温泉巡り旅の醍醐味

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山口~熱海・箱根の温泉旅 ③ 萩本陣温泉「萩本陣」さん

 
               2泊目
 
素晴らしい城下町めぐりを終え、路線バスにてJR東萩駅に到着したあと、予約してあった今回お世話に
なる、萩本陣さんの送迎車に乗せていただき、約7分で到着。
萩市の東側山腹・紅葉谷という谷山をそっくり抱え込む、2006年にリニューアルオープン(同時に、この年に
開湯!!)した、純和風のお洒落なこのお宿には、自然の地形を生かした中に、多彩なお風呂を配した湯屋街
「湯の丸」があり、温泉好きにはたまらない♨♬
 
敷地内に、毎分200リットルの湯量・豊富なイオン含有量を誇る自家源泉を所有する。
この温泉は、氷河期にあたる2万年前から少しずつ地底に蓄えられた化石温泉で、日本では珍しい、旧松本村
地区(松下村塾・松陰神社・伊藤博文旧宅や別邸がある)の基盤を成す、花崗閃緑岩を掘削して・・・
地下2350mから汲み上げているとのこと。
 
広々としたロビーに入り、お部屋へと案内していただいたが・・・予約した条件よりも数段上のお部屋に、
無料でグレードアップしていただいていたのにはビックリ<m(_ _*)m>!!!✧
このお宿は全108室あり、本丸(本館)7階までは通常タイプの客室だが・・・
ご案内いただいた最上階の8階は「萩晴れ」フロア・・・!!!✧
新しい和風モダンの、どこか懐かしい色合いのお洒落なお部屋で、部屋の中には写真家・下瀬信雄氏が
撮影した萩の風景が、モノトーンで大きく飾られている「コンセプトルーム」であった(*^▽^*)
エレベーターを降りると、ステキな生け花が目に入り、廊下の至る所にもいろいろな生け花が美しく
飾られていた!!!✧
コンセプトには、萩・タイル・椿などがあったが・・・自分たちのお部屋は「椿(TSUBAKI)」
 
 
 
イメージ 1
 
 
 
美しい椿の生け花をはじめ、インテリアは全て椿色・・・なんと畳までが椿色!!!✧
くつろぎのお部屋で少し休んだあとは、と~~っても楽しみな大浴場へ♨♬
 
湯屋街「湯の丸」は、この時間は女性は「紅葉の湯」で、いかにも萩らしい庭園をぐるりと囲んで数種の
浴槽がある回遊式の素晴らしい大浴場。
パウダールームは広々としていて、フェイスタオルが備わっていた♬^^
アメニティーも充実しており、広々とした内湯の洗い場は一人ずつ仕切られており、お隣を気にせずに、
ゆ~っくりと気楽に利用できる。
 
内湯は、天井まで届く大きなガラス張りの、石造りの長方形の大きな浴槽で、中央に「紅葉の湯」にちなんだ
シンボルツリー・楓の木を配した開放的な庭園と、萩の雰囲気漂う「土塀露天風呂」の土塀が見える。
ここを出ると、時計回りに・・・まずは、「源泉の壺」へ!
一人用の陶器風呂が2つあり、源泉そのままの温度(加温ナシ・30℃くらい)と、40℃に加温された温泉を
各浴槽で楽しめる♨
→「足休めの間」へ・・・温泉を桶に汲んで楽しむ足湯。
→「香の間」へ・・・石造りの大きな円形浴槽で、リラックス効果の高いアロマの香りが漂っている♬
→「しとしとの間」・・・ミストサウナ。
→ 内湯から見えた「土塀露天風呂」へ!! しかし・・・こちらからは、土塀に隠れて内湯が見えない構造に
 なっている。
 広~~い岩露天風呂には「打たせ湯」まで備わっていて、と~~っても気持ち良かった~!(^^)! 
 萩らしい土塀も風情があり、個人的にはこのお風呂が一番のお気に入り(*^_^*)v
→「水流の間」へ・・・縁は木造り・他はタイル張りの立派なジェットバス^^
→「歩の間」へ・・・縦長の浅~い浴槽の下部に敷設された小石が、足のツボを刺激して痛いけどクセになる・・・
   5往復くらいしてしまった(^^
→「立の間」へ・・・立って入る、縦長の深~い浴槽。肩まで浸かりながら歩行浴を楽しめる^^
→ そして内湯に戻る、回遊式のスゴいお風呂!!!
全ての浴槽をつなぐ廊下は、歩いていても冷えることのない、温もり溢れる木造りの床になっている。
 
日帰り入浴もできるが、もう一ヶ所の「椿の湯」も、同じくらい種類があるので(女性は翌朝入れる^^)
宿泊した方がお得感アリ✧
 
13:00~15:00 大人・1,100円 小人・550
15:00~22:00 大人・1,650円 小人・830円 
タオル代・110円 / バスタオルレンタル・330円
 
