温泉巡り旅の醍醐味

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寝台特急・北斗星~定山渓温泉「定山渓ビューホテル」さん~トワイライトエクスプレスの旅 3泊4日 ①

 
 
              寝台特急北斗星~定山渓温泉~寝台特急トワイライトエクスプレスの旅
                                     3泊4日 回想録 (2008/12/04~07)
 
            1日目
 
かねてから寝台特急・北斗星とトワイライトエクスプレスを利用して、北海道の温泉旅行に行こうと
計画していたのだが、最低でも3泊4日を要する・・・
となると、娘の学校の長期休暇を利用するしかないのだが、この2つの寝台特急はホントに大人気なので、
しっかり計画を立ててJR新宿駅のみどりの窓口に行き、旅行日のちょうど1ヶ月前の10時ジャストに、
駅員さんにチケット購入を申し込んでいただいても(インターネット購入不可のため)いつも撃沈して
いた・・・(>_<)
しかし今回は、娘の学校の創立記念日などをうま~く利用して、世間の人々の休日とかぶらない日程で何とか
計画したので、同みどりの窓口でサクッと面白いくらい順調に予約が取れた!!!✧
 
 
寝台特急・北斗星は今回で3回目の乗車で、JR上野駅・13番線から出発するが、このホームからは、
1982年に東北・上越新幹線が開通するまでは、この方面に向けた多くの特急列車が発車していたという。
石川さゆりさんの「津軽海峡冬景色」の歌詞にも登場する、「上野発の夜行列車~♪」は、おそらくこの
ホームから出ていたのだろうか・・・などと思いながら、何となくホームに立っていると、18:50に空車の
北斗星が入線してきた♬^^
駅構内のコンビニで、二人がかりで両手一杯、しこたま食料・飲み物などを買い込んで乗車した(✧∀✧)
 
自分は下段・娘は上段が好きなので、B寝台個室ソロを一部屋ずつ取っておいた♬♡^^
こうすれば意見が割れなくて済むし、一人旅気分に浸れてとっても楽しい^^
B寝台個室ソロはなんと、普通の2段式B寝台と同料金なのに、キーロックができるので安全で快適な旅が
できて実にうれしい(*^-^*)
 
 
 
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自分たちが乗車したのは、たしかこの8号車のお隣・9号車だったと思うが・・・牽引車を除く12両編成の
北斗星は、1~6号車がJR北海道・7~12号車がJR東日本の管轄とのこと。
JR北海道の方の個室車両には、金色で高級感溢れるエンブレムが描かれている。
 
寝台特急北斗星は、1988年3月の青函トンネル開業とともに登場した、日本初の豪華寝台特急。
当初は大人気のため1日3往復していたが、1999年に豪華バージョンの「カシオペア」が登場したこと
などにより、1往復だけになってしまった・・・。
JRの定期旅客列車では、走行距離・乗車時間は最長(1214.7km・16時間)であり、全旅客列車に
おいても、復路に乗車する臨時運行列車の「トワイライトエクスプレス」に次ぎ、同一経路で運行される
「カシオペア」と同順位の2位である。
 
食堂車「グランシャリオ」は、みどりの窓口での事前予約制だが、パブタイム・朝食は予約無しで利用
できる。
しかしいずれも値段が高めなので・・・利用したことが無い(^^ゞ
ロビー、シャワー室もある。シャワー室は予約制で、310円でシャワーカードを購入してからの利用
(数に限りあり)となり、1人30分間で、お湯が出るのは約5分間・・・
こちらも窮屈そうなので、利用したことが無い・・・
 
19:03発の北斗星は、大宮・宇都宮・郡山・福島・仙台に停車し客扱いをしたあと、途中荷降ろしなどの
ために停車はするが、函館まで客扱いはしない。
 
出発するとすぐに、上段の娘の部屋に行き夕食タイム♬
上段は眺めがいいけど、揺れ方が大きい・・・そうなると気持ちよ~く無限に寝入ってしまうのが怖いので、
わざと落ち着いた下段にしている(^^ゞ
早朝5時頃、青函トンネルを約40分間走行するのが楽しみなので、携帯のアラームをセットして・・・
早々と22時頃には熟睡zzz
 
早朝5時にアラームが鳴ったので、窓の外を見るとまだ青森県・津軽線らしき所を走っていたが、間もなく
青函トンネル(全長53.85km)に突入!!
以前、見学に来たことのある「竜飛海底駅」を通過したあと、真っ暗な中をひたすら激走して行き、しばらく
すると、もうひとつの海底駅「吉岡海底駅」を通過した!!
 
