前回の続きです。
大分県竹田(たけた)市直入町に位置する「日本一の炭酸泉」で名高い、同じ長湯温泉の中でも上流部の、
千寿温泉さんを出発して走ること約１分後、右側に直入(なおいり)町の名水「桑畑名水」を自由に汲むことが
出来る広場が見えてきます。
その向こう側にある「Y字路」右折側の入口に、今回の温泉巡り旅の２泊目（最終泊）に、お世話になる
豊泉荘（ほうせんそう）さんの、手書き感満載の案内板が見えてきます。
さらに100ｍほど進むと「直入小学校」に入る小道があり、芹川に架かる小さな橋を渡ると･･･
すぐ左側にひっそりと佇む、落ち着いた雰囲気の純和風温泉旅館・豊泉荘さんに到着です。
「ＮＡＯＩＲＩ(直入) 桑畑湧水」水汲み場の横にある美しいオブジェ✧
❖ 肝心の水汲み場は･･･始終、美味しい水を汲んでいる地元の方々がいらしたので
撮れませんでした･･･それだけ大人気の水汲み場のようです！！！ ❖
「桑畑湧水」水汲み場から見たY字路の右側へ行く道の手前には↑↑の案内板が見えます＾＾
Y字路を入って約100ｍほど行くと、さらに手書き感満載の案内板が！！
「直入小学校」の案内板も＾＾ 同じ方向に行きます～～♬
芹川に架かる趣き深い小さな橋を渡った所から来た方向を☆
落ち着いた雰囲気の純和風旅館です✧＾＾
風情ある門の向こう側には、しっとりとした庭園があります＾＾
玄関前には趣きある岩造りの池があって癒されます✧
外観からは平屋建てに見えますが、２階のお部屋も２部屋あります！！
１人泊の場合は２階・８畳間の利用のみ＾＾
お部屋からは、お隣の「直入小学校」の校庭が見えます（*^^*）
液晶TV・冷蔵庫・金庫・お茶セットなどがあって便利です＾＾
18時過ぎの到着後、女将さんとおぼしき優しくって明るい女性が、まずはお風呂を勧めてくださいましたが、
予約時に18時チェックインとお約束していたこと、この日は既に10湯入湯済み（←女将さんにお伝えした際
めっちゃビックリされました･･･！！！）でお腹が死ぬほど減っていたこともあり、間髪入れず夕食にして
いただきました♬＾＾
地元の食材をふんだんに取り入れたお膳を、一気にお部屋に運んできてくださいました✧
そのおかげで、一人で思う存分ゆ～～っくりいただけて嬉しかった（*^^*）✧
この地方では↑の「ヤマメ」や「アマゴ」のことを「エノハ」と呼ぶようです！！
美味しそうな「エノハ」の唐揚げ・馬刺し・ステーキには大好きな日本酒よりは
ビールの方が合うと思い･･･銘柄も大好物の「アサヒスーパードライ」だったので
自分的には珍しくビールと一緒に、めっちゃ美味しくいただきました✧♬
シメは美味しい地元産の白飯・香の物・澄まし汁✧
少し休んだあとは･･･モチロン！！ お宿の炭酸泉に逢いに向かいます♨♡＾＾
途中、立派な別館（全４室; 庭に面した南向きの明るい和室です）の
落ち着いた廊下がありますが、その手前を左に行くと･･･
電気節約エコの為？いきなり真っ暗な回廊に出ると･･･↑の右側辺りから突然！！！
ガサガサッ･･･と物音が！！！！！ 怪しいヤツが来たら得意の「一本背負い」で
投げ飛ばしてやろうと思って身構えていたら･･････ちょうど回廊の切れ目から
廊下の中央にムクムクした可愛い過ぎる「タヌキ」さんが現れて一瞬、自分の方を
見て立ち止まった～～～！！！！！
温泉宿にて「タヌキ」さんに遭遇 したのは今回が初めてでした（≧▽≦*)！！！✧
しかし･･･その約１秒後くらいには向かって左側に抜けて逃げ去って行ったので
撮れなかったことがすっごく残念でなりません（；ω；）
↑↑は翌朝、大浴場に向かう際に撮った明るい回廊＾＾
大浴場は電気が消えているので自分で自由に点けて入ります✧
･･･ってことは誰も居ないので貸切状態！！！！！♬✧＾＾
広々とした脱衣室の逆サイド＾＾
良質な炭酸泉が湛えられている内湯✧
シャワー＆カランは２ヶ所あります＾＾
良質な源泉が滔々と湧出しています♬＾＾元々は澄色ですが空気に触れたり
加温されると酸化して黄濁色系に変化します♨
それでも遊離炭酸含有量; 908.0mg / kgの炭酸泉なので、湧出口付近は泡立っています！！
新鮮な源泉が流入した分↑↑の流出口から贅沢に流れ出ていきます～～♬
翌朝もモチロン！！ 始終貸切状態で温泉を思いっきり堪能いたしました♬＾＾
流出口を１ヶ所に集中させて浴槽の縁からはオーバーフローさせていないので
洗い場には温泉成分の堆積物が見られません･･･少々寂しい気もしますが
その方が掃除し易いようにも思われます･･･
手前の内湯も右奥の方の露天風呂も、男女の入替はありませんでした･･･
野趣溢れる岩造りの露天風呂✧ こちらも良質な源泉が贅沢に掛け流されてます✧＾＾
そして浴槽の左側からガンガン流れ出しています～～！！！
溢れ出たお湯は、すぐ隣を流れる「芹川」にオーバーフローしているようです～～
板壁の隙間から「芹川」の流れを楽しみながらのんびりと入浴できます♨♬＾＾
↑↑は夜の露天風呂☆ とっても風情があります（*≧▽≦*）✧
❖ 湯量（湯温）の関係で厳寒の時期には露天への配湯は無いとのこと ❖
源泉名; 豊泉荘別館
泉質; マグネシウム・ナトリウム-炭酸水素塩温泉 （低張性中性高温泉） pH; 7.2
泉温; 47.3℃ 湧出量; 120リットル / 分（200ｍ 自噴）
黄濁色・弱白濁色・微炭酸味＆微鉄味・微鉄臭
加水・加温・循環・消毒なし 100％源泉掛け流し！！
メタけい酸含有量; 220.0mg / kg → 美肌の湯✧
メタほう酸含有量; 8.5mg / kg ↗
遊離炭酸含有量; 908.0mg / kg
効能; 神経痛・筋肉痛・関節痛・慢性消化器病・五十肩・運動麻痺・打ち身・くじき・病後回復などの一般適応症のほか
慢性皮膚病・慢性婦人病・切り傷・やけど・動脈硬化症・高血圧症・糖尿病など
朝食は広間でいただきましたが、最後の方だったようで･･･あとの隣の席の１組
（女性２名の方々）と、温泉談義など楽しくお話しながらいただきました（*^^*）
大分県竹田市直入町大字長湯 3101
TEL; 0974-75-2045
in; 14:00 out; 10:00
全10室
交通; JR豊後竹田駅～大野竹田バス「直入支所前行き」約48分～「くず淵温泉」バス停下車～徒歩2～3分
❖ ちなみ･･･「芹川」を隔てて豊泉荘さんの真向かいに位置する↑↑「葛淵温泉」は、純粋な地元の
方々専用の温泉施設のため、観光客などヨソ者は利用できません ❖
* 撮影日；2016年9月26～27日 *
次回は、このあと行った日帰り温泉に続きます。
