温泉巡り旅の醍醐味

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鹿児島北部・熊本南部の温泉一人旅 ⑯ 日奈久温泉「金波楼」さんに日帰り入浴

 
前回の続きです。
熊本県の不知火海沿い・御立岬温泉の潮湯を思いっ切り堪能したあと、まずは県道254号線の
曲がりくねった坂を下る形で国道3号線に戻り、北上して「南九州自動車道」(←無料区間のみ走行♫)
田浦IC~日奈久ICまで行きました。
基本、自分は下道走行が大好きなので、よほどのことが無い限り高速は使用しませんが・・・
この日は、入湯数が多いのに移動距離が長く、時間も足りないし・・・
まぁ、何より「無料区間」というワード釣られてしまいました(^^;;;
そして・・・日奈久(ひなぐ)温泉のなかでも、最も近場で立ち寄りやすい温泉に・・・って思い、
当初予定していた国道3号線沿いの「潮青閣」さんの敷地内に車を停め、玄関先まで訪ねたら・・・
なんと!!! つい最近になって閉館してしまったとのこと!!!
この温泉巡業の約3ヶ月ほど前の、計画時に某予約サイトで見つけて、価格もお手頃だったの
宿泊も検討したお宿だったのに・・・非常に残念でした・・・・・・・・・(;ω;)
じゃ、次に気になっていた(ホントは宿泊してみたかった)国指定登録有形文化財のお宿の金波楼さんに
行ってみようかな・・・って思いつき急遽、移動して立派な建物の裏手にある駐車場まで行きました・・・(汗)



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広い駐車場側から見た(建物の裏手)立派な築100余年の「木造三層楼」の建造物✧
※ 外履きを建物裏手の靴箱に入れたまま&時間切れで・・・表側の写真は撮れませんでした(;_;)
 
 
 
歴史ある温泉地に比例して、明治43年創業の金波楼さんの立派な建造物も築100余年の「木造三層楼」で、
創業100年を超えた現役の木造建築の温泉旅館です。
重厚感漂う趣き深い歴史ある館内の客室は全14室で、すべてが異なる趣向を凝らした造りとのことです。
平成21年4月に、国の登録有形文化財に指定され、熊本県の宿泊施設では初めての受賞という快挙を成し遂げ
られたとのことです!!!
宿泊者には、女将さんが館内を案内するツアーを行っているとのことです。
 
 
 
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駐車場から直接入れる建物裏手にある出入口から入ってフロントへ行きます^^
 
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ちょうどフロントは「食事付入浴」らしき方々で混み合っていたので・・・待っている間に写真撮影☆
(多くの方々の声が聞こえた2階広間で先に昼食をとられてから入浴されるようで・・・
ちょうど入湯時間はカブらなかったので、超絶良いタイミングで訪問したようでした(*≧▽≦*)
 
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フロント向かいのロビーにはめっちゃレトロな電話機などが展示されています!!
(ダイヤル式のレトロ黒電話より昔のものは今回、初めて見ました~~!!!✧)
 
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国の登録有形文化財に指定された歴史的建造物の1階中央にある大階段は圧巻✧
ピカピカに磨き込まれた床や柱の色合いが奥深くて重厚感満載!!!
 
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廊下の突き当たりに「←ふろ」の案内板がありますが・・・まずはフロントに向かいます^^
 
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味のある長い廊下の先に大浴場があります♨✧
 
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大浴場に向かう廊下から美しい桃山風の庭園を☆
 
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大浴場入口♨ 
 
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大浴場入口の手前にはレトロな洗面所もあります^^
 
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廊下を隔てた大浴場向かい側には↑の休憩処もあります(^ω^)
この写真は入湯後に撮りましたが・・・レトロな感じの時計を見ると13時少し過ぎてました!!
自分が出ようとした際、ちょうど昼食を終えたと思われる若い女性がいち早くいそいそと
入って来られたので・・・そろそろ年配の方々も団体で来られる時分のようでした・・・(^^;;;;;
 
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大浴場の脱衣室にある脱衣カゴは、同温泉街のご近所「桑原竹細工店」さんの製品とのことで
とっても丈夫で、長年使い込むにつれて味わいが増してくる逸品とのことです!!!
 
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清潔なパウダーコーナー✧^^


 
日奈久温泉は、熊本県南西部・八代(やつしろ)市の「不知火海(八代海)」沿いに位置する、熊本県最古の
温泉地です。
その歴史は古く、約600年くらい前の1409(応永16)年に、父親の刀傷の平癒を祈願した息子が神のお告げに
より、不知火海の干潟から湯を掘り当てたと云われているとのことです。
そのことから元々、泉源は陸地ではなく海(干潟)の中にあったのが、時が経つにつれて干潟は埋め立て
られて造成され、日奈久地区が出来たとのことで、温泉は造成された陸地から湧出しているようです。
 
季節の「晩白柚(ばんぺいゆ)風呂」「甘夏風呂」「ミカン風呂」や、母の日には「カーネーション風呂」
などの変わり湯も好評とのこと・・・
自分が訪れた日は普通のお風呂でしたが・・・日曜ということもあり ”この日お初” の始終貸切状態に恵まれ、
ゆっくりの~んびりと温泉を堪能出来ました♨✧^^
 
 
 
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格式のある感じの檜の内湯♨ 浴槽からは贅沢にオーバーフローしています~~(✧▽✧)
「掛け流し循環併用」とありますが「オーバーフローした湯の再利用はしていません」の表示あり♨
 
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風格のある洗い場にはボディソープ&リンスインシャンプーが備わって
いますが・・・コンディショナーはありません・・・
 
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入ってみると意外と大きな内湯♨^^
 
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庭園露天風呂には、向かって右側に岩造りの中浴槽と、左側には1人用の
石造りの小浴槽(←この日はお湯が入っていませんでした・・・)があります♨
 
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こじんまりとした岩造りの露天風呂♨  少しずつオーバーフローしています✧
                

 
源泉名; 日奈久温泉旅館協同組合(混合泉
泉質; 単純温泉(低張性弱アルカリ性高温泉)  pH; 8.03
無色透明・極微塩味・無臭  掛け流し循環併用(加水ナシ!! 冬季のみ加温あり)消毒あり
(オーバーフローした湯の再利用なし)
※ 毎日、完全にお湯を抜いて清掃しています✧ と記載あり    
泉温; 43.9℃  湧出量; 記載なし
メタけい酸含有量; 58.5mg/kg   ⇒「美肌の湯」✧^^
メタほう酸含有量; 4.5mg/kg (←規定値は5.0mg/kgだが近い数値) 
  
効能; 神経痛・筋肉痛・関節痛・慢性消化器病・打ち身・くじき・運動麻痺・五十肩・疲労回復などの
一般適応症
 
 
熊本県八代市日奈久上西町 336-3
TEL; 0965-38-0611
 
宿泊; 1泊2食付(2名1室) 14,000円位~   1人泊OK!!✧
         1泊朝食付( 〃  ) 10,000円位~
 
【日帰り入浴】
営業時間; 15:30~22:00(受付は21:30まで)
休館日; 不定休(要問合せ)
料金; 大人・500円
 
交通; 肥薩おれんじ鉄道 日奈久温泉駅~徒歩約12
        (宿泊者のみ送迎あり・要予約)

 
 
 
* 撮影日; 2017年10月15日 *
 
 
 
 
次回は、このあと訪れた4湯目の日帰り温泉に続きます。
 
 
 

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