そして北海道上陸\(^o^)/
函館駅では、今まで牽引してきた電気機関車が外されてその代わりに、非電化区域・旧勾配に強いディーゼル
車が連結されて12両の北斗星を牽引して行く。
そのあと函館駅から再び札幌に向けて走行するが、進行方向が今までとは逆になる!!
そして道南地区の景勝地に次々と停車・・・森・八雲・長万部・洞爺・伊達紋別・東室蘭・登別・苫小牧・
南千歳・終点 札幌と行くのである。
 
函館駅を過ぎると間もなく、大沼国定公園内を走破し、美しい大沼・小沼や駒ヶ岳を望め、そのあと森駅から
苫小牧駅あたりまでは、内浦湾・太平洋の美しい海岸線&水平線などを楽しむことができる!!
苫小牧駅を過ぎると、いかにも北海道らしい風景が望め、車窓の景色は飽きることがない^^
まだまだ乗っていたいな~と思いつつ・・・11:15分、札幌駅に到着・・・。
 
 
         2日目
 
札幌駅からは・・・今回お世話になる、定山渓ビューホテルさんの無料送迎バスが出ている、札幌市内の
「サンシャインスポーツクラブ前」まで、場所が分からなかったのでタクシーで行った。
その前には、札幌駅近くのビルに入っているお店で、本場・札幌ラーメンをいただいた♬✧
 
事前予約していた13時ちょうどの送迎バスに乗せていただき、約50分ほどで到着!!
 
札幌市の南郊・豊平川の渓谷沿いに近代的なホテル・旅館が建ち並ぶ「札幌の奥座敷」の定山渓温泉は、
古くからアイヌに知られていたが、備前国(現・岡山県)出身の僧侶・美泉定山(みいずみじょうざん)が、
豊平川の川底から湧く温泉を発見し、湯治場を設けたことが始まりとのこと。
その後、1918年に鉱山開発に伴って定山渓鉄道(1969年に廃止)が通ったことで発展した。
 
多くのホテルは大規模な一昔前の団体客向け構造となっているため、個人客が主流となった現在の旅行形態と
ミスマッチを起こしており、各ホテルは苦心した末、海外(主に台湾・香港・韓国)からの団体観光客を
積極的に受け入れるようになったとのこと。
 
そのはず・・・私たちが訪れた時も多くの宿泊客で賑わっていたが、不思議なことに大浴場は物凄くすいて
いたのは、やはり海外の方々が多かったからであろう・・・
彼らは、あまり大浴場は好きでない習慣があるからでは・・・!?
 
 
定山渓温泉のなかでも最も大規模な、巨大温泉ホテルのこのお宿は、本館・新館合わせてなんと647室も
ある!!
新館地下1階には総面積4000㎡を誇る、通年営業の超大型屋内温泉アミューズメント施設「水の王国
ラグーン」を有し、リゾートホテルの機能を持つ。
北海道内では初めて、世界でも6番目というフロライダーを筆頭に、スプラッシュリバー・流水プール・
ウェーブプール・25mプール・死海プール・スキューバプール・キッズプールなどなど目白押し!!
宿泊者は無料で利用できる^^ しかし・・・私たちは利用しなかった(>_<)
まずは広~いロビーに圧倒された!!
 
