴場が2ヶ所あり、地元の木材・能登檜をふんだんに使用して造られた、超絶圧巻のほとんど総檜造りの「山の湯」と、野趣溢れる岩造りのお風呂が印象的な
「川の湯」があり、日替わりで楽しめるとのことです♨
まずは、今回自分が入湯した「山の湯」から・・・♨✧^^
 
 
 
イメージ 18
天井~壁~浴槽~床はもちろん、扉枠や洗い場のパーテーションや柱の土台まで・・・
見事過ぎる総檜造りには、ただただ圧倒されまくっておりました(✧∀✧)!!!
今まで様々な温泉施設にお邪魔しましたが、ここまで素晴らしい浴場は初めてでした!!
 
イメージ 19
メインの大浴槽も、モチロン総檜造り♨✧(檜でない箇所がありません)
写っていませんが・・・この右側には「頭浸湯」(←寝湯のような浴槽♨)・サウナがあります
 
イメージ 20
半露天風呂コーナーの「つぼ湯」・・・といっても「檜造りの桶風呂」かと感じました♨
1人用なので独り占めで外の緑を眺めながらの湯浴みは爽快&快適そのもの(✧▽✧)
自分が訪れた時間は、内湯は混み合っていましたが↑↑と隣の「歩行浴」(↓↓写真)は
何故かいずれもガラガラだったので・・・ついつい、最も気に入った此処でかなり長湯して
しまいましたが・・・混み合っている時は、お互いに譲り合って入りたいものです(^^;;;
 
イメージ 21
半露天風呂コーナー「つぼ湯」の向かって右隣にある「歩行浴」(水深100cm)
じつは・・・先客の地元の方が、ず~っとお1人で座っているような体制で微動だにせずいで
入湯していらっしゃったので・・・お邪魔になると思い入湯してなく、実際の深さが
体験できずでしたので・・・普通のお風呂かと思い込んでいたほど!!♨
※ ↑↑に隣接する2つの「つぼ湯」を両方とも独り占め出来たので、めーーっちゃ気に入って
入り浸って大満足してしまい、入るのを忘れてしまったのかもしれません・・・(- -;;;)  
 
イメージ 22
こちらは・・・この日「男湯」の、もう1ヶ所の大浴場「川の湯」♨ 手前はメイン大浴槽♨
柱や天井は檜造りですが、他は石や岩・コンクリート造りで「山の湯」とは違った趣き✧
「山の湯」同様、こちらの洗い場も1人ずつパ-テーションで仕切られていて、
ボディソープ・リンスインシャンプーが備わっていて便利で嬉しい限り♬^^
↑↑写真右側には檜造りの「箱蒸し湯」があり、その左隣には「座湯」があります♨
 
イメージ 23
岩造りの大きな半露天風呂♨ 湯冷めしにくい保湿効果の高い良質な温泉を堪能できます♨
いつか機会あらば・・・今回入湯できなかった↑↑「川の湯」にも是非入りたいと思います!!!✧
 
 
 
源泉名; はくさん比咩の湯温泉 
泉質; ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物温泉 (低張性弱アルカリ性高温泉)   pH; 7.6
泉温; 56.2℃ 湧出量; 170リットル/分(動力揚湯)
弱黄濁色・微鉄味・微鉄臭 100%源泉掛け流しの「含鉄泉」♨✧ 
メタけい酸含有量; 69.2mg/kg ⇒「美肌の湯」✧  
メタほう酸含有量; 52.4mg/kg ⇗  
溶存成分総計; 2.833g/kg
 
効能; 神経痛・筋肉痛・関節痛・慢性消化器病・五十肩・運動麻痺・打ち身・くじ・疲労回復などの
一般適応症のほか
慢性皮膚病・慢性婦人病・切り傷・やけど・末梢循環障害・冷え性・皮膚乾燥症など

 
石川県白山市瀬戸 辰 3-1 
TEL; 076-256-7770
 ※ 非常に興味深いことは・・・石川県内の殆どの地名(町名)の最後には「カタカナ」や
  「ひらがな」「十二支」などの表記↑↑が一文字付帯していることです!!✧
 
営業時間; 14:00~21:00(月~土)
                 12:00~21:00(日祝)   
休館日; 木曜日(祝日の場合は営業)
料金; 大人・500 
         小人(5歳以上)・300
         4歳以下は無料
         貸切風呂・1,000円(45分) 延長(15分毎)300円
    ※ 別途、要人数分の入浴料   
交通; JR金沢駅~加賀白山バス~1時間40分「瀬女バス停」下車~徒歩約2


 

* 撮影日; 2018年9月25日 *
 
 
 
 
次回は、このあと訪れた6湯目の日帰り温泉に続きます。