前回の続きです。
折戸温泉と同じ「深耶馬渓」エリアの鴫良(しぎら)温泉（←撃沈；ω；）を出発して、その分どこか１湯
入湯出来る！！♨ ･･･って前向きに考えて、玖珠(くす)盆地に点在する某温泉を目指してレンタカーを
走らせている時、いつも地図しか見ていないカーナビに･･･同じ「深耶馬渓」エリア内に、見たことのない
温泉名・早梅温泉なる文字を、目ざとく発見してしまいました（✧▽✧）！！！！！
※ 自分はルート検索時に地図を眺めてる時、実際に走行中とかに「○○温泉」「♨マーク」「ゆ」などという
表示を発見して過剰反応してしまうクセがあります･･･（- -;;;)
それに釣られて、地図通りに県道28号線を走って行くと･･･深耶馬渓駐車場までは行かない右側に、この日
２湯目となった、オーベルジュ 楓(ふう)乃木さんの案内板が出ていて「日帰り入浴もできます♨」って
書かれてありました！！！♨✧
カーナビが示している場所はまさにココ･･･！！？？
すかさず右折して急坂を上っていくと、間もなく駐車場がありましたが･･･
何だか殺風景なので此処は違うな･･･って思い、さらに急な坂を上って行くと･･･高台にひっそりと佇んで
いる瀟洒な建物が見えてきました♬✧
その前にある方の駐車場に車を停めて、ちょうど建物の近くで清掃されていた若女将さんに「日帰り温泉は
出来ますか???」って尋ねると「大丈夫ですよ＾＾」って快諾してくださいました♬✧＾＾
深山幽谷の「深耶馬渓」は「一目八景」と称される景勝地が特に有名で、殆ど垂直にそびえ立つ巨岩・奇岩が
多く見られる絶景スポットで、特にその景観が際立つのは紅葉の季節といわれています。
（自分が訪れた新緑の季節も、紅葉に負けじ劣らず美しかった～～！！！✧✧✧）
その大自然の中、約６万坪の広大な土地を持つオーベルジュ 楓乃木さんは、高級感のある平屋造りの和風建築の建物を有する、1995年開業の温泉旅館です。
今年で創業23年とのことですが･･･モダンなインテリアの館内全体には、まるで最近開業されたかのような
ピカピカな新築感が残っていて、清潔感に溢れています✧
そして、隠れ家的な和風建築の宿名は「オーベルジュ」というだけあって、夕食時には本場フランス・
リヨンで修行されたシェフさんが腕を振るう「耶馬溪キュイジーヌ」(←耶馬溪の大自然で育った素材を
ふんだんに使用した、本格的なフランス料理のコース）を楽しめるとのことです。
カーナビが示していた通り･･･温泉は元々、オーナーさんのお父様が個人的に掘削し、近くに共同浴場の
ような施設（早梅温泉）を設置し、友人や近くの人々に開放され、愛されてきたとのことで･･･
オーナーさんが、その良質な源泉を生かし深耶馬温泉として活用され、現在の素晴らしい男女別大浴場で
思う存分堪能できるようになったそうです。
瀟洒なフロント棟の外観 左側にそびえる巨大な岩は･･･！！？？
まるで小山のような巨大は岩は山を意味しているそうです！！ 入湯後にお逢いした
お宿のご主人曰く「↑↑に登って遊ぶ小さなお子様もいますよ～＾＾」とのこと！！(笑)
それにしても立派な巨岩です✧ ちょうど「山」という文字に見えるので
この角度から見るのが最もオススメですよ＾＾とのこと！！（by オーナーご主人）
広い中庭の向こう側は客室で、落ち着いた雰囲気の和室など２間以上・深耶馬溪に
続く美しい庭を持つ離れ形式とのこと（全７室） そしてなんと･･･宿泊者限定の散策路まで
あるので、美しい大自然を思いっきり満喫できるとのことです！！！
広い中庭には、ご主人が山で採って来られた山菜・ゼンマイが日干しされていました✧
夕食はフレンチコース料理なので↑↑は???･･･って思い、ご主人に尋ねると･･･
「朝食は和食膳なのでゼンマイの煮物にしてお出ししております＾＾」とのこと！！！✧
フロント棟にあるフロントとロビー
フロント棟の奥には、お洒落なインテリアのロビー・休憩処もあります✧＾＾
フロント棟を出て長い廊下を行くと階段があり、その先に大浴場があります♨✧
男女別大浴場の入口♨
清潔感溢れる広い脱衣室✧
パウダーコーナーには自分の必須アイテム「液体ハンドソープ」もあります✧＾＾
始終貸切状態だったので、この素晴らしい大浴場を約１時間ほど独り占め（✧▽✧)♬♨
内湯に入ったとたん･･･大きな窓から見える美し過ぎる風景に見惚れてしまい･･･
しばしの間、立ちつくしてしまいました･･･（✧▽✧)！！！！！
洗い場にはシャワー＆カラン・ボディソープ・シャンプー・コンディショナーが
備わっています✧
ちょうど満開の「石楠花(シャクナゲ)」と新緑の季節が重なり、超絶美しい庭園を大きな
窓から眺められて物凄くラッキーでした（*≧▽≦*)！！！ まるで１枚の絵画のよう（✧▽✧）♬
あまりにも庭園が美し過ぎるので･･･肝心の温泉は後回しになってしまって･･･（- -;;;;;）
「深耶馬渓温泉」エリア特有の、淡いモール系の温泉を100％源泉掛け流しで思う存分
堪能できます♨✧＾＾
浴槽の角に造られている溝からはサラサラと静かに贅沢にオーバーフローしています♨♬
