温泉巡り旅の醍醐味

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熊本・大分の湯巡り一人旅 ㊳ 川底温泉「螢川荘」さん

 
前回までは、紅葉の時期に相応しいうちに・・・昨年のうちに出しそびれた紅葉旅の記録を、やっと!!
終えましたので・・・今回からは、再び元に戻ります(^^;;;

熊本・大分両県に跨って位置する、麻生釣(あそづる)温泉・亀山の湯さんを出発して大分県再び戻り、
約3~4分ほど走って・・・この日6湯目の、川底温泉・川(けいせん)荘さんに到着しました。 
川底温泉は、大分県と熊本県境付近に位置する「菅原道真公ゆかりの温泉」とのことです。
此処の地名は「菅原」で、同じ由来があるとのことです。

川荘さんは、「町田川」沿いに佇んでおり、シーズンになるとホタル(蛍)を楽しめるようなので、
それにちなんだ名前が付けられたそうです。
以前は名旅館だったようですが・・・建物の老朽化や、経営者さんの問題などで、数多くの温泉ファンに
惜しまれる中、2014年に閉館されたとのことでした・・・ 
しかし、と~っても嬉しいことに!!!  2016年7月、温泉棟だけがリニューアルオープンして、清潔感
溢れる日帰り温泉施設となっています!!!♨✧
そして、さらに嬉しいことは・・・今まで混浴だった、歴史ある超絶趣き深い大浴場が、リニューアル同時に
木製の壁によって巧みに仕切られ、女性でも落ち着いてゆ~っくりと温泉を堪能できる男女別の浴場に
変わったことです!!!!!♨✧✧
それはそれは・・・今まで窮屈な思い・入りたくても入れない悔しい思いをしてきた女性の皆様方には、
とっても喜ばれているとのことです♨♬
(絶対に混浴に入りたくない多くの女性の方々のために、駐車場横に女性専用の浴室もあったほどなので・・・
かくいう自分も、そのうちの一人なので超大歓迎です♬✧^^)
そして、今までの女性用浴室は貸切の「家族風呂」に変わったとのこと♨
もし今後、大浴場の木製の仕切りを撤去するようなことがあったなら・・・是非!! 女性専用時間を設けて
いただきたいと思います。
(今まで数ヶ所の混浴→「女性専用時間」に入湯したところ、自分より若い方はもちろんのこと・・・
意外なことに、70~80代位の高齢者の方々も非常に多く、様々な方々とお話しすると皆さん口を揃えて
「混浴は苦手だから、あえてこの時間に来たんですよ~~!!!」って仰っていました!!!)
今後は、現在の老朽化した宿泊棟もリニューアルして、旅館の方も営業再開を予定されているそうです。



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駐車場は数ヶ所ありますが・・・「町田川」に架かる橋を渡った場所の方の駐車場から☆
左奥の方の建物が旧宿泊棟で、手前の新しい建物が温泉棟♨✧
 
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駐車場から温泉棟に向かう途中に☆ 
 
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こちらは年季の入った旧宿泊棟 現在は休業中です・・・
 
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「町田川」の清流の川底から温泉が湧き出ています!!♨✧
写真には写せませんでしたが・・・ごく微量の湯気が出てました!!!
国道387号線の白いガードレールの右側に架かる橋は螢川荘さんの駐車場の
私道で・・・熊本県側から走って来るとかなり急角度の左カーブでした(▽|||||)
 
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モダンな格子戸がオシャレな温泉棟入口✧^^
 
 
受付にはなんと!!  とっても感じ良い、若くて可愛らしい女性がいらっしゃって対応くださいましたが、
現在、この方とお母様とで経営されているというからビックリでした!!!
清潔感溢れる綺麗な館内の至る所には、女性ならではの素敵な配慮がされています✧^^
 
 
 
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ウォーターサーバーもあって嬉しい限り(*^^*)♬
 
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左側の、まだ新しい綺麗な靴箱に靴を入れてから浴場まで向かいます♬^^
 
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女湯の入口を入った所に「幸福の木」もあって癒されます(*^ω^*) 
 
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 脱衣室には・・・オシャレな洗面台・「ビオレ除菌泡ハンドソープ」もあり嬉しい限り(*≧▽≦*)✧
 
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ロッカーも脱衣カゴも丸イスも新しくて綺麗でオシャレ✧^^
 
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洗面台にはお花も飾られていて、お手洗いも清潔感満載です✧
 
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浴室に入ると・・・まず約2畳ほどのスペースに↑の洗い場があり、
まだ新しくて綺麗なイス&桶と、ボディソープ・シャンプー・
コンディショナーはPORA製で超イイ香り!!!(✧▽✧)♬
オーナーさんの女性らしい配慮が至る所に見られます✧^^
 
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以前は無かった木製の仕切りによって男女別になりました(✧▽✧)
自分を含め・・・混浴が苦手な女性の方々にはめっちゃ朗報です!!!
 