あと、貸切風呂もある・・・円形檜風呂「星」・長方形檜風呂「月」 
3,300円/1室・45分
 
泉質; カルシウム・ナトリウム-塩化物温泉
pH; 7.6  加温・循環濾過 (「源泉の壺」は100%源泉かけ流し) 加水ナシ!!
ほぼ無色透明・塩苦味・無臭
 
効能; 神経痛・筋肉痛・関節痛・打ち身・くじき・慢性消化器病・五十肩・運動麻痺・疲労回復などの
一般適応症のほか
慢性皮膚病・慢性婦人病・切り傷・やけど・虚弱児童など
 
 
 
回遊式の広~いお風呂で、ゆ~~っくりと良質の温泉を楽しんだあとは、楽しみな夕食。
広々としたダイニング「旬の丸」で、料理長さんが仕入れから担当する、日本海の海の幸をふんだんに取り
入れた和会席料理を、ゆ~っくりといただいた。
この時期の山口県の味覚といえば、やっぱりフグ!!✧
フグ刺し・フグちりなど美味しいお料理で、その他にも全部バリバリといただける、オコゼの唐揚げなどの
魚料理が多く、大満足~\(^o^)/
地魚のお造りには、通常のものよりはるかに濃いめで甘めの「萩醤油」でいただいた(^-^*)
 
夕食後も、先程と同じ「紅葉の湯」で、ゆ~~っくりと多種類の温泉を、ほとんど貸切状態で思いっきり
満喫できた♨✧
 
 
 
翌朝、大浴場「湯の丸」は男女が入れ替わっており、「椿の湯」へ!!!✧
広々としたパウダールーム~内湯までは、もう一ヶ所と仕様が同じで、石造りの広~い内湯からは、風情ある
庭園の向こうに「城壁露天風呂」の城壁が見えて、いかにも萩らしい、ゆったりとした湯浴みが楽しめる♬✧
 
ここを出ると、時計回りに・・・
まずは、「座の間」へ・・・石造りの正方形の広いお風呂で、最も楽な姿勢で肩まで温泉に浸かる「座湯」ができる~~超楽だし、と~っても気持ち良いので「城壁露天風呂」と並んで大のお気に入り♡✧
→「寝の間」へ・・・ゴロリと寝転がってリラックスしながら、温泉を楽しめる石造りの「寝湯」。
→「気泡の間」へ・・・足元からポコポコと出る気泡が心地よい、石造りのバイブラバス。
→「城壁露天風呂」へ・・・広々とした岩露天風呂で、もう一ヶ所の「土塀露天風呂」とほとんど仕様が同じ。
   こちらも打たせ湯があるので、「座の間」と並んで大のお気に入り♡✧
→「からからの間」・・・ドライサウナ。
→「光の間」・・・水中ライトが水面をキラキラと写す、光が織りなす幻想的な気分を味わえる、石造りの
      円形のお風呂。
→「足休めの間」・・・「紅葉の湯」と同じ仕様。
→「源泉の壺」・・・こちらも上に同じ。
 
 朝から、素晴らしい回遊式の大浴場で、思いっきり良質の温泉をほとんど貸切状態で堪能できた\(^o^)/
 
               ❖ 以上の素晴らしい大浴場の詳細はHP↓↓をご参照ください ❖
                                  https://www.hagihonjin.co.jp/spa/
 
 
 
朝食は、前日と同じ「旬の丸」で、体にやさしい和食膳をいただいた・・・現在は、和食バイキングになって
いるとのこと・・・いずれにしても、県内の旬の地元食材や郷土料理・このお宿オリジナル料理を中心とした
美味しいお料理で、もちろん納豆なんか出て来なかった~(^^*)v
特に、カレイの一夜干しの焼き物・夏みかんジュースが美味しかった(*^u^*)
 
 
スタッフの方々も、皆とっても感じ良かった。
今回は回遊式のお風呂に夢中になり過ぎて、時間が無くなってしまい・・・このお宿の名物・自家用モノレール
行く「萩本陣展望台」には行けなかったので、ぜひぜひ機会があれば次回は必ず・・・と思っていたのだが・・・
と~っても残念なことに、現在は廃止となってしまっているとのこと(>_<)
その代わりに、SL型シャトルバスが展望台まで連れて行ってくれるので、ぜひまた訪れて、大大大好きな
2ヶ所の回遊式の大浴場を思う存分に満喫したあとにでも、利用させていただきたいと思った。
 
 
 
 
次回は、このあと大阪の実家~熱海温泉に行く前に立ち寄った、岡山県の後楽園に続きます。