内湯の大きな窓越しに見た風景は･･･外に出てみると･･･もうウットリするほど美し過ぎて
普段は地獄の満員電車にもみくちゃにされ殺伐とした都会の中で息をしてるんだか
してないんだか･･･殆ど死にかけていた感じだったので「あ～～自分はやっぱり生きている
んだ！！！✧＾＾」なんて実感まで湧いてくるほど超絶極上の風景に出逢って超ラッキー♬✧
古いカーナビが無かったらスルーしていた温泉だったので大大大感謝でした(_ _*)！！！
こちらは内湯続きの、美しい庭園露天風呂♨✧ 石楠花が綺麗過ぎました～～（✧▽✧)！！！
庭園露天風呂の浴槽自体は１～２人用で小さいですが･･･始終貸切状態だったので
何の問題もありませんでした✧（しかし･･･入湯時は↑↑だけで満足してしまって･･･石段を上った
山の上の、もう１ヶ所の大きな露天風呂の存在に全くもって気付きませんでした（；ω；）
庭園露天風呂から見える美し過ぎる広い庭園は、そのまま裏山に続いていて散策もできるようで、
時間があったらのんびり散策してみたいな～（；ω；）って･･･入湯時には思い込んでいたの
ですが･･･じつは･･････山まで続いている散策路と思い込んでいた小道はそういう訳ではなく･･･
何より後悔したことは･･･あまりにも綺麗過ぎる石楠花たち＆新緑に圧倒されてしまいまして
庭園露天風呂の上の方に存在する、もうひとつの大きな岩露天浴槽（↑↑写真左側の石段を上って
行った場所にあるとのこと･･･！！！♨）に続いていることに全く気付かず･･･この記事を書くに
あたって、ＨＰにて調べた際に発覚して大ショック･･･＞＜;;;;; ･･･機会あらば今度こそ！！！♨）
淡いピンクの石楠花が見事に咲き誇っていました❁＾＾↑↑は時間が経つにつれて
濃いピンクになるとのこと！！！❁❁ この木はオーナーご主人が山の高い場所に
自生していたものを採取してきて植え替えられたことによって、湯浴みをしながら
気軽に、思う存分に楽しめるようになっているとのことです（*^^*）♬✧
源泉名; 深耶馬（早梅）温泉
泉質; 単純温泉 （低張性緩和性温泉） pH; 7.5（7.7）
淡黄茶澄色・無味・極微石油臭 小さな茶色い湯花あり✧
泉温; 40.5℃ 湧出量; 48リットル / 分（動力揚湯 500m）
加水・加温・循環・消毒なし 100％源泉掛け流し！！
メタけい酸含有量; 110.3mg/kg ⇘
メタほう酸含有量; 5.67mg/kg ⇒「美肌の湯」✧
効能; 神経痛・筋肉痛・関節痛・慢性消化器病・五十肩・運動麻痺・打ち身・くじき・疲労回復などの
一般適応症
大浴場からフロントに向かう途中、とっても感じ良い若女将さんが
この先の廊下↑↑のテラスに冷水をご用意してくださっていて
勧めてくださいました＜m(_ _*)m＞＾＾✧
フロント棟の裏手にある廊下には寛ぎのスペースが用意されていました♬＾＾
ただの日帰り入浴客にもかかわらず･･･このお宿のおもてなしの心に大感動でした！！！✧
そして間もなく･･･60代位の、めっちゃ感じ良くて明るくて話しやすい（お話し好き？＾＾）オーナー
ご主人がいらして、↑↑の美しい庭園を眺めながら･･･
このお宿の源泉（早梅温泉）のこと・広大な美しい庭園に設えられている巨岩や奇岩は元々の状態で山に
あるものを、そのまま生かしていて造園のために持ってきたものではない･･･ということ、庭園に植わっている素晴らしく美しい石楠花たちは、裏山の標高の高い場所に自生していた木を採取して植え替えたもの
ということなどなど･･･いろいろとお伺いすることが出来て、楽しい時間を過ごさせていただきました♬✧
自分的には･･･宿泊料金が超絶高価で中々手が届かなく、柄に合わなさ過ぎて場違いですが･･･
夕食では、美味しそう過ぎるフランス料理「耶馬溪キュイジーヌ」をいただき、朝食ではご主人が山で採って
来られた、大好物の山菜料理が楽しめる和食膳をいただいて･･･
大自然をそのまま生かして造られた、美し過ぎる庭園を隅々まで散策してみたいと思い、１人泊もOKとの
ことですので、いつか機会がありましたら･･･今度は是非！！ かなり奮発することになりますが･･･
また、石楠花と新緑が美し過ぎる時期に宿泊で再訪したいと思います♨✧
大分県中津市耶馬溪町大字深耶馬 3190
TEL; 0979-55-2222
宿泊; 1泊2食付 20,000円～（１名利用OK; 26,000円～）
日帰り入浴営業時間; 11:30～15:00（要問合せ）
料金; 大人・700円
※ ランチ営業もあるようです（2,800円～ ⇒ 入浴料は無料になるとのこと!!）
交通; JR豊後森駅～玖珠観光バス「柿坂行き」約25分「深耶馬渓駐車場前」バス停下車～徒歩約７分
（かなり高低差があります） 宿泊者のみ送迎あり・要事前連絡
※ 1日4本（月～金曜のみ・土日祝の運行なし）
または
JR豊後森駅～タクシー約20分
* 撮影日; 2018年4月18日 *
次回は、このあと訪れた３湯目の日帰り温泉に続きます。
❖ オーベルジュ 楓(ふう)乃木さんで１人宿泊可能なプランは↓↓から予約できます♬ ❖
