温泉巡り旅の醍醐味

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熊本・大分の湯巡り一人旅 ㉜ 牧の戸温泉「九重観光ホテル」さん

 
前回の続きです。
県道11号線「やまなみハイウェイ」に戻り、ほんの約1分で、この日8湯目・この旅程では5泊目の、
牧の戸温泉 九重(くじゅう)観光ホテルさんに到着しました。
 
阿蘇くじゅう国立公園の「くじゅう連山」の登山口「牧ノ戸峠」に最も近い、山間部の県道11号線沿いの
高原に佇む、老舗の高原リゾート温泉ホテルです。
今回、このホテルを即決したのは・・・牧の戸温泉に入湯出来る施設は、一軒宿の此処だけで当時~現在でも、
2ヶ所の大浴場のうち日帰り入浴が可能だった方が改修工事中のため・・・晴れて入湯出来る方法はただ
ひとつ!!
宿泊者専用「天涯の湯」に是非!!!♨✧・・・って意図があったからです。
工事期間~2018年6月末迄とのこと。
     いつかまた機会あらば・・・再訪して美味し過ぎる食事をいただき、新しいお風呂に入湯したいと思います✧
    
牧の戸温泉の歴史は、この辺りは古くから猿渡(猿戸)地獄と呼ばれた温泉の自噴地域だったのですが、
明治37(1904)年頃、中野弘戸氏によって「中野温泉」として開湯されてからは、鉱泥浴による治療効果により
その名が知られるようになり・・・
その後、昭和31(1956)年に現在の九重観光ホテルさんの創業者・松永貢氏が、衰退していた「中野温泉」の
権利を取得され、宿泊施設のある「山小屋 牧の戸」として再スタートさせたとのことです。
そして昭和33(1958)年に、当時の登山ブームの最大の功労者の、登山家で第三次マナスル登山隊長・槙有恒氏
(1894~1989)が、九重連山に訪れた際この山小屋と温泉を非常に気に入られ、此処の温泉を「牧の戸温泉」
命名し名付け親となられ、現在に至っているとのことです。  (HPより抜粋)
 
 
 
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外観 ちょうど数分前までは雪が降っていたので地面が真っ白になっています!!!❆
 
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左側は、とっても感じ良く優しくて頼もしい男性スタッフさんがいらっしゃるフロント(*^^*)
 
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フロント前から見た、と~っても広々としたロビー✧
 
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と~っても広々としたロビー✧
 

 
フロントにてチェックインしたのは18時を過ぎていたので、とっても感じ良くて親切な40代後半くらい?の
男性スタッフさんが宿泊部屋まで案内してくださる道中、夕食前にお風呂を勧めてくださいましたが・・・
「この日は此処で8湯目なので大丈夫です^^少しだけお部屋で休んでからレストランに行きます、美味しい
夕食楽しみです♬^^」って告げると・・・(ほとんど休まず写真を撮りまくっておりましたが・・・^^;;;)
1日に8回も温泉に入って体調などは大丈夫ですか・・・!!?? ・・・ってビックリされていました!!!
自分は、元々体育系でかなり頑丈なうえ、低血圧気味なので全然平気で出来ておりますが・・・
健康体でも体力に自信のない方・高血圧気味の方・お肌の弱い方・良い子の皆さん方など・・・いささか危険
なので、マネされない方が良いかと思われます・・・(- -;;;;)
温泉ソムリエ的には、そのような入浴法は決して良い事ではないと痛感しておりますが・・・
なんせ多忙な身ゆえ、滅多に出来ない長滞在中、短期間に集中して少しでも多くの湯巡りをするには、
仕方がないことと思いつつ行っている次第であります・・・(><;;)

「くじゅう連山」の雄大なパノラマ風景を、どのお部屋からも望めるとのことですが・・・「九重のシンボル」
である「三俣山」を望む和室や、落ち着いた雰囲気の洋室ツインルーム、和洋室を中心に、飯田(はんだ)
高原や「黒岩山」を望む和室もあります。 (和室 16室・洋室 5室・和洋室 3室 計24室)



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4階の宿泊部屋に向かう廊下
 
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お世話になった洋室ツインルーム✧^^
 
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天気が良い日には↑↑の窓からは「三俣山」の雄姿が眺められるそうですが・・・
翌朝の天候はなんと!!! 雪だったので見ることが出来ませんでした(;ω;)
でも、この日お隣のやまなみ荘さんから見れたのでラッキーでした(✧▽✧)♬
 
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掛け布団デュペは宿泊客ごとに取り替えているようで、と~っても清潔です(✧▽✧)
 
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逆サイドから☆
 
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とっても広々としたお部屋で1人では勿体無いほど(^^;;;
それでも・・・自己中極まりない自分は最高~に快適に寛げます~~(*≧▽≦*)
 
