前回の続きです。
国東(くにさき)半島の、ほぼ中央部に自噴する良質な赤根温泉を思う存分堪能したあと、再び県道31号線～
山間部に戻り、今度は宇佐方面に向けて県道548号線の緩～い坂を下って行き、やがてＴ字路に突き当たると
右折して、県道29号線に入りました。
そのあと県道23号線～215号線に左折して入り、長閑な田園地帯を走行して行くと･･･
左側に白っぽい大きな建物が見えてくるので、それを目安にして走ると･･･その手前あたりの水田の中に、
ひっそりと佇む小さな平屋建ての建物が見えてきました。
それを目指して、車1台がやっと通れるような小道を一気に走って行くと、この日２湯目の金屋温泉さんに
到着です。
「日本一のおんせん県おおいた」で、有名でメジャーな温泉地はダントツ別府温泉ですが、それに隠れる
がごとく･･･国東半島や宇佐市内にも、意外と穴場的存在の100％源泉掛け流し温泉施設が点在していることを
実感できる日帰り温泉施設です。
外観
玄関から入って左側の受付の、と～っても親切で感じ良い40～50代位の女性に
入湯料をお支払いしてから浴室へ向かいます～～♨＾＾
この受付スタッフさんには、帰り際に額縁入りの温泉分析表をお持ち
いただき、写真を撮らせていただきました＜m(_ _*)m＞✧
受付を過ぎると･･･小上がりの休憩スペースがあり、右側に男女別浴室があります♨
まだ新しい感じの清潔感溢れる脱衣室✧
いかにもジモ泉らしい地元の方の「お風呂セット」も見られます＾＾
宇佐市の中心部から約２kmほど離れた、同市内・金屋地区の長閑な田園地帯の真ん中に、2005年５月に
オープンした日帰り温泉施設の金屋温泉さんは、地下約600ｍから汲み上げた良質な温泉を、100％掛け流し
状態で堪能できる、地元の方々に大人気の温泉施設なので、常に混み合っているとのことで･･･
自分が訪れた時も、内湯のみの浴室は約７名位の地元の先客さんがいらしたので、写真撮影は無理でした･･･
（なのでHPより内湯の素敵なお写真をお借りいたしました）
浴室内は、まるでジモ専のような雰囲気満載で･･･最初は、最も空いていた源泉から最も遠い「ぬるめの
浴槽」で寛いでおりましたが、次に行くのに時間が押してきたので･･･
源泉の味＆香りチェックをしようとして、源泉付近を占領していた地元の方々に、まずはご挨拶～簡単に源泉
チェックの理由を述べて、浴槽の外側からお邪魔すると･･･
皆さん、めっちゃ親切で「どうぞ中に入ってゆっくりして行ってな～＾＾」って、わざわざ自分が入れる
スペースをサッと空けてくださってお誘いいただいたのですが、何せ時間が無く･･･泣く泣く丁重にお断りし
そそくさとチェックだけ終えてから出ました･･･（；ω；）
浴室内には大きな浴槽が１つのみ（内湯のみ）で２つに仕切られており
源泉に近い方には40.6℃の温泉がザバザバと注がれています♨✧
仕切りの向こう側の方は「ぬるめの湯」を楽しめますが、源泉から
遠いためでしょうか、温泉成分が薄めに感じられました･･･
湧出口から浴槽内に良質な源泉が贅沢にザバザバ注がれています♨✧
この (ひとつ上のも) お写真はHPよりお借りしたものですが･･･撮影当時は
笹濁り色のようですが、温泉は時間や日によって変化するので･･･自分が
入湯した日は「茶色がかった黄濁色」で、甘めの炭酸味＆鉄味・鉄臭でした♨✧
石造りの、右側「ぬるめの浴槽」の縁からは贅沢にオーバーフローしています！！✧
源泉名; 金屋温泉
泉質; ナトリウム・マグネシウム-炭酸水素塩温泉 （低張性中性温泉） pH; 6.9
泉温; 40.6℃ 湧出量; 124リットル/分（動力・掘削 500ｍ）
黄茶濁色・甘い炭酸味＆微鉄味・微鉄臭 100％源泉掛け流し!!!
メタけい酸含有量; 167.2mg/kg ⇒「美肌の湯」✧
メタほう酸含有量; 26.7mg/kg ⇗
（遊離炭酸含有量はわずか61.6mg/kg）
成分総計; 3.333g/kg
効能; 神経痛・筋肉痛・関節痛・慢性消化器病・打ち身・くじき・運動麻痺・五十肩・疲労回復などの
一般適応症のほか
慢性皮膚病・慢性婦人病・切り傷・やけどなど
❖ 飲泉OK♨･･･効能; 慢性消化器病・糖尿病・痛風・肝臓病など
大分県宇佐市大字金屋 1781-3
TEL; 0978-38-6222
営業時間; 11:00～22:00
休館日; 水曜日
料金; 大人・330円
小人・150円
幼児・70円
交通; JR豊前長洲駅～徒歩約22分
* 撮影日; 2018年11月27日 *
次回は、この日３湯目の日帰り温泉に続きます。
