前回の続きです。
箱根ロープウェイ代行バス「姥子」バス停へ向かって３分ほど歩いていると･･･
なんと後方からバスが勢いよく走って来たので、追いつかれないようにダッシュ！！
･･･何とか間に合って無事乗車できました！！！✧
そして終点・早雲山駅前までの車窓からは･･･大涌谷噴火時の火山灰のために焼け爛れた山肌が見えて
ショックを受けたりで･･････
降車後、箱根登山ケーブルカーに乗り継いで終点・強羅駅まで乗車後、箱根登山鉄道に乗り継いで大平台
(おおひらだい)駅で降車しました。
その間オール「箱根フリーパス」利用だったので、とっても便利でした✧
早雲山駅の箱根登山ケーブルカー乗り場と時刻表
自分の他に･･･ラテン系の外国の方も撮り鉄してました！！
早雲山駅～強羅駅間は一直線です！！ 正面には明星ヶ岳の「大文字」が見えます✧＾＾
強羅駅で箱根登山鉄道に乗り継ぎます＾＾
箱根登山鉄道・大平台駅に到着～～ この駅ではスイッチバックがあります(*^^*)♬
大平台は、その名のとおり新期外輪山「浅間山」東麓の「神山」泥流が形成した段丘状の平坦地です。
標高330ｍ・箱根山のほぼ中腹にあたる「大平台温泉」は戦国時代からの古い村落で、温泉地になる前は
箱根細工の名産地でした。
昭和24年に地元の有志たちによって温泉を掘り当てたそうで、現在では箱根十七湯のひとつとして知られて
います。
長閑な里山の風情ある「大平台温泉」は、夏は涼しく冬は積雪もほとんどない過ごしやすい温泉地で、春は
しだれ桜・初夏はアジサイ・秋は紅葉と四季を通じて楽しめるようです。
また、水の美味しさにも定評のある温泉地です。
大平台から湧く名水を北条氏の姫君たちが化粧水として使ったとか、豊臣秀吉が小田原攻めの際に立ち寄った
時に、茶の湯に使ったとも伝えられ、その名水は「姫の水」と呼ばれています。明治時代になってからも
明治天皇の皇后、昭憲皇太后の化粧水として献上された記録が残っているとのことです。
また、箱根温泉郷の中では･･･家庭的なおもてなしの小規模な温泉旅館・民宿が最も集中して存在しており、
温泉街全体が温かい雰囲気に包まれています。
豊富な温泉は、箱根温泉郷の中で最も温泉成分が高濃度で、良質な柔らかいお湯という前評判でしたが･･･
成分表を見ても入湯しても、なるほど納得でした！！！
今まで箱根温泉郷には12回ほど訪れていますが･･･鉄道ヲタクゆえ毎度のことながら、箱根登山鉄道・
大平台駅でのスイッチバックだけに、かなり夢中になって楽しんでおりましたので･･･「大平台駅＝スイッチ
バック」という式が頭から離れず、つい温泉地という概念をスルーしてしまって･･･こんなに素晴らしい
泉質の温泉を、長～い間ず～～っと未湯だったことがめっちゃ不覚でなりませんでした･･･（；ω；）
※ スイッチバックとは･･･急勾配の斜面を登坂・降坂するため、進行方向から反対方向へと鋭角的に方向転換
する鉄道線路のことです。また、このようなスイッチバック設備を走行する運転行為を呼ぶことが
あります。
箱根登山鉄道の代表的な箇所は「大平台駅」で、あとは「出山信号場」・「上大平台信号場」です。
とっても風情豊かな温泉街です（*^^*）
温泉街の入口もイイ雰囲気です✧
当初、大平台駅から温泉街の入口を入らず、メイン道路沿いに徒歩約２分ほどの某旅館に日帰り入浴でお邪魔
しようと伺ったところ、この日は満室で多忙のため無理です･･･って断られました（；ω；）
時すでに16時を回っていたので、たいていの温泉宿にとって最も多忙な時間なので仕方ないか･･･と思いつつ
ダメモトで、温泉街に入った所にある他の温泉旅館から当たってみたところ･･･
（もしどこも無理なら･･･やむなく日帰り入浴施設に行こうと思いつつ＾＾;;）
３軒目にお邪魔した、箱根夢物語 かぐや姫 月の恋心（旧 旅館ともぎく）さんに、快く入れていただけ
ました（*≧▽≦*）！！！
この温泉旅館は「かぐや姫グループ」さんには、おそらく最近加入されたらしく･･･
玄関のガラス扉には、手作り感満載の張り紙がありました＾＾
このお宿に宿泊した場合には、グループ施設の無料貸切風呂（真向かいの満天の星さん; 内湯×２・徒歩約
１分の喜春荘さん; 内湯×２ 露天風呂×１）と、日帰り温泉施設・玉ふじの湯さんの露天風呂が全て無料で
利用できるという素敵な特典があります！！！
これらのお風呂は全て「大平台温泉」の良質な高濃度温泉が掛け流しされています。
玄関までは石段を登って行きます＾＾
「かぐや姫グループ」さんには、おそらく最近加入されたらしく･･･
玄関のガラス扉には、手作り感満載の張り紙がありました＾＾
ロビーの左側には、こじんまりとしたフロントがあります＾＾
おそるおそる入口を入ると･･･と～～っても感じ良くって優しい、おそらく自分と同世代の女性スタッフ
さんが素敵な笑顔でお迎えくださって・・・
