3日目(兵庫県の温泉旅・有馬温泉の続き)
神戸電鉄・有馬温泉駅まで、お世話になったお宿・角の坊さんの送迎車で送っていただき、山陽新幹線・
新神戸駅まで行った。
そこから、普通車なのにグリーン車仕様の「ひかりレールスター」(現在は廃止×_×)に乗車し、新山口駅
まで快適な新幹線の旅を満喫した(*^-^*)
新山口駅前のバス停から路線バス(防長交通)に乗り継いで約40分ほどで、秋芳洞観光センター前の
バスターミナルに到着。
そこからは徒歩で約400mくらい歩くと、秋芳洞(あきよしどう)の正面入り口に到着する。
入場料;大人・1,200円 中学生・950円 小学生・600円
通常入洞時間;8:30~16:30 年中無休
洞窟内の気温は普通、その地の年平均気温にほぼ一致するといわれているが、秋芳洞では洞口が大きいために
外気の影響を強く受け、気温や湿度に季節変化が見られる。
年変化は洞口近くで気温5~18℃、湿度80~95%である。
洞奥では年間を通じてそれぞれ16℃・95%とのこと!!
この日は真夏の暑さが厳しく、汗だくだくであったが・・・洞口に近づくにつれて、イイ感じにヒンヤリと
涼しくなってきて、鍾乳洞を見物している時は肌寒いほど冷えてきたので、用意していた長袖のカーデが
約に立つほどであった・・・まさに、天然のクーラーだ~~!!✧
秋芳洞は秋吉台国定公園に属し、地下100~200mにある鍾乳洞で、約1kmの観光路が敷設され公開されて
いる日本最大規模の鍾乳洞で、特別天然記念物になっている。
また、その上に位置する秋吉台は山口県中東部に広がる日本最大のカルスト台地である。
北東方向に約16km、北西方向に約6kmの範囲で広がり、台地上の総面積は約54k㎡で、台地面の標高は
180~420mである。
※ カルスト地形とは、石灰岩などの水に溶解しやすい岩石で構成された土地が、雨水・地表水・地下水など
によって侵食されてできた地形。
その地下には、鍾乳洞が発達する特異な地形が生じていく。
その地形は、ある時は美しく、そしてある時は不気味であったりする・・・
洞奥に堂々と佇む「黄金柱」✧
あまり時間が無かったので、この「黄金柱」を見たあとさらに奥には行かず、また秋吉台にも出ずに・・・
早速、もと来た道へと引き返した・・・。
(まるで草原に白いヒツジさんが数百頭いるような秋吉台には、洞窟の中からエレベーターで出られる)
有名な「百枚皿」は・・・路線バスの時間が迫っていて急いでいたので撮れなかったのが、唯一の心残り
だった・・・・・・(;ω;)
鍾乳洞の出口(入口と同じ) 右側には透明な地下水が川となって流れている✧^^
秋芳洞観光センター前のバスターミナルからは、路線バスで約20分ほどの湯田温泉に向かった。
日帰り入浴施設ユラリ(湯田温泉で唯一のシティーホテルで屋上露天風呂・地下天然温泉大浴場を持つ「ホテルニュータナカ」さんの姉妹店)さんの最寄りバス停「湯田温泉」で降車した。
大人; 650円・小人;350円・幼児; 150円
営業時間; 6:00~9:00(朝風呂)・11:00~23:00 年中無休
広~い石造りの大浴場内湯にはたくさんの先客たちが思い思いに温泉を楽しんでいた。
自分たちも、結構ゆっくりと温泉を満喫できた(*^-^*)v
露天風呂にも行き、ゆ~っくりと温泉を楽しめた♨^^
泉質; アルカリ性単純温泉 加水・加温・循環あり
無色透明・無味・無臭
効能; 神経痛・筋肉痛・関節痛・慢性消化器病・打ち身・くじき・運動麻痺・五十肩・疲労回復などの
一般適応症
ユラリさんを出た後、徒歩約10分くらいでJR山口線・湯田温泉駅に到着。
湯田温泉の開湯は約600年前といわれ、白狐が毎夜温泉に浸かっていたところを、権現山山麓のお寺の
お師匠さんが発見したとされている。
田んぼの真ん中から源泉が湧出したことが「湯田」の名前の由来とのこと。
詩人・中原中也(ちゅうや)の出身地であり、また俳人・種田山頭火が住んでいたこともあるとのこと。
温泉の由来にちなみ、駅前には大きな大きな「白狐」の像がそびえ立っていた!!
湯田温泉駅から約20分で、JR山陽本線・新山口駅に到着した。
すぐに付近のコンビニに駆け込み、二人がかりで両手一杯にお弁当などの食料・飲み物を買い込んでから、
たしか・・・20時半頃発の「寝台特急・はやぶさ号」(B個室ソロ×上段1部屋・下段1部屋)に乗り込み、
終着駅の東京駅まで乗車した。
現在、この列車は廃止となっている・・・・・・(>_<)
と~っても懐かしい思い出となってしまった・・・(*_*)
次回は、北海道;支笏湖・丸駒温泉~旭山動物園~札幌~青函トンネルの駅見学~青森;浅虫温泉の
回想録に続きます。