温泉巡り旅の醍醐味

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熊本北部の湯巡り一人旅 ㉓ はげの湯温泉「くぬぎ湯」

 
前回の続きです。
守護陣温泉さんをチェックアウト後、若い女将さんとピアノ談義で思わず話が盛り上がったので・・・
10時半頃に出発して再びグネグネ狭小道路を登って「ファームロードわいた」まで戻り、約1.5kmほど走ると
「岳の湯温泉」と「はげの湯温泉」へと続く道路に出ます。
右折して、昨日訪れた豊礼の宿さんの前をスルーして少し行くと・・・・・・
「ようこそ これより峐(はげ)の湯温泉です♨」という案内板が見えてくるので、そこから約50mほど先を
右折して急坂を下ると、この日1湯目のくぬぎ湯さんに到着です。
 
小国富士と呼ばれる「涌蓋(わいた)山」(標高1,499.5m)の北西麓「わいた温泉郷」(←岳の湯温泉・はげ(峐)の湯温泉・鈴ヶ谷温泉・麻生釣温泉・地獄谷温泉・山川温泉の6湯)にくぬぎ湯さんは、この地方特有の
個室貸切風呂「家族湯」形式の「涌蓋山」・くぬぎの森を望める日帰り温泉施設で、コインタイマー式です。
定額のコインを入れると、カラの浴槽に40分間お湯が出続け、約5分ほどで湯船一杯に綺麗な温泉が満たさ
れるという、毎回お湯を入れ替える形式なので、いつでも清潔で安全な一番風呂にて気持ち良い湯浴みを、
思う存分堪能できます♨✧
「家族露天風呂」は全10棟・「家族内湯」は全6棟あります。
そして2015年には、宿泊棟(素泊まりのみ)が2棟(もちろん貸切温泉付き!!)完成したとのことで、
なんと「専用蒸し釜」まで付いていて、食器類の貸出しもあるようです!!
しかし・・・2名以上の利用~(@13,000円~)なので、自分には縁がありません・・・(;ω;)
1人泊や宿泊料金を節約したい方々には、空いていれば利用できる第2駐車場での車内泊も可能とのこと
なので、それも良いかもしれません。



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「蒸し地獄」と呼ばれる蒸し釜からはモウモウと湯気が立ち込めています!!
温泉利用者は↑↑の「蒸し地獄」を無料で利用OKだそうです♬
 
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「涌蓋山の湧水」(飲用可)とっても美味しい水です✧^^
 
 
 
「はげの湯温泉」という名前を聞くと・・・いわゆる薄めの頭髪を意味する「禿」を連想される方々が多いかと
思われますが・・・(自分もでした^^;;;;;;;;)
それではなく「峐」という漢字だそうですが、その名の由来は不思議なことに地元の方にも知られていない
とのこと・・・・・・
しかし「峐」と付く地名は、山間の狭い場所・日当たりの良い南向きの場所・切り立った斜面で、川に近い
場所などを意味するようで・・・「はげの湯温泉」の立地は、その全ての条件に当てはまり、そのような名が
付いたとも言われています。
ちなみに、日本全国に「はげ」と付く地名は全部で20ほどあるとのことです。



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温泉利用者は↑の「蒸し地獄」を無料で利用OK!!
卵とサツマイモは受付で販売しているとのことで、食材の持ち込みも出来るようです^^
茹り難いものは入湯前に仕込んでから・・・というツウの方々も多いとのこと!!
 
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受付から最も近い場所に位置する「家族内湯棟」
 
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自分が入湯した「ほととぎす」♨✧
 
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右に「注意事項」があり、コインタイマー式の使用方法が記載されています
左のインターホンの隣には、800円を入れると温泉が出始めるという
コインタイマー機器があり、わかりやすく赤字で残り時間が表示されます^^
 
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脱衣室内に嬉しい洗面台がありますが、ドライヤーは付いていません 
共用の洗面台にドライヤーがあります・・・
 
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最初は空の状態の浴槽に、まず栓をしてからコインタイマー機器に800円を投入します
(退出する時は必ず各自で浴槽の栓を抜いて行きます!!)

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約30分間ほど温泉が出続けますが・・・最初は物凄い勢いで注がれます!!!
 
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シャワー&カランは1基で固形石鹸が備え付けられています^^
毎度のことながら・・・協調性ゼロゆえ自由な1人利用で良かった~~って痛感!!!✧
 
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温泉が湯船満杯になってくると、お湯の勢いが失速して安定してきます♨^^
 
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そして・・・湯船の縁から左の排水口へとオーバーフローして行きます~~(*≧▽≦*)♨
 
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「家族内湯」からは、くぬぎの森が眺められます^^
そして最後は・・・浴槽の栓を抜いて部屋の電気を消してから退出します・・・(;ω;)


 
源泉名; はげの湯温泉
泉質; 単純温泉   (低張性中性高温泉) pH; 6.5
無色透明・無味・ほぼ無臭(極微硫黄臭) 少量の白い湯花あり
泉温; 98℃  湧出量; 300リットル / 分  100%源泉掛け流し!!
メタけい酸含有量; 44.7mg / kg ⇒ 規定値は50.0mg/kg以上なので満たないが多め・・・
 
効能; 神経痛・筋肉痛・関節痛・慢性消化器病・打ち身・くじき・運動麻痺・病後回復・五十肩などの
一般適応症
 
 
熊本県阿蘇郡小国町西里 2978
TEL; 0967-46-3222
 
営業時間; 24時間営業
休館日; 年中無休 
料金; 家族露天風呂 1室・50分 1,200円~ 
家族内湯; 1室・50分 800円~ ※ 80分コースあり 
交通;  JR阿蘇駅~九州産交バス「杖立行き」~「ゆうステーション」~タクシー約20分
   または 
   JR阿蘇駅~九州産交バス「杖立行き」~「ゆうステーション」乗継「岳の湯行き」~約30分~
   終点下車~徒歩約13分
     ※「岳の湯行き」のバスは1日4本です
 
 
        
受付の、とっても感じ良くて優しい、黒髪フサフサの50代くらいの男性に・・・
入湯を終えて駐車場に向かう時に「良いお湯でした~♨♬^^」と挨拶すると、蒸し釜で茹でた玉子を2個も
なんと塩まで添えてくださいました(≧▽≦*)✧✧
 
↑↑は、この日も湯巡りについつい夢中になり・・・昼飯を取るのを忘れてしまっていて・・・
「菊池温泉」へと向かう途中の、国道387号線沿いの道の駅 せせらぎ郷かみつえ(←大分県)の駐車場にて、
と~っても美味しく大感謝しながらいただきました<m(_ _*)m>✧^^
しかし・・・かなり空腹だったことと、めっちゃ美味しかったのでガッついてしまい・・・
写真を撮り忘れてしまったことが悔やまれました・・・(;ω;) 
 
 
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熊本県北部に挟まれるように位置する、大分県上津江町・道の駅 せせらぎ郷かみつえ
山道にさしかかったあたりの国道387号線の、ちょうど中間点あたりに位置するので
運転疲れした時などの憩いの場にしております♬^^
「上津江村立川原(かわばる)小学校」跡地に造られたため、旧校舎↑↑が残存しています!!
❖ココには、この日3湯目の後に立ち寄りました❖
 
   
  
  
* 撮影日; 2016年10月28日 *

 

 
次回は、この日2湯目の日帰り入浴に続きます。