群馬県・四万温泉～川原湯温泉 ２泊３日 回想録
（2009/05/01～03）
１泊目JR上野駅～特急草津号に乗車し、JR中之条駅で降車。そこからさらに、路線バスに乗り換えて
約40分で、今回お世話になる、四万やまぐち館さんの真ん前のバス停に到着。
清流・四万川沿いに建つこのお宿は、メインの温泉街からは少し離れている。
四万温泉の温泉街は、四万川沿いの広範囲にわたって発達しているが、その中に寸志で入浴可能な
共同浴場・露天風呂は４ヶ所存在する･･･「河原の湯」・「御夢想の湯」・「上の湯」・「山口露天風呂」
飲泉所も３ヶ所ある。
約400年ほど前から、湯治場として知られてきた四万温泉は、永延年間に源頼光の家臣・碓井貞光による
発見説が有力。
彼は日向守であったことから、四万温泉の開湯地を特に「日向見温泉」というほど。
温泉名は、彼が夢で「四万の病を治す霊泉」と教えられたことにより、「四万温泉」と命名されたと
いわれている。
1954年には、青森県・酸ケ湯温泉、栃木県・日光湯元温泉と共に、国民保養温泉地として、第一号の
指定を受けたとのこと♨！！
四万やまぐち館さんは、クリアブルーの美しすぎる清流・四万川のほとりに建つ純和風温泉旅館で、全79室。
お宿の玄関をくぐると、すでに４階だった･･･外側から見ると、たいして規模は大きくないと思いつつ、
いざ中にはいってみると･･･迷うぐらいの広さ･･･四万川沿いの斜面を利用して建てられているので、
実は７階建てだった！！！！！
自分たちが訪れる前日まで改装中で休業していたので、ロビーや「月見台ルーム」やカフェなどは
真新しい香り！！
そのロビーでゆっくりと、お茶＆お菓子をいただいたので、もうこれで終わりと思い、お部屋に入ると･･･
思いっきり冷えた美味し～いブルーベリージュース＆地元名産「高原花豆」が用意されていたので、
めっちゃうれしく美味しくいただいた～～＼(^o^)／
お部屋から望む四万川は、川底がはっきり見えるほど透明度が高い（*^_^*）✧
そのうえ青みがかっていてと～っても綺麗（*^-^*）♬✧
このような澄み切った川は、すごい昔･･･たしか、学生時代に地形学の授業・富山県の野外調査で、
黒部川を見た時以来！！！✧
たいてい、このような青みがかった清流沿いにある温泉は、透明度の高い泉質が多いらしいので･･･
とっても楽しみな大浴場へ♬＾＾
最初に、このお宿の名物風呂「お題目大露天風呂」へ♬＾＾
その昔、四万川はしばしば氾濫して付近の家などが流されたが、このお風呂にある、周囲25mもの大岩の
おかげで川の流れが変わり、このお宿は無事に現在まで至っているということから、感謝の意を込めて
この大岩に「南無妙法蓮華経」と、お題目を彫り込んだとのこと。
･･･さすが！！！ 大人気のお風呂だけあって、芋洗い状態(>_<)(*_*)
しかし露天風呂ながら、しっかり洗い場＆シャワーもあって便利(＾＾*)✧
群馬県産の三波石を施された、露天風呂～内湯までず～っと繋がっている浴槽は長さ30mもあり、
広いので結構ゆっくりと、温泉＆清流・四万川の爽快な眺めとせせらぎを楽しめたが･･･
混み合っているせいか･･･思ったよりお湯が濁っている(*_*)
次に行った「檜大浴場・薬師の湯」は男女別になっており、結構すいていた♡＾＾
約400年前の湯治場の趣きを残して造られたこの内湯大浴場は、檜の浴槽に、洗い場などには群馬県の
銘石・多胡石が惜しみなく敷き詰められている。
