温泉巡り旅の醍醐味

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山口県~熱海・箱根の温泉旅 ④ 岡山後楽園

 
                              3日目(山口県の温泉旅・萩温泉の続き)
 
 
山陰本線・東萩駅前に到着してから、高速路線のようなバス(高速道路には入らないが結構飛ばす!)で、
一挙に山陽新幹線・新山口駅前まで、約2時間ほど乗車した。
そこからは、山陽新幹線の大好きな車種「ひかりレールスター号」(指定席は普通車なのにグリーン車
仕様!!✧)で、岡山駅まで乗車^^ 
JR岡山駅前からは、路線バスで約15分くらい乗車し、後楽園前バス停で降りた。
ちょうどいい時間の路線バスがあったからで・・・無ければ、徒歩25分くらいで到着できる。
  
岡山後楽園は、大正11年に名勝に指定され、昭和27年には文化財保護法による特別名勝に指定された。
江戸時代の面影を伝える素晴らしい庭園として、金沢・兼六園、水戸・偕楽園とともに「日本三公園」と
称され、現在では「日本三名園」として親しまれている。
 
入園料;大人(15~65歳未満)・400円  シニア(65歳以上)・140円
    小人(5~15歳未満)・140円
年中無休  10/1~3/19・・・8~17時
      3/20~9/30・・・ 7:30~18時  ※ ペット入園不可
 
 
 
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園内からは立派な「岡山城(烏城)」(;再建)が見える✧
 
 
 
岡山後楽園は、今から約300年前に岡山藩2代藩主・池田綱政が、藩主のやすらぎの場として造らせた庭園で
総面積約4万坪・うち芝生面積は約5,600坪で、庭園内を流れる曲水は、全長約640mもある広大な名庭園。
綱政の時代には、藩主の居間・延養亭(えんようてい)や、園内に点在する建物の座敷から眺望を楽しむ
という要素の強い庭であった。
綱政の子・継政(つぐまさ)は、能舞台の建物を大きく改築し、園内中央に約6mもの唯心山という築山を
造り、その麓に水路を巡らせて、園内最大の池・沢の池と廉池軒の池を結ぶ「ひょうたん池」を掘らせた。
こうして庭を巡り歩いても楽しい、回遊性が備わって来た。
時代ごとの藩主の好みや社会事情によって、後楽園の景観は変化し、その積み重ねが歴史となっている。
江戸時代の後楽園には、許しがあれば領民も入ることができた。
能を好んだ綱政は自ら舞う姿を見せたり、綱政以降の藩主たちは参勤交代で岡山を留守にする間は、
日を決めて庭を公開していたという。
また、藩主の御客人をもてなす場としても利用された。
 
明治4(1871)年、池田家は「御後園」を「後楽園」と改め、17年には名園保存を目的に、岡山県に
譲渡したとのこと。
 
 
 
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築山「唯心山」から見た「沢の池」と、中の島にある「島茶屋」(中央)
 
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左上;「唯心山」、右上;「島茶屋」
 
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園内には水田もあります!!
 
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園内には、築庭当時からこの位置にある茶畑があり、背景の緩やかな曲線を描く「土手山」と調和している。
江戸時代には、ここで作られた茶葉は藩主が普段飲むお茶として利用されていたそうで・・・
現在は、毎年5月の第3日曜日に「茶つみ祭」を行っているとのこと。
 
 
 
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園内を流れる、約640mの曲水には、上写真(ちょっと娘が邪魔・・・(^^ゞ)のような、八枚の板を渡した
「八橋」(やつはし)も設えられていて風情がある。
周囲には杜若が植えられており、シーズン中は美しい紫色などの花が満開となる。
この曲水は、園内のほぼ中央に水をゆったりと曲流させて建物の中にも水路を通した「流店」という、
個人的には、園内で最も大好きな建物から繋がっている。
築庭当時の水路には杜若が植えられ、この一帯は水の流れを楽しむ場所であった。
歴代藩主も庭巡りの途中で、この「流店」で休憩していたという。
大昔、私の父親の転勤の都合で3年ほど岡山市に住んでいた頃・・・週末になるとしばしば家族全員で
この庭園に訪れては、この「流店」の中に上がり込んで(自由に上がれる^^)流れてくるキレイな清流を
眺めながら、お弁当をいただいていた、大好きで懐かしい場所・・・(*^-^*)
今回も、たくさんの人々が思い思いにくつろいだり、お弁当などを広げていたりで・・・
なので、残念ながら写真は取れなかった・・・(*_*)
 
 
 
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入口付近の曲水には、風流な水車も✧^^
 
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園内・梅林付近の桜・ソメイヨシノは7分咲きくらいであった♡✧
 
 
 
 
このあと、大阪の実家に数泊し・・・次回は、そのあと東京の家に戻る途中に立ち寄った、
熱海温泉2泊(静岡県・伊豆の温泉旅)に続きます。