温泉巡り旅の醍醐味

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京都市左京区「南禅寺」さんの方丈庭園

 
前回の続きです。
京都市中京区にあるホテルモントレ京都さんをチェックアウト後、目と鼻の先に位置する
六角堂さんを参拝し、御朱印をいただいたあと・・・
烏丸御池(からすまおいけ)駅から地下鉄東西線に乗車して、蹴上(けあげ)駅で下車しました。
そこからは、参道をブラブラと約10分ほど歩いて・・・京都市内の寺院の中でも5本の指に入るほど大好きで、
心の底から落ち着くことのできる、南禅寺さんまで向かいました。



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蹴上駅構内に貼られているイケメンゴリラ「モモタロウ」くん♡^^
初代 蹴上駅アニマル駅長さんだそうです(^ω^)
時間があったらいつか是非!! 彼に逢いに行ってみたいと思います♬✧
 
 
  
南禅寺さんの方丈には「大方丈」と、その背後に接続した「小方丈」があります。
「大方丈」は、内陣・御昼の間・鳴滝の間・麝香の間・鶴の間・西の間・柳の間・六畳・狭屋の間・広縁から
成る入母屋造、杮(こけら)葺です。
また「小方丈」は、虎の間、三室(九畳、六畳、二十畳)広縁があり、背面切妻造、前面は「大方丈」に接続、
杮葺となっており、昭和28年国宝に指定されました。
慶長16年(1611)御所の建物の下賜を受けて再建されたもので、寺伝では、この「大方丈」は天正年間(1573-
1592年)の内裏清涼殿を移建したものとされていますが、清涼殿ではなく女院御所の対面御殿を移築した
ものとの説もあります。(HPより)
 
 
 
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「大方丈」のうちのひとつ(廊下を隔てて方丈庭園に面している間)
 
 
 
南禅寺さんの方丈庭園は、小堀遠州氏が作られたと伝えられ、江戸時代初期の代表的な枯山水庭園です。
南部から西部にかけて5本の定規線を配した薄青色の筋塀(築地塀)をめぐらし、東西に細長い地形に作庭
されています。
石組は、この筋塀に添って配置されており、大きな石組を方丈側から見て左奥に配し、前方と右手には、
白砂の広い空間を残しています。
また、巨大な石を横に寝かして配置する手法は、須弥山・蓬莱山などの仏教的世界観などを表現した庭園から
脱した構成であり、俗に「虎の子渡し」の庭と呼ばれています。
昭和26年には、国の名勝に指定されました。(HPより)
 
 
 
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いつ訪れても心の底から癒されて美し過ぎる枯山水の方丈庭園✧
 
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しばしの間、縁側に座らせていただき趣き深い庭園を眺めていました(^ω^)
 
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寛いでいる縁側から来た方向の廊下を☆
 
 
 
小方丈庭園は、別名「如心庭」と呼ばれています。
昭和41年に、当時の管長柴山全慶老師が「心を表現せよ」と自ら熱心に指示指導されて
作庭されました。
その名のごとく「心」字形に庭石を配した枯山水の石庭で、解脱した心の如く、
落ち着いた雰囲気の禅庭園となっています。(HPより)

 
 
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こちらは「小方丈」の、こじんまりとして落ち着きのある枯山水庭園

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小方丈庭園「如心庭」から「六道庭」に向かいます~~♬✧
 
 
 
小方丈庭園「如心庭」が解脱した心の庭であるのに対し、この「六道庭」は六道輪廻の戒めの庭です。
六道輪廻とは、天上・人間・修羅・畜生・餓鬼・地獄の六つの世界を、我々は生まれ変わり続けるという
仏教の世界観のことです。
 一面の杉苔の中に配石された景石を眺めていると、煩悩に迷い、涅槃の境地に達することなく
六道を輪廻する
我々凡夫のはかなさを想わずにはいられません。(HPより)
 
・・・とはいえ、苔好きな自分は・・・と~っても風情ある苔庭の風景を思う存分堪能しながら、これまた趣き深い
回廊を、ゆ~~っくりと歩きながら写真を撮りつつ楽しんでいました✧^^
 
 
 
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真冬に訪れたので周囲の木々はスッカリ葉が落ちていましたが・・・
ビッシリと美しく生した苔は黄緑色~緑色に輝いていました(✧∀✧)
 
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趣き深い回廊を歩いて来て・・・振り返ったところを☆

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回廊から…石灯籠などがある趣き深い苔庭の向こう側に建つ離れを☆
 
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回廊から・・・大きな池や大きな岩が配されてる美しい庭園を☆
 
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超絶趣き深い回廊を方丈庭園方面に戻ろうとしたら・・・なんと!! さっきまで
混雑していたのに誰も居なくなっていたので撮影のチャンス大到来!!!☆♬
 
  
 
そしてこのあと、東海道新幹線で帰京する途中・・・往復乗車券を購入していたので、常連とさせていただいて
いる静岡県伊豆半島にある某寺院に、正月恒例の初詣に参りましたが・・・
新幹線の発車時刻まで、まだ少し時間があったので、地下鉄東西線・蹴上駅~四条駅まで戻って来て
鴨川を渡り、遅めの昼飯にしたあと・・・坂本龍馬さんゆかりの地である、酢屋さんに立ち寄りました。
 
 
 
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京都市民の憩いの場「鴨川」の対岸には夕陽が差していました✧
 
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鴨ちゃんたちも清流の水面を気持ち良さげに泳いでいました(^ω^)
 
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酢屋さんは享保6年(1721年)に創業した材木商で、10代目は千本銘木商会を営む
歴史ある老舗とのこと^^ 幕末、6代目・酢屋嘉兵衛氏は「高瀬川」の開墾の許可を
幕府より得た角倉家より材木独占輸送権を得て運送業も営んでいたとのこと!!
現在も1Fが酢屋さんで、魅力的な木工製品を多数取り扱っていらっしゃいます✧^^
2Fはその昔、海援隊京都本部が置かれ、龍馬さん自身も2階の表通りに面した部屋に
居住されていたそうで、現在は有料でその部屋の見学ができるようになっています!!
 
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風情ある大好きな「枝垂れ柳」が川畔に植わっている清流「高瀬川」✧
 
 
 
 
* 撮影日; 2019年1月5日 *

 


 
次回は、このあと訪れた温泉ホテルに続きます。