檜の浴槽は２つあり、湧出口付近は熱め、もうひとつはぬるめだが･･･どちらも透明度がとっても高い！！✧
期待通りのクリアな良質の温泉がここに存在した～～＼(^o^)／
なので･･･自分的には、この内湯大浴場が一番のお気に入り(*^。^*)
･･･ここには数回足を運んだ(^-^*)♨✧
このお宿の建物の真下から湧出する、毎分500リットルもの源泉を、館内のお風呂で満喫できる。
今回利用しなかったが、このお宿には、貸切風呂が４ヶ所あり、60分・2,100円～3,150円で楽しめる。
泉質；含砒素-ナトリウム・カルシウム塩化物・硫酸塩泉 pH; 7.3 加水・かけ流し
無色透明・無味・無臭
効能；神経痛・筋肉痛・関節痛・慢性消化器病・打ち身・くじき・運動麻痺・五十肩・疲労回復などの
一般適応症のほか
慢性皮膚病・慢性婦人病・切り傷・やけど・動脈硬化症など
さらに、飲泉所もある。
効能は、胃腸病・慢性便秘症など･･･ただ、飲み過ぎに注意！！
そのあとは、楽しみな夕食。
本日新装オープンしたばかりの、ピカピカの綺麗なお食事処「谷の茶屋」で、地元産・上州牛すきやき・
山菜天ぷらなどの美味しい和会席料理を、地酒と共に美味しくいただいた（*＾u＾*）
少しイヤだったのは･･･GWのために満席で、お隣の席と至近距離だったこと･･･。
追加料金で、お部屋食にも出来るので･･･少し後悔～～(+_+)
お部屋に戻り、少し休んだあとは･･･20:15～女将さんの紙芝居などのエンターテイメントの時間＾＾
少し早めに４階広場へ向かった。
美しい女将さんの語り口は、優しくてとっても面白くて童心に戻って楽しめた（*^_^*）♬
そのあと引き続き、演芸ショーなどが開催されたが･･･その間は、お風呂がすいているとにらんで抜け出し
すでに男女が入れ替わっている「渓流露天風呂・四万川の湯」へ！！！
障子に床の間ありのインテリアにビックリしつつ、総古代檜造りの内湯、露天風呂は群馬県産の三波石で
造られた「庭園風呂」へ♨♬＾＾
こちらにも、しっかり洗い場＆シャワーがあり便利だった✧
先程の芋洗い状態とは打って変わって･･･案の定、と～ってもすいていたので、内湯ジェットバスをはじめ
ほか二種類の浴槽をほとんど貸切状態で、ゆ～～っくりと良質の温泉を堪能できた～～＼(^o^)／
翌朝も「渓流露天風呂・四万川の湯」に足を運んで目を覚ました♨＾＾
朝食時間を遅くして時間をずらしたので、ほとんど貸切状態！！！✧
そのあとは、前日と同じお食事処の狭い席で、美味しい和食膳をいただいた。
このようなお洒落な人気宿は、絶対に大丈夫！！と、たかをくくっていたが･･････
出て来た･･････大嫌いな納豆(>_<)(>_<)(*_*)！！！！！
やっぱり、関東以北のお宿は要注意なのか･･･と思いつつ、とっても感じ良い年配の女性スタッフさんに、
自分は大阪出身で、どうしても無理な（ニオイすら無理）旨お伝えすると、イヤな顔ひとつせずに下げて
くださり、なんと！！さりげなく代替の一品を即興で出してくださった！！！♡＾＾
これにはホントに、大感動＆大感謝デスm(_ _*)m＜m(_ _**)m＞！！！✧
さすが、大人気の名旅館だと実感した（＾▽＾）
入口にて同行の娘を☆
JR中之条駅行きの路線バスの時間まで、周辺を散策･･･清流と、数軒のお店以外は何もなかったが、
四万川が美しすぎて、バスが来るまでボ～ッといつまでも見ていた･･･（*^-^*）
次回は、このあとの宿泊地・川原湯温泉に続きます。