「ちょ～～ど今は、まだ宿泊のお客様がお着きになってないから、まだ空いてますので大丈夫ですよ！！
貸切温泉が２ヶ所あるので、お好きな方にお入りになってください＾＾
あ･･･宜しければ両方入られてもイイですよ！！^^」
って快く仰って貸切風呂まで案内してくださったので、ついお言葉に甘えて･･･
写真は２ヶ所撮影させていただいて、手前の岩風呂にゆ～っくりと入湯させていただき、源泉掛け流しの
めっちゃ良質な温泉を思う存分堪能させていただきました（*＾ω＾*）
★通常、貸切風呂が２ヶ所だけのため宿泊者優先になるので、混雑時のチェックイン後の時間帯の日帰り
入浴は難しいそうですが、運が良ければ14時半～15時頃の間にお伺いすると、お掃除仕立ての一番風呂に
入れるかも！？ということです（午前中～14時までは不可！）
事前にTEL確認してから行く方が良いかと思われます★
宿泊の場合、15:00～翌6:00までの間には、好きな時に好きなだけ無料で利用できますので、のんびりと堪能
されたい方には宿泊をオススメします。
こじんまりとした館内には、明星ヶ岳や相模湾を望めるお部屋もあります。
また、朝夕のお食事は全室お部屋食なので･･･
一人旅入門編の方々には、かなり行き易いと思われます！！✧
朝６～10時には女湯(この時間帯は貸切不可！！)になる貸切風呂＾＾
石造りの内湯＾＾（露天風呂はありません）
天井がガラス張りになっています✧
朝６～10時には男湯(この時間帯は貸切不可！！)になる貸切風呂＾＾
こちらは岩造りの内湯＾＾（露天風呂はありません）
洗い場は２ヶ所あります＾＾
大好きな岩造りのお風呂で、源泉掛け流しの良質な温泉を思う存分堪能できました(*^^*)v
贅沢に掛け流されている温泉は洗い場の流出口まで流れています～～♨！！
天井はワイドなガラス張りなので露天風呂が無くても充分です♨♬
源泉名; 箱根大平台温泉組合供給温泉
泉質は、ナトリウム-塩化物温泉（低張性アルカリ性高温泉） pH; 8.5
泉温; 55.3℃ 無色透明・無味・無臭 若干ヌルッとしている＾＾
加温・掛け流し・循環ろ過併用・塩素消毒は行っていません＾＾
※ 循環装置は、衛生管理のため及び湯船の温度を一定に保つため行っていますが
湧出口からの温泉は源泉100％（加水ナシ！）です！！
メタけい酸含有量; 129.0mg / kg
メタほう酸含有量; 19.5mg / kg ｝いずれも基準値を大幅に上回る「美肌の湯」✧
効能; 神経痛・筋肉痛・関節痛・慢性消化器病・五十肩・打ち身・くじき・運動麻痺・疲労回復などの
一般的適応症のほか
慢性皮膚病・慢性婦人病・切り傷・やけど・虚弱児童など
帰ろうとしてる自分に付いて来ようとしてた超カワイイ中国の女の子（*≧▽≦*)！！！
可愛い過ぎるので連れて帰りたい気持ちを抑えて思わず撮ったら･･･
シッカリ！！ カメラ目線で何かを言おうとしてました（*＾ω＾*）
この日は、噴火警戒レベルがまだ３→２に下げられた直後だったので、箱根全体の観光客に用心深い日本人は
ほとんど見られず･･･欧米系・アジア系の方々がほとんどでした。
このお宿も例外ではなく･･･おそらく、17時過ぎ頃ご到着だった中国からの観光客の方々の貸切状態らしい
感じだったおかげで、16時に飛び込みでお伺いしても日帰り入浴を受付けていただけたようで、ホントに
ラッキーでした！！！✧
約１時間ほど、ゆ～くりと良質の温泉を思いっきり満喫したあと、すでに夕食の支度でバタバタお忙しそうな
フロントの女性に挨拶して、玄関を出ようとしたら、↑↑写真の、と～～っても可愛らしい女の子が自分に
付いて来ようとしたので･･･
「ママのところに行ってね、バイバ～イ＾＾」･･･当然のごとく日本語はわからず、
それでも、一緒に付いて来ようとしていたので、嬉しいけど✧＾＾困惑していたら･･･
とっても優しそうで綺麗で品の良いお母さんが慌てて連れに来られたので、ホッとしていると･･･彼女は、
自分を見てテレ笑いしながら頭を下げてくださいました（*^^*）
自分も会釈を返して、素敵な出会いに感謝しつつ･･･
大平台バス停（←ちょうど良い時間の箱根登山鉄道が無かったので）まで急ぎました。
神奈川県足柄下郡箱根町大平台 615
TEL; 050-3000-0861（←「かぐや姫グループ」さん総合受付）
050-3116-3904（←月の恋心さん）
営業時間; 14:30以降～（要TEL確認）
料金; 大人 800円
※ タオル付きは1,000円
交通; 箱根登山鉄道・大平台駅～徒歩約２分
箱根登山バス・伊豆箱根バス 大平台バス停～徒歩約２分
箱根湯本駅に停まっていた箱根登山電車＾＾
箱根湯本駅からは箱根登山鉄道・普通列車に乗り換えてから小田原まで出て
新宿(←到着22時頃)まで普通列車で帰ります･･･（*^^*）
* 撮影日; 2015年9月19日 *
次回は、以上の温泉旅行のあとに行った温泉巡り旅に続きます。
