長谷寺（長谷観音）を出てから、徒歩約5分ほどで江ノ電・長谷駅に戻り、そこからさらに海に向かって
歩いて行くとＴ字路にブチ当たるので、右に曲がってさらに徒歩約5分ほどで成就院に到着します。
承久元年（1219年）に、鎌倉幕府第三代の執権・北条泰時は、京都より高僧を招き、本尊に不動明王を祀って
お寺を建立し、普明山 法立寺 成就院と称しました。
真言宗・京都大覚寺派の寺院で、本尊は、不動明王像（お不動さま）。
拝観時間; 8：00～16：30（境内のみ） 拝観料；無料
高台に位置する参道からは、由比ヶ浜が望める＾＾
珍しい菱形のアジサイ！！
この「不動明王像」（お不動さま）は、ご利益があると名高いとのこと･･･！！！
このお寺の住職さんは、ご自分の携帯電話の待受画面にしていたところ･･･お弟子さんにいいお嫁さんが来た
など、続々とご利益を享受したとおっしゃっていた！！
スゴイ･･･しかし、自分はコンデジ撮影のみに･･･(>_<)
約10分ほど行列を作って待ったけど、まだまだ後続の方々がいらしたので･･･さすがに、携帯にまで写メる
時間と勇気は無かった･･････恋愛成就はもちろん、お仕事や金銭的な成就にもご利益があるとのこと！！
自分は･･･恋愛は全く関係ないので、健康でお金に困らず、仕事運・旅行運にも恵まれますように･･･などと
お願いして来ました＜m(_ _)m＞＜m(_ _*)m＞！！！✧
この写真をご覧になった方々にも、どうかご利益がありますように＜m(_ _)m＞☆彡
この西側の門を出て、極楽寺坂切通し（鎌倉・七切通しのひとつ）を歩いて
行くと･･･江ノ電・極楽寺駅に出ます＾＾
ここの切通しは高低差・約20m、距離は約250mと、かなり急勾配の坂です
現在の近代的な切通しは、大正時代に出来た二度目のもの
出来た当時は、もっと急勾配で不便なものだったとのこと･･･！！！
江ノ電・極楽寺駅の改札口とは逆方向に行くと、左側に極楽寺の茅葺の山門が見えてきます✧
詳名は、霊鷲山（りょうじゅさん）感応院極楽律寺。
本尊は釈迦如来。
拝観料；無料、宝物館は300円。
拝観時間；9：00～16：30
自分たちが、向かって山門の右側から足を踏み入れた時間はなんと16：25分でした！！
ギリギリ間に合った～～と思っていたら･･･この日は、自分たちが境内から出た17時近くまで、入山する
方々がいらした感じ･･･！！！
鎌倉で唯一の真言律宗のこのお寺は、北条義時の三男・重時が建立。
彼は政治に執着することなく、出家して極楽浄土の姿を現そうとして大寺建立を思い立ち、正元元年
（1259年）に造営を始めたが、工事半ばの弘長元年（1261年）に亡くなってしまいました。
その後、彼の子・長時と業時が父の遺志を継いで完成させたといわれています。
当時は、日夜多数の病人を収容し、貧しい人には無料で加療・お薬を施していました。
本堂前にある、薬草を擦り潰すために使用された「石臼」と「石鉢」が、当時の大事業を示しています。
参道から山門を振り返ってみた･･･
極楽寺の井
境内には立派な百日紅（サルスベリ）の木が✿
製薬鉢
大正時代に建てられた本堂を、向かって左横から見たところ✧
この静かな佇まいの趣き深いお寺の境内は、国の史跡に指定されています。
1927（昭和2）年、お寺の西方にある「忍性墓」が国の史跡に指定され、2008（平成20）年には、中世の
遺構や地形を良好に残す旧境内中心部が追加指定され、「極楽寺境内・忍性墓」として指定されています。
また、東国花の寺百ヶ寺の鎌倉１番で、春には参道の桜並木が見事とのこと･･･！！！✧
今度は、桜の時期に訪れてみたいなぁと思いました＾＾
ひと通り参拝して見学を終えて、100円をお納めしておみくじをガラガラと引いてきました＾＾
とっても感じの良いステキな若い住職さん？に手渡していただいたのは･･････！？
そこの左横にひっそりと美しく咲いていた、鉢植えのアジサイは･･･鎌倉ではまず見られない、と～っても
珍しい、綺麗なショッキングピンクのアジサイでした✿＾＾
くっきりキリリとした綺麗な色は、自分の大好きな色なので･･･
約５時間の、北鎌倉～鎌倉アジサイ散策の締めくくりに、と～っても相応しく･･･
鉢植えならではの、目の覚めるような美しいアジサイでした✧✿＾＾
このあと、徒歩約１～２分で江ノ電・極楽寺駅に出て４駅乗車して鎌倉駅に戻りました。
少し小町通りを散策して食べ歩きを楽しんだあと、自分たちはお互いの帰路に着きました･･････。
＊東慶寺の記事～この記事までの写真；2012年6月下旬撮影 ＊
この記事を持ちまして、このブログはしばらくの間
都合により全面的に長期休業いたします･･･＜m(_ _;;)m＞