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広々としたユニットバスもありますが・・・素晴らしい温泉大浴場が
あるので、当然!! 浴槽は使用せずでした(^^;; 
 
 
 
ホテルの敷地内に建てられている、牧の戸温泉の蒸気を利用した「九重地熱発電所」は、このホテルの
自家用地熱発電所とのことです。
100%の電力を賄えるほど物凄いパワーで、気軽に見学もできます!!
地熱発電は、地球環境に優しいクリーンな再生可能エネルギー!!!✧^^
 
 
 
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廊下の窓から見える「九重地熱発電所」地球の息吹をひしひしと感じられます!!✧
 
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翌朝の「黒岩山」はスッカリ雪景色となっていて、めっちゃ美しい~~(✧▽✧)♬
 
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「黒岩山」の樹木には粉雪が付いて「霧氷」のようになってます(✧▽✧)!!!
   
    
 
次は、大本命の宿泊者専用「天涯の湯」です ♨✧
4階の宿泊部屋からは、まずはフロント前まで降りてから・・・
かなり長~~い廊下を歩いて行き、さらに階段を降りて向かいます♨♬
 
 

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「大浴場→」の表示に従って行きます♬^^ 
 
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「天涯の湯→」の表示に沿って行きます~♨♬^^
神秘的な暗くて長~い廊下の突き当たりの階段を下りると・・・ 
 
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とっても味のある石造りの壁・素敵な生け花があり癒されます(*^ω^*)
 
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大浴場「天涯の湯」入口♨✧
 
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                 とってもオシャレな木製の扉の向こうには清潔なパウダーコーナーがあります✧    
 
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脱衣室もオシャレな内装です✧
 
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洗い場にはシャワー&カラン、大好きな馬油ボディソープ・シャンプー・
コンディショナー・足裏の角質取りブラシが備わっています✧^^
 
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浴槽縁は檜の内湯♨ とってもレトロな変形楕円形タイルの浴槽が魅力的✧
 
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湧出口からは硫黄の香り漂う熱い源泉が滔々と注がれています♨^^
源泉温度がかなり高いため、熱いのが苦手な方用に加水用のホースがありますが
自分は熱くても濃度の濃い温泉を堪能したいので止めておきます(^^;;; 
 
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内湯から続く野趣溢れる岩露天風呂♨ こちらにも熱いのが苦手な方用に加水用の
ホースがありますが・・・熱くても濃度の濃い温泉を堪能したい派なので入れません・・・
 
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入口から向かって右側の湧出口♨   
敷地内から湧出する牧の戸温泉は硫黄の香りがします!!♨✧

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湧出口側から反対側を☆ 湧出口から遠い↑の方はぬる湯なのと
ちょうど薄っすらと思わぬ積雪があった!!! ・・・ので「雪見風呂」と
なっていて、思いっきり長湯してしまいました~~(*^^*)♨❆✧ 
 
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露天風呂からは・・・薄っすらと積もりつつある幻想的な雪景色を時間が許す限り堪能いたしました♨✧❆
 
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岩露天風呂の向かって左側には木製のテラスがあります^^
一面薄っすらと雪が積もっていて最高に綺麗でした~~~(✧▽✧)!!!
 
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テラス一面真っ白な雪が積もっていてと~っても感動(✧▽✧)!!!!!
思ってもみなかった形で「雪見風呂」を堪能出来ましたが・・・
 
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↑↑は朝7時頃で薄っすらと積もっていただけで素直に綺麗!!✧  ・・・って大感動でしたが・・・
 
   
 
チェックアウトの10時過ぎには1~2cmほど積もっていて、最初は感動しておりましたが・・・
よくよく思い起こすと、レンタカーは「ノーマルタイヤ」だった!!!!!
めちゃくちゃ焦って・・・とっても優しくて頼もしいフロント男性に「牧ノ戸峠経由は厳しいですかね??」
って尋ねると・・・「ノーマルタイヤではかなり厳しそうですね・・・ただ、今朝私は(反対側の)長者原の方から
来ましたが、殆ど雪はありませんでしたので、少々大回りになりますが・・・そちらのルートの方が断然安全
ですよ(*^^*)v ただ・・・当ホテル~山道(←県道11号線)を抜けて長者原に出るまでは、油断出来ないので、
ギアを「L」にしてゆ~~っくり走るとイイですよ^^」って、とっても頼もしい余裕の笑顔で教えて
くださいました<m(_ _*)m>!!✧^^
以前のスキー時、雪道はスタッドレスタイヤでの走行経験はありますが・・・ノーマルタイヤでは全然無かった
ので、本当に助かりました<m(_ _;;;)m>✧^^
(自分は以前、スタッドレスタイヤで雪道を走行していても、何かの拍子に・・・横方向に一回転スピンしたことがあります(- -;;;;;)
 