 
 
上写真の、昔のままの「川底温泉」案内板によると・・・川底温泉の開湯は、なんと約1100年以上前の
平安時代・901年(延喜元年)に、大宰府に左遷された菅原道真公が刺客から逃れるために、この地
「白雲山 浄明寺」に身を隠していた時に発見したと言われている、歴史ある温泉とのことです。
のちに安政3(1856)年、この村の庄屋である菅原元徳氏が世のため人のため、この温泉開発を思い立ち、
ゴロゴロと石が敷かれた浴槽の底から温泉が湧き出る、3段階に分かれた石造りの湯船を造り、湯小屋を
建てて温泉宿として、湯客の便を図るようになってから「川底温泉」として広く世に知られるようになった
ということです。
 
 
 
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↑↑は昔のままの「温泉分析表」
脱衣室に貼られていた現在の分析表とは若干数値が異なっています・・・
 
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仕切りはあっても天井が高いので・・・それほど狭苦しい感じは
しないと個人的には思うのですが・・・以前の大浴場をご存知の
    方々には物足りないかもしれません(自分は知らないので^^;;)   
 
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オシャレな洗い場から入ると目の前に現れるのが↑の浴槽♨✧
仕切りされる前は、湯小屋全体の中に三段階の3つの浴槽があり、上段には
打たせ湯があって(現在は全て男湯)中段が↑(全て女湯)下段は最もぬる湯に
なっていて、真ん中から真っ二つに仕切られています♨ 
 
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以前は「中段」だったこともあり・・・浴槽の底から新鮮な温泉が
湧き出てはいるのですが・・・上段から小さな穴を通って
流れてくる温泉のため?さほど熱くはなく適温です♨^^
 
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浴槽の底には大小様々な石がゴロゴロと敷き詰められていて・・・
足つぼマッサージが出来て踏み心地が良い感じ(*^^*)♬
 
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日の夕方に行ったことが吉と出たのか・・・↑↑の素晴らしい温泉を始終貸切状態で
サラリとした「美肌の湯」を独り占め出来たので、
思う存分堪能し過ぎて・・・予定より長湯してしまいました(^^;;;

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 サラサラと静かに温泉がオーバーフローしています♨(元中段の浴槽)
 
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↑↑写真右側の中段から左側の下段に温泉が流れ込んで行きます~~♨
 
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こちらは真っ二つに2分割された「下段」の浴槽
中段から温泉が流れ込んでいる水紋(湯紋?)が見えます♨✧^^
(↑↑写真下部が上流部分で上部が下流)下流部からも静かに
贅沢にオーバーフローして行きます~~♨✧
 
 
 
源泉名; 川底温泉
泉質; 単純温泉  (低張性弱アルカリ性高温泉) pH; 7.6
無色透明・無味・無臭 100%源泉掛け流し!!
泉温; 81.7℃  湧出量; 180リットル / 分
メタけい酸含有量; 66.6mg / kg  ⇒「美肌の湯」✧
 
効能; 神経痛・筋肉痛・関節痛・慢性消化器病・打ち身・くじき・運動麻痺・五十肩・病後回復などの
一般適応症
 
大分県玖珠郡九重町大字菅原 1453
TEL; 0973-78-8235
 
営業時間; 10:00~18:00 
    ❖ 現在は日帰り入浴のみ
定休日; 不定休(要確認)
料金; 大人・500円
         小人・300円
交通; JR豊後森駅~大分交通バス「菅原・麻生釣」行き約30分~「川底温泉」下車すぐ
                 ※1日3~4本のみ
 



* 撮影日; 2017年2月24日 *

 


次回は、この日7湯目の宿泊した温泉宿に続きます。