 
 
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そのあと、チェックインした新館・13階の和洋室の広さにビックリ!!
と~ってもお洒落なヨーロピアン調のインテリアの洋室には、猫足のソファが2脚あり、リクライニング
ソファーまであって、その上には小さなシャンデリアがある。そして、それよりも大きなシャンデリアが
煌めく、セミダブルベッドが2台ある寝室と、床の間付きの12畳もの和室もある!!
洗面室・トイレまで広~い(≧▽≦*)!!!
 
 
 
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  夕食は広~い和室で和会席膳を美味しくいただきました✧^^ 
 
 
 
広々としたお部屋で、ゆ~~っくりとくつろいだあとは、16階(地上60m!!)の展望大浴場「星天」へ♬
時間が早いせいか、ものすごい部屋数のわりにはすいていて、泳げるほど大きな内湯を貸切状態で、
ゆ~~っくりと良質の温泉を満喫できた~~(*^。^*)\(^o^)/
屋上露天風呂も、ず~っと貸切状態で、ゆ~っくりと心ゆくまで良質の温泉を満喫することができて
超~ラッキー!!!✧^^
 
さらにこのホテルには、地下1~2階にも広~~い大浴場「湯酔郷」もある(*^-^*)
ここには夕食後に行ったが、まず更衣室に入ると・・・その広さにビックリ!!!
そして、二階式になっている大浴場の広さ・内湯の浴槽の大きさにビックリ(・。・)
23時過ぎに行ったので、露天風呂は終了して入れなかった・・・そのせいもあり、内湯は混み合っていたが、
広~いので全く気にならなかった^^
 
泉質;ナトリウム塩化物温泉  弱アルカリ性  かけ流し・循環併用
無色透明・微塩味・無臭
 
効能;神経痛。筋肉痛・関節痛・慢性消化器病・疲労回復などの一般適応症のほか、
切り傷・やけど・慢性皮膚病・慢性婦人病・リウマチ・動脈硬化症など
 
 
展望大浴場からお部屋に戻り、豪華なベッドでお昼寝をしたあとは、広~い和室でゆっくりと和会席膳を
いただいた。
感じ良くって明るい若い仲居さんが、お膳ごとド~ンと用意してくださった^^
サーモンやホタテのお造り・カニ鍋・鮭のちゃんちゃん焼・じゃがバターなどなど、北海道の海・大地の幸を
豊富に取り入れた美味しいお料理の数々を、ここでしか味わえないサッポロクラシックビールと共に、
美味しくいただいた♬^^ 完食~~(*^m^*)
 
 
翌朝の地下大浴場「湯酔郷」は、男女が入れ替わっており、前日の倍は広~~かった!!!
ちなみに・・・16階の展望大浴場「星天」は、男女の入替は行われていない。
これまた、部屋数のわりにはすいていて、とにかく広~~~い内湯をはじめ、泡風呂・ジェットバス・
打たせ湯・薬湯などのコーナーと、巨大露天風呂をウソのような完全貸切状態で良質の温泉を堪能でき、夢の
ような湯浴みを思う存分、心おきなくゆ~~~っくりと満喫できて、至福の極致であった!!!!!
 
朝食会場「グランシャリオ」(北斗星の食堂車と同名!)も、これまたすご~く広大でインテリアもとっても
お洒落で、二階まで吹抜けになっている天井まで届くガラス張りの大きな窓と、なんと700席分もの猫足の
イタリア製テーブル&チェアがお洒落ですご~く印象深かった!!
和洋中バイキング料理も、どれも美味しかった~(^-^*)
 
とにかく館内は広~~~~~くて、お洒落なヨーロピアン調の豪華なインテリアにも圧倒されっ放しで
あった・・・・・・!!!
さすが北海道!! スケールが違うな~と、大感動しまくっていた・・・ホントに来てよかった~(*^-^*)
・・・って心底感動し、機会があったら次はゆ~っくりと連泊して、「水の王国ラグーン」も利用して
思いっきり楽しみたいな~と、つくづく思うのであった・・・。
 
 
 
 
次回は、憧れの寝台特急・トワイライトエクスプレスに乗車、終点・大阪の手前、自分の実家の最寄り駅・
京都駅まで行きます。