道中・・・反対側の長者原方向から来た、同じくノーマルタイヤと思われるカップルさんの車に遭遇しました
が・・・自分のレンタカーに2~3cmの積雪があったのを見て焦られたのか・・
急遽、Uターンして戻って行ったのは、実に勇気ある賢い選択でした・・・これより先のグネグネ道路で
スリップでもしたら大変です!!! 
九州といえども・・・標高の高い「くじゅう連山」の積雪の山道は侮れません。 
 
 
源泉名; 牧の戸温泉
泉質; 単純硫黄泉(低張性弱酸性高温泉)
泉温; 64.0℃ 
無色透明・微酸味・微硫化水素臭  加水・掛け流し!!(温度調整のため加水あり)
 
効能; 神経痛・筋肉痛・関節痛・慢性消化器病・五十肩・運動麻痺・打ち身・くじき・疲労回復などの
一般適応症のほか
慢性皮膚病・慢性婦人病・切り傷・やけど・動脈硬化症・高血圧症など
 
♠ 現在、日帰り入浴不可(※ 工事期間 ~2018年6月末迄とのこと)♠
 
【日帰り入浴】(2019年10月追記)
泉水館1階(牧の戸の湯)
営業時間; 12:00〜20:00   ※ 利用可能時間は入浴状況等により変わる場合があるとのこと
料金; 大人 500円
子供(4歳〜12歳); 400円
 
 
 
次はお食事です。 
地元の、飯田高原・久住産を中心とした、豊後牛・エノハ(ヤマメ)九重"夢"ポークなどの安心・安全な
食材を使用した「地産地消」こだわった、とっても美味しい料理を、夕食・朝食共に落ち着いた雰囲気の
オシャレなレストランで、ゆ~っくりといただきました。
この日は、この地方は朝から濃霧→雪の予報だったのでしょうか・・・??
(前泊地・長湯温泉近辺は晴れていたのですが・・・汗) 
元々、宿泊客は自分以外には数組しかなかったのと、時間帯もズレてた?ようで・・・朝夕共、超ラッキーな
ことに、始終貸切状態だったので、ますます落ち着いてゆ~っくりといただけました(*^▽^*)

 
 
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オシャレな雰囲気のレストラン✧ タータンチェックの膝掛けの粋なサービスも✧
 
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 小魚の前菜・豊後牛&九重"夢"ポーク+地元産野菜のしゃぶしゃぶ✧
 
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エノハ(ヤマメ)の唐揚げ・イカの昆布〆・汁椀✧ お出汁がきいていてめっちゃ美味しい(✧▽✧)♬
 
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左側の「エビ団子」もお出汁がきいているし、右側の馬刺し(珍しいタテガミ付!!✧)
トロけそうで悶絶もの!!・・・どちらも期待以上に、超絶と~っても美味しかった(✧▽✧)!!!
 
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シメの白飯(←美味し過ぎて2回おかわりしました^^;;)・汁物・香の物
 
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デザートのショコラケーキ(甘い物が苦手な自分でも美味しくいただけました✧^^)
 
 
 
次は朝食です。
夕食と同様、期待していた以上に・・・と~っても美味しいお料理でした(✧▽✧)♬

 
 
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↑↑の他に・・・美味し過ぎてガッついてしまい撮り忘れましたが・・・
超絶美味しい地元産の白飯もありました(^^;;;;;
意外だったことは・・・自分的な常識では「米どころ」というと新潟・東北・北陸でしたが・・・
 九州(←特に寒暖の差が激しい標高の高い土地産)のお米も全然負けておらず、
こんなに美味しいとは思ってもいなかったのでビックリしたと同時に、思わず大食いして
しまいました…(- -;;;) 特に、山間部の盆地の水田(←新潟・魚沼地方も)は朝夕の気温差が
大きいので、食感が強くて味わい深い、奥深い美味しいお米が出来るそうです✧^^  
 
 
 
大分県玖珠郡九重町大字田野 230 牧の戸温泉
TEL; 0973-79-2211

in; 15:00   out; 10:00
宿泊; 1泊2食付(スタンダード「黒岩会席」コース)12,000円~ 
交通; JR豊後中村駅~日田バス「九重登山口行き」約60分~終点下車~徒歩約10分
                (宿泊者はバス停より送迎あり・要予約)                                           
  
  
 

* 撮影日;2017年2月23~24日 *
 
 
 
 
次回は、このあと訪れた1湯目の日帰り温泉に続きます。
 
 
 
 
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