温泉巡り旅の醍醐味

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鎌倉・海蔵寺のアジサイ✧

                             
 
北鎌倉~亀ヶ谷坂切通し経由で、岩船地蔵堂を右手に拝み、JR横須賀線の高架をくぐって右に曲がり、
約10分ほど歩くと(JR鎌倉駅からは徒歩約20分)、袋小路的なところに立派な山門が見えてくるのが、
扇谷山・海蔵寺です。
 
臨済宗・建長寺派の古刹である、別名「水の寺」と呼ばれるこの禅寺は、じつは・・・今は亡き私の祖父が、
京都で住職をしていた古いお寺(浄土真宗)に佇まいがものすごく似ているので、何だかとっても懐かしさ
溢れる、趣きの深いお寺なのです・・・・・・
そこの息子である私の父親は次男坊なので、幼少時は夏休みなどの長期休暇になると、常に毎日が宿坊体験の
日々でした・・・
妹たちと、観音様が安置されているお御堂(本堂)の中で走り回っていると、よ~く袈裟を着た祖父に
「コラ~~ッ!!!」と怒鳴られたりしたのも、とっても懐かしい思い出です(*^_^*)
今は伯父が住職を継いでいるので、長らく疎遠ですが・・・・・・子供がいないので、行く行くは自分と違って
仏教に精通している妹(京都在住)がお寺を継ぐ予定です。
そうなると、再びちょくちょく遊びに行ける懐かしのお寺に、と~ってもよく似ているので・・・なんだか、
ものすご~~く心が休まります(^^ゞ
 
また、このお寺は「東国花の寺百ヶ寺」の第96番札所にもなるくらい、四季折々の美しいお花を一年中愛でる
ことのできる、魅力的なお寺でもあります。
 
 
 
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山門の手前・右手(ガクアジサイの下)には、鎌倉十井のひとつ「底脱の井」がある
 
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井戸水には、ガクアジサイの(本来の)お花がたくさん浮いていた
                                         
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山門の左手前には、海蔵寺境内から流れてくる小川の清流が見える✧
 
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山門の右側には、この時期でも紅葉(紅葉種のカエデ)が見られた!!✧
 
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      本堂の向かって左横から入ったところから↓↓の庭園に行ける・・・
                                             
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景勝の渓間に造営されている「心字池」を中心とした、禅宗風のすごく美しい庭園✧^^
 
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本堂右横の趣き深い玄関入口
                                       
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茅葺屋根の風情ある庫裏
                                  
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      庫裏の前にも、この時期では珍しい紅葉種のカエデが綺麗だった!!✧
 
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安永5年(1776)浄智寺から移築した「仏殿」(薬師堂)
 
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「十六の井」に通じる、「仏殿」(薬師堂)横の小径から見たアジサイ
    
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境内の南隅の岩窟中にある、清冽な水を湛える「十六の井」
 
 
 
この「十六の井」は鎌倉時代の井戸で、中央に石造の観音菩薩像をまつり、その下方に弘法大師像を
安置する。
井戸の名は窟底に径70㎝・深さ40~50㎝くらいの十六穴が各々清冽な水をたたえているのにちなむ。
(中省略)
その数十六とは、十六(金剛)菩薩(薩・王・愛・喜・賽・光・憧・笑・法・利・因・語・業・護・牙・拳の
各菩薩)を表現しているもので、その菩薩に供え捧げる水が閼伽(あか)という功徳水である。
一部の歴史家には、墓所と称する説もあるが、湧水地と十六という数字を思えば、墓所とは考えられない。
        (「十六の井」拝観料・100円を納めるといただけるパンフレットより)
 
 
 
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「十六の井」から境内に戻る途中に通るトンネル
 
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鐘楼とアジサイ
 
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鐘楼脇より「仏殿」(薬師堂)を望むところのアジサイ
 
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風流な赤い唐傘の下には「十六の井」拝観料・100円を納める箱と、
このお寺のパンフレットがあります^^
  
                                    
                                  
               
 次回は、このあと訪れた寿福寺に続きます。