温泉巡り旅の醍醐味

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北海道の温泉旅 ③ サロベツ号~豊富温泉へ

 
       4日目
 
朝里川温泉・小樽朝里クラッセホテルさんの大浴場は、男女の入替は無いので、まずは昨夜と同じ広々とした
内湯で、ゆっくりと良質の温泉を楽しんだ。
天井まで達するワイドビューの窓からは、さんさんと降り注ぐ朝日が透明なお湯をキラキラと輝かせていて、
外の景色をいっそう爽やかに演出していた!
飽きることなく楽しみながら、しばらくはゆっくりと湯浴みを堪能できた^^
そして、露天風呂へ!!
2つあるうち手前の岩風呂の方は、お湯がかなり濁っていてあまりいい印象が無かったが・・・
奥の方の岩風呂は、透明度も高く良質の温泉で、昨夜に引き続きずっと貸切状態で思う存分ゆ~~~っくりと
満喫できて、とってもラッキー!!✧
皆さん、手前の方だけで満足して出てしまうからだろうか・・・?
 
朝食は、2階のお洒落なレストランで和洋バイキング料理。
なかでも美味しかったのは、北海道独特の大きなフキ(ラワンブキ)の煮物! 
焼鮭も他とは違った新鮮な美味しさ^^
ワイドな窓にピッタリくっついたカウンターテーブルで、並んで外の爽やかな景色をゆっくり眺めながら、
美味しいお料理の数々を腹12分目まで、めいっぱいいただいた(^ω^)
 
 
チェックアウト後、ホテルの送迎バスで、最寄りの小樽築港駅まで送っていただいた。
再び、快速エアポートで札幌駅へ・・・この間、車窓から見える日本海の風景はとっても美しい!!✧
 
もう札幌駅には戻らないので、ここでしか購入できないお土産や、はまなすさんで新鮮な海の幸弁当などを
買い込んで、12:30発の特急サロベツ号に乗り込んだ。
 
 
 
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日本最北端の温泉街・豊富(とよとみ)温泉(最北端の温泉地は稚内温泉)の最寄り駅・豊富駅までは、
なんと正味5時間もかかる!!
東海道新幹線なら、東京→広島あたりまで行ける(>_<)
 
まあ、乗り心地もいいし、旭川駅までは普通に町中や田園の景色が広がっていたので、ボーッと眺めていたり
美味しい海鮮弁当や、六花亭の有名な「マルセイバターサンド」などなどを、いただいたりして・・・
結構楽しんでいたけど・・・旭川駅を過ぎてしばらくすると宗谷本線に入り、名寄駅を過ぎたころ、天塩川沿いを北上するこの電車は、途中見え隠れはするものの、進行方向の左側にず~~~っと美しい手塩川が
眺められて大感動!!
やがてサロベツ号は、日本で最低気温を記録したといわれる音威子府(おといねっぷ)村に位置する
音威子府駅に停車・・・(^-^)
 
 
 
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ここが有名な音威子府か・・・感激して、可愛いオブジェをパチリ☆^^
この駅を過ぎると、人家がまばらになり、やがては全く見えなくなった・・・大自然の原風景が広がっている。
何だか、およそ日本ではないような雄大な美しさに、しばらく見とれていた(゜o゜)
天塩川の河堰湖である「三日月湖」も見えて、すごい感動~~!!
 
やがてサロベツ号は、幌延(ほろのべ)駅より天塩川と分かれてさらに北上。
左側車窓には、サロベツ原野の美しい広大な風景が広がってきて、またまた感動!!
サロベツ原野は、どうしても行きたいので・・・右足が悪くて運転する自信がないけど・・
日本最北端の宗谷岬まで飛ばしたあと、ドライブがてら次の日にぜひ行こうと計画中。
 
ちょうど5時間後の17:30に、やっと豊富駅に到着^^
しかし、電車に乗ることは大好きだし、車窓からの眺めはとっても良かったしで、最初は長過ぎると思って
ウンザリしていた5時間は、あっという間に過ぎてしまった・・・(^^;;;
 
 
 
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豊富駅に到着すると今回お世話になる、ホテル豊富さんの送迎車(予約制)が待っていてくださった。
たくさんの乳牛が牧草を食べている、のどかな牧草地の中を走ると豊富温泉街に入ったが、このホテルは
温泉街からは少し離れた自然豊かな場所に佇んでいた。
しかし、町内の温泉施設ではどこでも同じ泉質の温泉が楽しめるとのこと・・・♨✧
 
豊富温泉は大正13年、村井鉱業株式会社が石油採掘に着手、同15年に960メートルの深度に達した時、
大音響と共に天然ガスと温泉が噴出したのが始まりといわれている。
 
そのため、現在でも大浴場の内風呂の浴槽からは、「ボコッ!ボコッ!」という音と共に気泡をたてて、
温泉が湧き出ており、かけ流しでとても良質な温泉を直に楽しめる♬✧
冬は凄まじい寒さになるため、露天風呂は無い。
それでも、ドーム型の天窓のある開放的な内湯だけで充分堪能できる。
 
泉質;ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉   pH; 8.0    かけ流し・加温あり
加水されていないので、ほどよく濃くてとても良質
黄濁色・塩味・強い鉱物臭(石油のような匂い)が、とっても温泉情緒を盛り上げる!!
 
効能;一般適応症の他、慢性皮膚病・慢性婦人病・切り傷・火傷など
 
この温泉は、すごく温まる良質の温泉だ。
温泉の温度が低かったので、ついつい長湯してしまったせいもあるが・・・
その証拠に、夕食時の半ばまでずっと汗がダラダラ止まらなかった・・・自分は、極めて良質の温泉に入ると
必ずこの症状が出てくる・・・(*_*)
 
全78室の、このホテルの夕食会場はとても混み合っていたが、運良く窓側の角っこでゆ~~っくりと
楽しくいただけた^^
生うにやボタンエビ・ホタテのお造りをはじめ、カニ酢などなど道北の海の幸はどれも絶品!!✧
地酒と共に、美味し~~くいただいた(*^-^*)
デザートの北海道メロンも最高!!♡^^
 
お部屋はツインルームで、とても広々としている。
冷蔵庫には、この地名産の「とよとみ牛乳」が1リットル(紙パック)入っていて、サービスとのこと♬✧
うれしいサプライズだ♬^^
とっても濃くて、新鮮で美味しくて、自分たちはあっという間に飲みほしてしまった~~(^^ゞ
 
お部屋でくつろいだ後は、再び大浴場へ! 23時を回っていたので、先程とはまったく違いすいていて、
石油の匂い漂う良質の温泉をゆ~っくりゆ~ったりと思いっ切り堪能できた\(^o^)/
湯上りのパウダールームの窓からは、白樺の林が見え、そこから涼しい冷風が吹きこんできて、ものすごく
爽快~~!!✧ まさに天然のエアコンだ~~(*≧▽≦*)
 
 
 
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最後に・・・濃くてとっても美味しい地元豊富産の北海道牛乳と、全く苦みがなくノド越しがサラリとしていて
美味しい緑茶「うらら」(ニセコ山系の水使用)・夕張メロンンゼリーが美味しすぎる、ホリさんの袋^^
 
 
 
 
次回は、5日目に続きます。